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天皇賞(春)2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年4月28日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

読売マイラーズカップは1番人気ソウルラッシュが直線で外から堂々と抜け出し完勝。2着のセリフォスは中団から脚を伸ばすも3着のニホンピロキーフを交わすのが一杯でした。

馬場は稍重でしたが、結果力通りに決まった印象です。とはいえ、ソウルラッシュとセリフォスは勝負付けはまだ済んでなさそうです。レース後川田騎手がセリフォスに対して「今のこの状態で、ここまでよく走ってくれました」と言っているようにこれが完全なる力負けでないことは確実でしょう。本番の安田記念でもこの2頭は有力候補に間違い無いでしょう。

馬券はというと有力馬2頭の選択ミスしましたが、単勝は買ってないので、結果複勝、馬連、3連複

的中ということで、先週は単勝のみとはいえ当たりということで2週連続的中となります。

今週は天皇賞(春)ということで、G1レースが戻ってきます。勢いそのままにきっちり3週連続的中と行きたいところです。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

天皇賞(春)とは?開催概要とコースについて紹介

天皇賞(春)は天皇賞として数える(春・秋含める)と169回を迎えます。

8大競走の1つでもあり伝統的なレースでもあります。スピード競馬の時代とは言ってもこの天皇賞春は数々の名馬がこのレースを勝っています。

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※以下、天皇賞(春)の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系4歳以上 1着 22,000万円
JRA所属馬 2着 8,800万円
地方競馬所属(優先出走権を得た馬) 3着 5,500万円
外国調教馬(優先出走) 4着 3,300万円

勝ち馬の賞金22,000万円。日本で3番目タイに優勝賞金が大きいレースとなります。

天皇賞(春)のコース特徴

天皇賞(春)は、京都競馬場の芝コース、右回り3,200m(外回り)で行われます。

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出典:JRA 京都競馬場コース紹介

天皇賞春のスタート地点は向正面半ば、芝1200mのスタート地点とほぼ同じ位置からのスタートとなります。

京都競馬場の名物といえば、3コーナーの上り坂です。外回りコースの場合、コースの高低差は4.3メートにもなり、向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。
勾配があるのは3、4コーナーのみでそのほかはほぼ平坦。
「ゆっくり上り、ゆっくり下る」のがセオリーだと言われたコースですが、近年は下り坂で勢いをつけて直線に向かうレースが主流となりつつあります。
坂の頂上付近にあたる残り800メートルから4コーナーに向けて下る時に、ペースが上がるレースが多いです。

天皇賞春に至ってはこの坂を2度超えるタフさが要求されることと、1周目の下り坂で勢いがつき、そのままスタンド前を通過し観客の完成を浴びる為、上手く折り合いが付けられるかが鍵となります。
また4コーナーはカーブがキツイので後方の馬がポジションを上げる際に外に大きく振られないようにカーブを上手く回る器用さも必要となってきます。

最後の直線は403.7メートルもあるので、先行馬も下り坂からの勢いで粘れますが、差し馬も十分届く直線の長さとなります。
まぎれも少なく、馬の力がそのまま発揮されやすいコース形態となっています。

