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皐月賞2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年4月14日に中山競馬場で行われる皐月賞(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

桜花賞は2番人気ステレンボッシュが1番人気のアスコリピチェーノの追撃を振り切り、阪神ジュベナイルフィリーズのリベンジを果たしました。

レースを見ていて、どちらかというと内にいたはずステレンボッシュですが、4コーナー手前でスッと外に出す競馬でここは本当にモレイラ騎手上手いと思いました。

その際に外に押し出したのはアスコリピチェーノで、ステレンボッシュの方がワンテンポ追い出しが早く、そのまま押し切り。

阪神ジュベナイルフィリーズとは逆の展開になりまし、やはりこの2頭は同世代では強いなという印象。

次走の注目馬としてスウィープフィート。うまく外に出せませんでしたが最後の末脚はかなりのものでした。スムーズに運べていたら間違いなくライトバックは差せていたでしょう。距離のびてどうかという問題もありますが、オークスで注目です。

馬券はというと軸だったクイーンズウォークが8着と全然だめ。雄大な馬体ですが、今回は内で競馬が窮屈そうで、馬が少しやる気を無くした感じではありました。これが実力じゃないのは確かだと思います。オークスは経験済みの東京コースですし、期待できると思っています。

今週は牡馬のクラシック1冠目の皐月賞。馬券の悪い流れが断ち切れませんが、ここで完全に断ち切って連勝街道を突き進みたいところ。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

皐月賞とは?開催概要とコースについて紹介

皐月賞は今年で84回を迎えます。

牡馬クラシック3冠の第1戦目となります。前年の2歳G1であるホープフルステークスと同じコースで行われます。競馬の格言では皐月賞は「最も速い馬が勝つ」と言われています。基本的には前走が重賞で連対馬が強いレースとなります。

nakayama3_tanpuku

※以下、皐月賞の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳牝馬  1着 20,000万円
JRA所属馬(外国産馬含む)  2着   8,000万円

地方競馬所属馬
(トライアルでの優先出走権獲得、JRA2歳G1、3歳重賞勝利の何れか)

3着   5,000万円
外国調教馬  4着   3,000万円

勝ち馬の賞金は2億円。3歳G1の中で日本ダービーに次ぐ賞金で菊花賞と同額の賞金となります。

皐月賞のコース特徴

皐月賞は、中山競馬場の芝コース、右回り2,000m(内)で行われます。

tanpuku_阪神競馬場

出典:JRA 中山競馬場コース紹介

中山競馬場の内回りコースを使い、4コーナーを回った直線の入り口付近からスタート。スタートして約200mで1回目の急坂越えがあります。スタートしてから1コーナーまでの距離が長いので外枠でも逃げたい馬は先手を取ることは容易ではあります。

ゴールを過ぎてから2コーナー手前まで再び上り坂、あとは最後の直線の急坂までは基本下っていくコースとなります

そしてゴール前残り180メートルから残り70メートル地点にかけて設けられている上り坂の高低差は2.2メートル!最大勾配は2.24%となっており、JRA全10競馬場の中で場最大。JRAの競馬場で一番キツイ坂となります。

平坦な2000mと比べるととてつもなくタフなコースとなっており、平坦コースで実績を上げて、中山や阪神競馬場で平坦コースよりパフォーマンスを落としている馬はそのまま割引となります。

