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大阪杯2024を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2024年3月31日に阪神競馬場で行われる大阪杯(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

高松宮記念は6番人気マッドクールが先行策から抜け出し優勝。スプリンターズステークスでは勝ち馬とタイム差なしの2着でもありましたし、6番人気はちょっと人気がなさすぎたかなと言う印象。

レースはいいスタートから先頭にたったビクターザウィナーが直線に入ってうまく馬場の外に持ち出してそのまま押し切るかと思われましたが、道中も内でじっとして距離ロスなく進んだマッドクールが、直線でも内ラチに沿って伸び抜け出しました。最後はナムラクレアがものすごい脚で迫ってきましたがアタマ差凌ぎ優勝。

1着マッドクールが4コーナーでは3番手、3着ビクターザウィナーが先頭、4着ウインカーネリアンが2番手ということを考えると内をすくう競馬をしましたが4コーナーではナムラクレアは10番手だったので一番強い競馬をしたのは間違いなくナムラクレアでした。昨年も2着だっただけに、かなり悔しい競馬だったと思います。

馬券はというと、ママコチャが軸だったため、大外れ。。申し訳ありません。

春のG1開幕戦だったのでしっかり的中させて勢いに乗りたかったのです。先行集団にいたのであとは伸びるだけだったのですが、8着と惨敗。

今週は大阪杯とG1が続きますが、気持ちを切り替えてしっかり予想していきます。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

大阪杯とは?開催概要とコースについて紹介

大阪杯は今年で68回を迎えます。

春のG1シーズンの2戦目。2017年の第61回からG1に昇格となり、それまでは天皇賞春へのステップレースとしての意味合いもあったG2でした。

しかしG1になったことで中距離のG1となりそれまでの天皇賞春へのステップレースとしての意味合いが薄れ、メンバーももちろんG1級のメンバーとなっております。

tanpuku_hanshinkeiba2

※以下、大阪杯の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系4歳以上  1着 20,000万円
JRA所属馬  2着   8,000万円

地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ)

3着   5,000万円
外国調教馬(優先出走)  4着   3,000万円

勝ち馬の賞金は2億円。同じ賞金のG1としては皐月賞と菊花賞があります。

大阪杯のコース特徴

大阪杯は、阪神競馬場の芝コース、右回り2,000m(内)で行われます。

tanpuku_阪神競馬場

出典:JRA 阪神競馬場コース紹介

スタート地点は正面スタンド前直線右の4コーナー出口付近で、1コーナーまでの距離は325m。内回りコースウを使用し、競馬場を一周するコースとなります。

コース形態的には1コーナーから2コーナーは平坦で向正面の残り1200m付近から徐々に下っていくコース。

最後の直線のゴールまで残り190m付近まで降りた後に高低差1.8メートルの坂が待っています。

1.8メートルと聞くとそこまでキツい坂という印象は受けませんが、勾配は1.5%となかなかキツいです。

阪神競馬場や中山競馬場のような急坂を苦にしない馬が有利にはなるでしょう。

また、内回りのコースですので直線は356.5mと短く、外回りコースよりも4コーナーの角度が鋭角で一般的には前につけた馬が有利と言われています。

今週からはBコース替わりとなるので内有利な傾向となりそうです。また、スタートして2度、坂を越えないといけないので、パワーのある馬でないと最後の直線では脚が止まってしまうでしょう。

 大阪杯2024の出走登録馬

ここからは2023年3月27日現在、大阪杯への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
エピファニー 差し エピファネイア
ルールブリタニア
牡5歳
カテドラル 追込み ハーツクライ
アビラ
牡8歳
キラーアビリティ 追込み ディープインパクト
キラーグレイシス
牡5歳
ジオグリフ 先行 ドレフォン
アロマティコ
牡5歳
スタニングローズ 先行 キングカメハメハ
ローザブランカ
牝5歳
ステラヴェローチェ 先行 バゴ
オーマイベイビー
牡6歳
ソールオリエンス 差し キタサンブラック
スキア
牡4歳
タスティエーラ 差し サトノクラウン
パルティトゥーラ
牡4歳
ハヤヤッコ 追込み キングカメハメハ
マシュマロ
牡8歳
ハーパー 先行 ハーツクライ
セレスタ
牝4歳
バビット 逃げ ナカヤマフェスタ
アートリョウコ
牡7歳
ファルコンビーク 追込み スマートファルコン
シャーペンエッジ
牡7歳
プラダリア 先行 ディープインパクト
シャッセロール
牡5歳
ベラジオオペラ 差し ロードカナロア
エアルーティーン
牡4歳
ミッキーゴージャス 差し ミッキーロケット
ミッキークイーン
牝4歳
モリアーナ 追込み エピファネイア
ガルデルスリール
牝4歳
リカンカブール 先行 シルバーステート
アンブラッセモワ
牡5歳
ルージュエヴァイユ 差し ジャスタウェイ
ナッシングバットドリームズ
牝5歳
ローシャムパーク 差し ハービンジャー
レネットグルーヴ
牡5歳
ロードデルレイ 差し ロードカナロア
デルフィーノ
牡4歳