 天皇賞(春)2024の出走登録馬

ここからは2024年4月23日現在、天皇賞春への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
ウインエアフォルク 追込み ゴールドシップ
サクセスストレイン
牡7歳
ゴールドプリンセス 差し ゴールドアクター
ゴールドエルフ
牝4歳
サリエラ 差し ディープインパクト
サロミナ
牝5歳
サヴォーナ 差し キズナ
テイケイラピッド
牡4歳
シュヴァリエローズ 先行 ディープインパクト
ヴィアンローズ
牡6歳
シルヴァーソニック 差し オルフェーヴル
エアトゥーレ
牡8歳
スカーフェイス 追込み ハーツクライ
スプリングサンダー
牡8歳
スマートファントム 差し ハービンジャー
スマートアイリス
牡4歳
タスティエーラ 先行 サトノクラウン
パルティトゥーラ
牡4歳
チャックネイト 先行 ハーツクライ
ゴジップガール
せん6歳
テーオーロイヤル 先行 リオンディーズ
メイショウオウヒ
牡6歳
ディープボンド 先行 キズナ
ゼフィランサス
牡7歳
ドゥレッツァ 逃げ ドゥラメンテ
モアザンセイクリッド
牡4歳
ハピ 差し キズナ
クイーンパイレーツ
牡5歳
ヒンドゥタイムズ 差し ハービンジャー
マハーバーラタ
せん8歳
ブローザホーン 差し エピファネイア
オートクレール
牡5歳
プリュムドール 差し ゴールドシップ
シュヴァリエ
牝6歳
マテンロウレオ 先行 ハーツクライ
サラトガヴィーナス
牡5歳
メイショウブレゲ 追込み ゴールドシップ
メイショウスイヅキ
牡5歳
メロディーレーン 差し オルフェーヴル
メーヴェ
牝8歳
ワープスピード 差し ドレフォン
ディープラヴ
牡5歳

ドゥレッツァ

前走は金鯱賞を単勝1倍台で1番人気でしたが、プログノーシスに0.8秒差をつけられ2着。

現4歳世代は弱いと言われていますが、前走の負けはプログノーシスという2000m前後では一級馬に対して相手の得意距離で負けただけであって、この馬にあう距離適性で走ればパフォーマンスは全然違うと思っています。なんだかんだ言っても前走も2着ですからね。

デビュー以来7戦3着以内かつ、G1を勝利しているというのは並のポテンシャルではできない芸当だと思います。

今回は菊花賞を勝った京都競馬場かつ、菊花賞の距離+200mということで適距離なのは間違い無いでしょう。

前走の敗戦で多少人気は落とすでしょうが、まだまだ見限るには早いでしょう。また主戦のルメール騎手が負傷中のため、今回は戸崎圭太騎手が鞍上ですが、戸崎騎手は先週のジャスティンミラノで皐月賞を制しており、絶好調。