皐月賞2024の出走登録馬

ここからは2024年4月9日現在、皐月賞への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
アレグロブリランテ 差し ディープブリランテ
センティナリー
牡3歳
アーバンシック 先行 スワーヴリチャード
エッジースタイル
牡3歳
ウォーターリヒト 逃げ ドレフォン
ウォーターピオニー
牡3歳
エコロヴァルツ 先行 ブラックタイド
プティプランセス
牡3歳
コスモキュランダ 先行 アルアイン
サザンスピード
牡3歳
サンライズアース 先行 レイデオロ
シャンドランジュ
牡3歳
サンライズジパング 差し キズナ
サイマー
牡3歳
シュバルツクーゲル 差し キズナ
ソベラニア
牡3歳
シリウスコルト 逃げ マクフィ
オールドフレイム
牡3歳
シンエンペラー 先行 Siyouni
Starlet’s Sister
牡3歳
ジャスティンミラノ 先行 キズナ
マーゴットディド
牡3歳
ジャンタルマンタル 逃げ Palace Malice
インディアマントゥアナ
牡3歳
ジューンテイク 先行 キズナ
アドマイヤサブリナ
牡3歳
ダノンデサイル 追込み エピファネイア
トップデサイル
牡3歳
ビザンチンドリーム 差し エピファネイア
ジャポニカーラ
牡3歳
ホウオウプロサンゲ 先行 キズナ
セルキス
牡3歳
ミスタージーティー 差し ドゥラメンテ
リッスン
牡3歳
メイショウタバル 先行 ゴールドシップ
メイショウツバクロ
牡3歳
ルカランフィースト 先行 イスラボニータ
ゴージャスランチ
牡3歳
レガレイラ 差し スワーヴリチャード
ロカ
牝3歳

レガレイラ

前走はホープフルステークス1着。

牝馬で初めてホープフルステークスを制しました。前走はシンエンペラーが正攻法で先行抜け出しをしたところを差し切りました。2、3着は先行馬ですし、力でねじ伏せた印象です。

ホープフルステークスは牡馬と牝馬の斤量差は1キロですが、皐月賞は2キロ差となります。朝日杯組とは未対戦となるので、ライバルはジャンタルマンタル、エコロヴァルツとの力関係をどう見るかだと思います。

ただ同じコースのG1を制していること、斤量差が牡馬と広がることを考えると馬の実力的には皐月賞を馬券圏内に入る確率は高いと思いますが、1番の懸念点はルメール騎手が乗れないということです。

ルメール騎手も馬の特徴を伝えていると思いますが、やはりマイナスはあるかと思います。

ジャンタルマンタル

前走は共同通信杯2着。先行してましたが、ジャスティンミラノを捉えきれませんでした。

このレースは朝日杯1着のジャンタルマンタル、2着のエコロヴァルツが出走してきましたが、この2頭とも折り合いを欠きまくりでした。特に酷かったのはエコロヴァルツでした。

ジャンタルマンタルはジャスティンミラノを捉えきれませんでしたが、かなり折り合いを欠いていましたし、それでいてジャスティンミラノと同じ上がりの足を使い2着。小頭数で広いコースでスローペースだったので、本番の皐月賞ではペースは速くなりますし、休み明け2走目ということで前走でガス抜きはできているでしょうから明らかに上積みはあると思います。

そして皐月賞のペースが速くなるとマイラーが上位に来やすい傾向にあるため、前走の負けで人気が落ちるようであればかなり美味しい馬になると思います。

シンエンペラー

前走は弥生賞2着。前々走ホープフルステークスも2着。ラジオNIKKEI杯2歳Sは勝利していますが、何となく勝ちきれないキャラになりそうな馬なイメージ。ただ大崩れはしないタイプ。相手なりに走ってくるタイプのイメージです。

今回の皐月賞でも力上位なのは間違いないし、それなりに人気しそうですがそれなりの着差でわずかに足らない感じになりそうな気がしています。過去4戦違う騎手で連対を外しておらず今回もテン乗りで坂井騎手ですが、馬自身の能力は発揮できると思います。

こういう馬は覚醒すると爆発的に強くなる可能性を秘めているので、今後は楽しみですが、皐月賞ではまだその段階に行けるかどうかわかりません。実績的には抑えておかないといけない1頭でしょう。