タスティエーラ

前走は有馬記念を5番人気で6着。

前走は最後の直線で大きな不利を受けて実際はもっと上位に食い込んでいたと思います。

昨年のクラシックは皐月賞2着、日本ダービー1着、菊花賞2着と素晴らしい成績を収めています。

現4歳世代は弱いかもと言われていますが、昨年の有馬記念が不利なく競馬ができていたらもう少し評価も違ってたのかもしれません。

この馬の適距離は中距離だと思いますし、ダービーは勝ちはしましたが、2400mも適距離ギリギリなのではないかという印象を持っていて、今回の2000mは適距離ど真ん中だと思います。

ちなみにダービー馬が4歳初戦で大阪杯に出てきたときの成績は(4-1-3-0)で馬券圏外がありません。

ローシャムパーク

前走は香港カップ8着。今回は海外遠征帰りとなります。

この馬の評価すべき点はオールカマーでしょう。

出走メンバーはタイトルホルダー、ゼッフィーロ、ガイアフォース、ジェラルディーナ、ウインマリリンというなかなかレベルが高いメンバーの中での勝利はかなり価値のあるものだと思います。

天皇賞春中止で休養明けのタイトルホルダーとはいえ、1と1/4馬身差をつけるのですから実力がないとこの結果は生まれません。

今回のメンバーもオールカマーに引けを取らないような実績馬ばかりですが、オールカマーでの走りを見るとここでも全然上位に食い込んでくると思います

ソールオリエンス

前走は中山記念1番人気で4着。

近2走の走りで人気を落としていますし、タスティエーラやドゥレッツァの年明けの大敗により4歳レベルが低い説がありますが、ソールオリエンスはやはり横山武史騎手でないとと思わせる成績です。

そしてなんだかんだ3勝のうち2勝が2000mで残り1勝は1800mと成績的には2000mは走りやすい距離だろうと感じます。

脚質的に展開が噛み合うか噛み合わないかもありますが、噛み合った時のパフォーマンスは驚異的です。

この馬も弱いと言われる4歳世代ですが、日本ダービーではタスティエーラといい勝負でしたし、たとえ4歳世代のレベルが低くとも、古馬中長距離路線の大将格たちはドバイ遠征しているので、鬼の居ぬ間になんとやら。。。が現実になりそうです。

今回の出走メンバーの中では力上位なのは間違い無いでしょう。

大阪杯の過去の優勝馬一覧

次の表は大阪杯の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第67回 ジャックドール 5 逃げ モーリス
ラヴァリーノ
第66回 ポタジェ 4 先行 ディープインパクト
ジンジャーパンチ
第65回 レイパパレ 6 逃げ ディープインパクト
シェルズレイ
第64回 ラッキーライラック 5 先行 オルフェーヴル
ライラックスアンドレース
第63回 アルアイン 3 先行 ディープインパクト
ドバイマジェスティ
第62回 スワーヴリチャード 8 逃げ ハーツクライ
ピラミマ
第61回 キタサンブラック 3 先行 ブラックタイド
シュガーハート
第60回 アンビシャス 7 先行 ディープインパクト
カーニバルソング
第59回 ラキシス 3 差し ディープインパクト
マジックストーム
第58回 キズナ 7 差し ディープインパクト
キャットクイル

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは1度もありません。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのは4回。2017年にG1になってからの6年の間では2回となります。2桁人気が馬券に絡んだのは昨年2023年の一度のみ。

傾向として2017年から2023年まで3番人気は1度しか馬券に絡んでおらず馬券に絡んでいるのは1、2番人気です。

1、2番人気の馬を中心にしつつ、相手を広げても一桁人気までの馬で馬券を構成するのが良さそうです。

tanpuku_jackdoll

それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

大阪杯
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
14回
  • DeepImpactディープインパクト
2回
  • 重賞コラム用ハービンジャー産駒ドゥラメンテ