今週も勢いは続いているでしょうし、勝ち負けに期です。

ディープボンド

前走は阪神大賞典7着。去年は5番人気2着。

近3走はジャパンカップ10着、有馬記念15着、阪神大賞典7着で、いずれも勝ち馬から1秒以上離されてのゴール。

ジャパンカップ、有馬記念の配線については合点がいくものの、阪神大賞典は少し負けすぎかなと思います。

ただいつもいつも長距離で結果を出して、たまにはポカする時もあるでしょうし、前走の敗戦についてはそこまで重く受け止める必要はないかなと思います。

そもそも脚質的に京都の下り坂からの加速をつける戦法は向いていると思いますし、今回人気がないのであれば積極的に狙っていきたい1頭です。

サリエラ

前走はダイヤモンドステークス2着。全姉のサラキアはエリザベス女王杯、有馬記念2着と続いて引退となりました。

父がハーツクライに変わるとサリオスということでG1を2着が多い一族ではあります。

芝2500m以上のレースは2走しかしていないものの、どちらも馬券圏内。ダイヤモンドステークス2着が示すようにスタミナはあります。

ディープインパクト産駒だけに東京競馬場よりは京都競馬場の方が得意ではあるでしょうし、今回の鞍上はなんと盾男と呼ばれるレジェンド武豊騎手。

間違いなく長距離は騎手の腕が重要なので、これ以上ない騎手だと思います。

牝馬が天皇賞春を制したのは過去1頭しかいませんが、歴史的な牝馬による天皇賞春制覇を見れるか注目です。

天皇賞(春)の過去の優勝馬一覧

次の表は天皇賞(春)の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第167回 ジャスティンパレス 1 先行 ディープインパクト
パレスルーマー
第165回 タイトルホルダー 8 逃げ ドゥラメンテ
メーヴェ
第163回 ワールドプレミア 1 差し ディープインパクト
マンデラ
第161回 フィエールマン 8 差し ディープインパクト
リュヌドール
第159回 フィエールマン 7 差し ディープインパクト
リュヌドール
第157回 レインボーライン 6 差し ステイゴールド
レーゲンボーゲン
第155回 キタサンブラック 2 逃げ ブラックタイド
シュガーハート
第153回 キタサンブラック 1 逃げ ブラックタイド
シュガーハート
第151回 ゴールドシップ 1 差し ステイゴールド
ポイントフラッグ
第149回 フェノーメノ 4 差し ステイゴールド
ディラローシェ

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは1度もありません。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは5回あります。と少なめ。2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で4度と比較的G1としては多めです。長距離適性をしっかりと見極めるのが重要ということでしょうか。

あと特殊な距離なのでリピーターも多く出現します。レースの特徴としては人気馬は馬券に絡む。人気薄の馬も距離適性を重視すれば拾えるというところでしょうか。

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気を中心としますが、人気にとらわれず、馬の長距離適性を見抜いて組み合わせていく形で馬券を買うのが良さそうです。

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それでは、今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

天皇賞春
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
7回
  • 重賞コラム用ディープインパクト産駒ディープインパクト
7回
  • 重賞コラム用ハーツクライ産駒ハーツクライ

過去10年の血統を見てみると一番馬券に絡んでいる種牡馬はディープインパクトとハーツクライで7回。

と同数でした。今回出走予定のディープインパクト産駒はサリエラ、シュヴァリエローズ

ハーツクライ産駒はマスカーフェイス、チェックネイト、マテンロウレオ

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脚質的側面

京都競馬場で行われた2023年、2020年〜2012年の過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 15.4% 15.4% 15.4%
先行 11.8% 32.4% 44.1%
差し 3.9% 7.8% 15.6%
追込 0.0% 0.0% 0.0%

一番複勝率が良いのは先行馬で複勝率44.1%。

追込み馬は複勝率0%となっていて過去10年で勝ち馬どころか3着以内馬はいません。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は2頭、先行馬は15頭、差し馬は12頭、追込馬は0頭となっています。

枠順的側面

京都競馬場で行われた2023年、2020年〜2012年の過去10の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 22.2% 27.8% 33.3%
2枠 5.6% 11.1% 11.1%
3枠 5.3% 10.5% 15.8%
4枠 5.0% 15.0% 30.0%
5枠 0.0% 5.0% 5.0%
6枠 5.0% 15.0% 25.0%
7枠 4.2% 8.3% 12.5%
8枠 3.6% 7.1% 14.3%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが1枠で33.3%。次が4枠で30.0%となります。

スタートしてコーナーまではある程度距離はあるもののやはり長距離戦は内を通れた方が距離ロスが少なく済むので外枠は内枠どちらが有利かとなると内枠が有利でしょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 30.0% 40.0% 40.0%
2番人気 50.0% 50.0% 70.0%
3番人気 0.0% 30.0% 40.0%
4番人気 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0.0% 10.0% 30.0%
7番人気 0.0% 10.0% 10.0%
8番人気 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 0.0% 10.0%
11番人気 0.0% 0.0% 10.0%
12番人気 0.0% 0.0% 10.0%
13番人気 0.0% 10.0% 10.0%
14番人気 11.1% 11.1% 11.1%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は40%と1番人気としては信頼性がかなり低いです。

逆に2番人気が複勝率が70%、4番人気が複勝率40%と人気の割には信頼性が高い状況です。人気だけで見るならば2番人気から馬券を組み立てても良いと思います。特徴的なのは1番人気は連対か着外かという成績で、3番人気も絡むなら2、3着という傾向があります。