皐月賞の過去の優勝馬一覧

次の表は皐月賞の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第83回 ソールオリエンス 1 追込み キタサンブラック
スキア
第82回 ジオグリフ 7 先行 ドレフォン
アロマティコ
第81回 エフフォーリア 4 先行 エピファネイア
ケイティーズハート
第80回 コントレイル 1 差し ディープインパクト
ロードクロサイト
第79回 サートゥルナーリア 6 差し ロードカナロア
シーザリオ
第78回 エポカドーロ 4 先行 オルフェーヴル
ダイワパッション
第77回 アルアイン 6 先行 ディープインパクト
ドバイマジェスティ
第76回 ディーマジェスティ 8 追込み ディープインパクト
エルメスティアラ
第75回 ドゥラメンテ 2 追込み キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
第74回 イスラボニータ 1 先行 フジキセキ
イスラコジーン

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは2017年、2018年の2度。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは7回と人気馬が強い傾向にあり、2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で1度のみで、2017年の3着馬ダンビュライト(12番人気)のみ。基本的には馬券を検討するのは人気1桁台の馬で十分そうです。

馬券の組み立て方としては、1〜3番人気を中心に、9番人気までの馬を組み合わせていく形が勝率が高そうです。

so-ru_tanpuku

それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

皐月賞
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
7回
  • 重賞コラム用ディープインパクト産駒ディープインパクト
2回
  • ルーラーシップ産駒ルーラーシップ

過去10年の血統を見てみると一番馬券に絡んでいる種牡馬はディープインパクトで7回

次がルーラーシップ、ハービンジャー、ハーツクライ、キングカメハメハ、キタサンブラックの2回なのですが、どの馬の産駒も今回出走馬にいません。

過去皐月賞に絡んだ馬の種牡馬で今回出走する馬は、ブラックタイド産駒(エコロヴァルツ)、ドレフォン産駒(ウォーターリヒト)、ドゥラメンテ産駒(ミスタージーティー)、エピファネイア産駒(ダノンデサイル、ビザンチンドリーム)となります。

tanpuku_ekorova

脚質的側面

過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0.0% 7.7% 15.4%
先行 10.5% 26.3% 34.2%
差し 7.0% 9.9% 16.9%
追込 2.0% 4.0% 6.0%

一番複勝率が良いのは先行馬で複勝率34.2%。

逃げ馬は過去10年で勝ち馬はいません。一番複勝率が低いのは6.0%で追込み馬となっています。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は2頭、先行馬は13頭、差し馬は12頭、追込馬は3頭となっています。

小回りコースで直線が短い中山コースですので、ある程度前を射程圏に入れて4コーナーを回る戦法でないと厳しそうです。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 15.8% 15.8% 15.8%
2枠 5.0% 10.0% 20.0%
3枠 0.0% 5.0% 5.0%
4枠 10.0% 25.0% 35.0%
5枠 0.0% 0.0% 10.0%
6枠 10.0% 10.0% 20.0%
7枠 3.7% 14.8% 14.8%
8枠 3.7% 11.1% 18.5%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが4枠で35.0%。次が2枠と6枠で20.0%となります。

全体を見ると奇数枠より、偶数枠の方が成績が良いです。

馬券に絡んだ回数を見ると7回馬券に絡んでいる4がトップ。次が5回馬券絡んでいる6枠、8枠となります。

番馬券に絡んでいないのは3枠で1回。そして唯一勝利していない枠は5枠となります。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 20.0% 30.0% 60.0%
2番人気 30.0% 40.0% 40.0%
3番人気 10.0% 40.0% 50.0%
4番人気 0.0% 20.0% 30.0%
5番人気 10.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0.0% 0.0% 10.0%
7番人気 10.0% 10.0% 10.0%
8番人気 10.0% 20.0% 50.0%
9番人気 10.0% 20.0% 20.0%
10番人気 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 0.0% 10.0%
13番人気 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は60%と1番人気としては信頼性が低いです。

2番人気も複勝率が40%と信頼性が低い状況となっています。10番人気以下は過去10年で1度しか馬券に絡んでおらず、基本的には検討しなくても良いでしょう。

1、2番人気の複勝率は低め傾向なものの1〜4番人気の馬が過去10年で18頭馬券圏内に入っていますので、多くの場合1〜4番人気の馬のうち2頭が馬券圏内に入っております。