人気薄の馬もそれなりに馬券に絡んでおり、10番人気以下で馬券に絡んでいるのは10年で5頭。

1〜4番人気の馬が過去10年で19頭馬券に絡んでいるところを見ると、3連系の馬券では1〜4番人気から2頭、5番人気以下をヒモとして拾う形が良さそうです。

騎手的側面

ここからは、2012~2020年、2023年の合計過去10年の京都芝3,200m(外)の騎手成績を紹介します。

京都 3,200m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
0.0%/11.1%
  • tanpuku_wadaryuji和田竜二
25.0%/37.5%
  • tanpuku_takeyutaka武豊

42.9%/42.9%

  • rume-ruC.ルメール

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとC.ルメール騎手が3勝でトップ。次が武豊騎手の2勝。

この中で今回騎乗予定の騎手は、和田竜二騎手(プリュムドール)、武豊騎手(サリエラ)となります。

天皇賞春2024出走馬確定(4月27日更新)

2024年4月28日に行われる天皇賞春の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 サリエラ 武豊 63%
2 ヒンドゥタイムズ 団野大成 38%
3 プリュムドール 和田竜二 33%
4 ワープスピード 三浦皇成 33%
5 ブローザホーン 菅原明良 42%
6 ディープボンド 幸英明 37%
7 タスティエーラ J.モレイラ  63%
8 ゴールドプリンセス 田口貫太 44%
9 シルヴァーソニック M.デムーロ 39%
10 サヴォーナ 池添謙一 54%
11 マテンロウレオ 横山典弘 28%
12 ドゥレッツァ 戸崎圭太 86%
13 スカーフェイス 松若風馬 24%
14 テーオーロイヤル 菱田裕二 47%
15 メイショウブレゲ 酒井学 31%
16 チャックネイト 鮫島克駿 40%
17 スマートファントム 岩田望来 38%
18 ハピ 浜中俊 43%

18頭立ての予定でしたが、ヒンドゥタイムズが左前肢跛行のため出走取消となり17頭立てとなりました。単勝オッズを見るとドゥレッツァとテーオーロイヤルが少し抜けた人気となっていますが、結構オッズは割れています。京都競馬場の天気は土曜日、日曜日と雨は降らなさそうで、綺麗な良馬場で行われそうです。

天皇賞春2024の展望

ここからは、私なりの天皇賞春のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

⑥ディープボンド

⑦タスティエーラ

⑨シルヴァーソニック

⑩サヴォーナ

⑪マテンロウレオ

⑫ドゥレッツァ

⑭テーオーロイヤル

⑰スマートファントム

①サリエラ

④ワープスピード

⑤ブローザホーン

⑧ゴールドプリンセス

⑮メイショウブレゲ

⑯チャックネイト

⑱ハピ

③プリュムドール

⑬スカーフェイス

逃げるのは、前走日経賞で逃げて勝ち馬と0.2秒差だったマテンロウレオが逃げる形になるかと思います。ただ、グイグイ前に行きたいという馬はいないので、スローペースになりそうです。ただスタミナを活かして長くいい脚が持ち味の馬が比較的多いので、2周目の3コーナー手前から一気にペースがアップしそうです。馬場も良く内ラチ沿いをロスなく走った馬に有利な展開になるでしょうし、ペースアップするにはどうしても外からまくっていかないといけないので、内でじっとして直線で抜け出す馬と3コーナーから外を回ってまくって粘り込みをはかる馬の攻防となりそうです。長距離はやはりいかにロスなく競馬できるかが鍵ですので、騎手の手腕が大きく左右しそうです。また、内有利ということで直線一気で外からというのはこのレースにおいてはかなり厳しいと言えるでしょう。