こう見るとデータ的には1〜4番人気から9番人気までの馬に流すというのが基本的な考え方となりそうです。

騎手的側面

ここからは、過去5年の中山芝2,000mの騎手成績を紹介します。

中山 2,000m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
4.9%/12.5%
  • tanpuku_shibatadaichi柴田大知
12.2%/30.5%
  • tosaki戸崎圭太

5.4%/16.3%

  • tanpuku_miurakousei三浦皇成

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとはC.ルメール騎手が30勝でトップ。次点が戸崎圭太騎手がで16勝、その次が、田辺裕信騎手、横山武史騎手で15勝ととなっています。

この中で今回騎乗予定の騎手は、戸崎圭太騎手(ジャスティンミラノ)、横山武史騎手(アーバンシック)、三浦皇成騎手(シリウスコルト)となります。

皐月賞2024出走馬確定(4月13日更新)

2024年4月14日に行われる皐月賞の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 サンライズジパング 菅原明良 50%
2 メイショウタバル 浜中俊 60%
3 エコロヴァルツ 武豊 75%
4 シリウスコルト 三浦皇成 40%
5 ミスタージーティー 藤岡佑介 50%
6 アレグロブリランテ 横山和生 75%
7 ルカランフィースト 松山弘平 50%
8 ジャンタルマンタル 川田将雅 100%
9 アーバンシック 横山武史 100%
10 レガレイラ 北村宏司 67%
11 ホウオウプロサンゲ 菱田裕二 50%
12 コスモキュランダ J.モレイラ 57%
13 ジャスティンミラノ 戸崎圭太 100%
14 シンエンペラー 坂井瑠星 100%
15 サンライズアース M.デムーロ 100%
16 ダノンデサイル 横山典弘 50%
17 ビザンチンドリーム B.ムルザバエフ 100%
18 ウォーターリヒト 幸英明 29%

フルゲートの18頭立てとなりました。単勝オッズの割れ具合からかなり皆さん悩んでいる様子が伺えますね。それだけ何が来てもおかしくない皐月賞と言えるでしょう。中山競馬場の天気は土曜日、日曜日両日ともに晴れで、良馬場で行われそうです。

皐月賞2024の展望

ここからは、私なりの桜花賞のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

①サンライズジパング

②メイショウタバル

⑥アレグロブリランテ

⑧ジャンタルマンタル

⑪ホウオウプロサンゲ

⑬ジャスティンミラノ

⑭シンエンペラー

⑯ダノンデサイル

③エコロヴァルツ

④シリウスコルト

⑤ミスタージーティー

⑦ルカランフィースト

⑨アーバンシック

⑩レガレイラ

⑫コスモキュランダ

⑮サンライズアース

 

⑰ビザンチンドリーム

⑱ウォーターリヒト

逃げたい馬は何頭かいるものの、逃げるのは枠的にはメイショウタバルではないかと思います。前に行きたい馬も結構多いのでG1ですし、結構ペースは流れるのではないかと思っています。ただ、中山芝2000mということでコーナーを4回回りますし、最後の直線は短いので直線一気の競馬ではなかなか難しいと思います。ある程度前を4コーナーで射程圏内いれて置かないと厳しそうです。展望でも書いておりますが、ペースが流れれば流れるほど、マイラーがくる形になり、そうでなければ順当に距離適性が問われるレース展開になるでしょう。先行勢に有力馬が多数いるので、結局4コーナーで前にいた馬たちの攻防で、最後道中脚を貯めた馬が間に合うかどうかの展開となりそうです。基本は前有利だと思います。

 