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

サリエラ
注目馬画像

注目ポイント

前走はダイヤモンドステークス2着。
牝馬による天皇賞春制覇が達成されると71年ぶりという大偉業のようですが、サリエラは芝2500m以上のレースを2走しどちらも馬券圏内。ダイヤモンドステークス2着が示すようにスタミナはあります。全姉のサラキアもエリザベス女王杯、有馬記念2着と比較的長い距離で好成績を残しています。
ディープインパクト産駒だけに京都競馬場は得意でしょうし、今回の鞍上はなんと盾男と呼ばれるレジェンド武豊騎手。
しかもなんと1枠1番を引いてロスのない競馬ができそうです。
天皇賞春はコーナーを6回も回るので1枠1番でロスない競馬をできるのはかなり有利に働くと思います。
牝馬による天皇賞春制覇という歴史的な瞬間を見れるか注目です。

ドゥレッツァ
注目馬画像

注目ポイント

前走は金鯱賞を単勝1倍台で1番人気でしたがプログノーシスに0.8秒差をつけられ2着。
この結果で
現4歳世代は弱いと決定づけられてしまった印象がありますが、相手はプログノーシスという2000m前後では一級馬に対して相手の得意距離で負けただけであって、この馬にあう距離適性で走ればパフォーマンスは全然違うと思っています。なんだかんだ言っても前走も2着ですからね。

デビュー以来7戦3着以内かつ、G1を勝利しているというのは並のポテンシャルではできない芸当だと思います。

今回は菊花賞を勝った京都競馬場かつ、長距離ということで適距離なのは間違い無いでしょう。

また菊花賞のラスト1000mがめちゃくちゃ速くスタミナと持続力のあるスピードは間違い無いでしょう。
前走の敗戦でまだまだ見限るには早く、今回はルメール騎手が負傷中のため、戸崎圭太騎手が鞍上ですが戸崎騎手はジャスティンミラノで皐月賞を制しており、絶好調ですし、このチャンスを活かして勝ち負けに期待です。

テーオーロイヤル
注目馬画像

注目ポイント

前走は阪神大賞典を2着に0.8秒差をつけて1着。
ステイヤーズステークス2着、ダイヤモンドステークス1着、阪神大賞典1着と長距離重賞を走り続けてどのレースも上がり最速です。ダイヤモンドステークスに至っては58.5キロを背負って、上がり最速ですから、いかにスタミナお化けかがわかるでしょう。
昨年はほぼ休みで昨年末から復帰し、順調にきているので、年齢的にもG1
を取れるチャンスは限られてきます。
陣営もおそらく天皇賞春がベストだと思っていると思いますし、馬券を買う上でこの馬は外せないと思います。

◎12 ドゥレッツァ
〇14 テーオーロイヤル
▲01 サリエラ
△07 タスティエーラ

予想日 レース名 グレード
4月28日(日) 天皇賞春 G1
買い方  
組み合わせ  
単勝/馬連/3連複/3連単

1着

  • 12

2着

  • 14
  • 1
  • 7

3着

  • 14
  • 1
  • 7
  • 5
  • 6

 

天皇賞(春)2024攻略まとめ

ここまで、2024年4月28日に行われる天皇賞(春)(G1)に関する概要と過去のデータ、注目馬を紹介してきました。

今年の出走馬でG1馬はタスティエーラとドゥレッツァの2頭という共に弱いと言われている4歳世代ですが、人気はこの2頭が集めそうです。他の世代は大将角はテーオーロイヤルになるでしょうが、比較的相手は手薄な印象。ここでクラシック馬の画を見せつけられるか注目です。特にドゥレッツァは菊花賞のようなパフォーマンスを見せることができるのか。

昨年は競走中止馬が2頭が出て、レース後に故障馬も出した天皇賞春ですが、今年は全馬無事にまずは走りきって欲しいですね。最近落馬事故も多く、競馬界全体的に暗くなっているように感じますが、無事に競馬できていることが普通ではないんだと改めて思いました。命懸けで人も馬も競馬を盛り上げてもらっていることに感謝しつつ競馬を予想、見ていきたいと思います。詳しい情報と天皇賞(春)の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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