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

レがレイラ
注目馬画像

注目ポイント

前走はホープフルステークス1着。

レース内容的には前にいた2頭で決まる展開を力でねじ伏せるような差し切り勝ちで力が違った印象です。

牝馬ですので、ホープフルステークスでは牡馬と牝馬の斤量差は牝馬の方が1キロ軽く、今回の皐月賞ではその斤量差が2キロに広がります。
ホープフルステークスがG1になって基本クラシックを狙う馬たちはホープフルステークスに出走するようになってきましたが、この馬の不安点としては朝日杯組と未対決で直接的な力関係が不明ということと、鞍上が主戦のルメール騎手から急遽北村宏騎手に変わったことです。

ただ、それを差し引いても皐月賞の同コースであるホープフルステークスをインパクトある勝ち方していることと、斤量が2キロに広がることを考えると流石に馬券圏内は外さないのではないかと思います。
歴史的瞬間である、牝馬が皐月賞を制する場面を見られるのか注目です。

ジャンタルマンタル
注目馬画像

注目ポイント

前走は休み明けで共同通信杯2着。

前走はレースペースがスローということもあり道中はかかってしまい、先行してポジション的には良かったものの、折り合いを欠いた分最後の引きれずジャスティンミラノを交わせませんでした。
ただ、折り合いを欠きながらも最後の3Fは32.6とかなりの脚を使っています。
さすがG1を勝つだけの能力はあるという感じです。
朝日杯フューチュリティステークスも先行、抜け出しとかなり堂々とした競馬で力でもぎ取った勝利です。
マイル→1800m→2000mと距離は伸びますが、前走が休み明けだったので、叩き2走目ということで上手く折り合いをつければかなりいい脚を使ってくれそうです。
4枠8番という枠順ですし、道中内でじっとして直線抜け出しという戦法がうまくできればレガレイラの追撃を抑えることができると思います。

シンエンペラー
注目馬画像

注目ポイント

ピックアップしようかどうしようか最後まで悩んだ1頭。
やはりこの馬の安定感と京都2歳ステークスを勝った時の相手メンバーのレベルの高さを見るとやはりピックアップせざるを得ませんでした。

前走は弥生賞2着。前々走ホープフルステークスも2着。
今回の皐月賞でも力上位なのは間違いなですし、今のところではありますが力の割りに
人気的にはそこまで評価されていない印象です。過去4戦違う騎手で連対を外しておらず今回もテン乗りで坂井騎手なのですが、馬自身の能力は発揮できると思います。
しかしここから見えてくるのは過去4戦の騎手がこの馬をクラシックに選んで来なかったことが不安でもあります。実績的には高レベルだと思うのですが、なぜ選ばなかったのかという点が気になっています。ただ実績的にこの馬を馬券から外すのは勇気が入ります。押さえるべき1頭でしょう。

こういう馬は覚醒すると爆発的に強くなる可能性を秘めているので、今後は楽しみですが、皐月賞ではまだその段階に行けるかどうかわかりません。実績的には抑えておかないといけない1頭でしょう。

◎13 ジャスティンミラノ
〇08 ジャンタルマンタル
▲10 レガレイラ
△02 メイショウタバル

予想日 レース名 グレード
4月14日(日) 皐月賞 G1
買い方  
組み合わせ  
複勝/単勝/3連複/3連単

1着

  • 13

2着

  • 8
  • 10
  • 2

3着

  • 8
  • 10
  • 2
  • 9
  • 17
  • 3
  • 14

 

皐月賞2024攻略まとめ

ここまで、2024年4月14日に行われる皐月賞(G1)に関する概要と過去のデータ、展開や注目馬を紹介してきました。

紅一点のレガレイラがホープフルステークスに続き皐月賞も制するのか注目です。過去にファンディーナというフラワーカップで相当強い競馬をした牝馬が皐月賞に参戦し、1番人気でしたが敗北を喫しました。それだけやはり牝馬による牡馬のクラシック制覇はハードルが高いことを示していると思いますが、牡馬はなんだかなんだ抜けた馬がおらず混戦状態です。人気もばらけそうで、馬券が的中すれば人気の割に配当がつくレースになると思うので、しっかりデータ、枠順、トラックバイバスなどを考慮して予想していきたいと思います。

詳しい情報と皐月賞の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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