過去10年の血統を見てみると一番馬券に絡んでいる種牡馬はディープインパクトで14回

次がドゥラメンテとブラックタイドが同数で2回となります。

今回出走予定でディープインパクト産駒はキラーアビリティ、プラダリア

ドゥラメンテ、ブラックタイド産駒は出走しません。過去10年で馬券に絡んだ、かつ今回出走予定馬の父となるのtは

バゴ産駒(ステラヴェローチェ)、ハービンジャー産駒(ローシャムパーク)、ハーツクライ産駒(カテドラル、ハーパー)、ジャスタウェイ産駒(ルージュエヴァイユ)、キングカメハメハ産駒(スタニングローズ)

tanpuku_kira-abirithi

脚質的側面

過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 20.0% 30.0% 40.0%
先行 12.1% 27.3% 36.4%
差し 1.8% 7.3% 16.4%
追込 6.3% 9.4% 9.4%

一番複勝率が良いのは逃げ馬で複勝率40.0%。一番複勝率が低いのは9.4%で追込み馬。一見逃げ馬の複勝率が高いように思いますが、このデータは4コーナーで先頭だった馬の複勝率のため、過去10年で4コーナーで先頭だった4頭が複勝圏内に入ったという意味となります。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は4頭、先行馬は12頭、差し馬は9頭、追込馬は3頭となっています。

複勝率的には前目につけた馬が有利ということで、阪神内回りコースの特徴をそのまま表していると言えるでしょう。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 0.0% 7.7% 7.7%
2枠 0.0% 0.0% 7.7%
3枠 12.5% 31.3% 37.5%
4枠 11.8% 17.6% 29.4%
5枠 11.1% 16.7% 27.8%
6枠 5.3% 15.8% 21.1%
7枠 10.5% 15.8% 26.3%
8枠 5.3% 10.5% 15.8%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが3枠で37.5%。次が4枠で29.4%となります。

馬券に絡んだ回数を見ると6回馬券に絡んでいる3がトップ。次が6回絡んでいる4枠、5枠、7枠となります。

特徴的なのは過去10年で1枠は2着1回のみ、2枠が3着1回のみと内枠が壊滅的です。5枠の複勝率は全体で3位の27.8%なので、3、4、5枠がトップ3の複勝率となります。馬券を考える際は3、4、5枠を中心にまずは考えましょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 20.0% 40.0% 70.0%
2番人気 40.0% 50.0% 60.0%
3番人気 0.0% 10.0% 10.0%
4番人気 20.0% 30.0% 60.0%
5番人気 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0.0% 30.0% 40.0%
7番人気 0.0% 10.0% 20.0%
8番人気 10.0% 10.0% 10.0%
9番人気 11.1% 11.1% 11.1%
10番人気 0.0% 0.0% 11.1%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は70%と1番人気としては及第点でしょう。

2番人気の複勝率も60%と2番人気にしては比較的高めな数字となっており、さらに4番人気の複勝率も60%ありますので、大阪杯における1・3・4番人気は信頼できそうです。

それに比べて3番人気は過去10年で1度しか馬券に絡んでいません。

また、10番人気以降の馬は過去10年で馬券に1度しか絡んでおらず(2023年のダノンザキッド)、馬券を検討するのは基本9番人気以内の馬で良いでしょう。

面白いのが5〜7番人気は過去10年で8頭馬券に絡んでいますが、1着はなく、全て2、3着というもの特徴です。

こう見るとデータ的には上位人気から順当に決まるのが大阪杯の基本的な考え方となりそうです。

騎手的側面

ここからは、過去5年の阪神芝2,000m(内)の騎手成績を紹介します。

阪神 2,000m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
3.8%/8.4%
  • tanpuku_miyukihideaki幸英明
9.4%/16.5%
  • tanpuku_wadaryuji和田竜二

14.8%/27.0%

  • tanpuku_matsuyama松山弘平

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見ると川田将雅騎手が33勝でトップ。2位は松山弘平騎手の17勝。次が武豊騎手の13勝となっています。

この中で今回騎乗予定の騎手は、幸英明騎手(ハヤヤッコ)、松山弘平騎手(タスティエーラ)となります。

大阪杯2024出走馬確定(3月29日更新)

2024年3月31日に行われる大阪杯の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 ミッキーゴージャス M.デムーロ 71%
2 ローシャムパーク 戸崎圭太 73%
3 タスティエーラ 松山弘平 71%
4 ハヤヤッコ 幸英明 29%
5 スタニングローズ 西村淳也 54%
6 ジオグリフ 北村宏司 29%
7 ハーパー 岩田望来 50%
8 プラダリア 池添謙一 47%
9 ステラヴェローチェ 酒井学 43%
10 ソールオリエンス 横山武史 63%
11 ベラジオオペラ 横山和生 57%
12 キラーアビリティ 北村友一 36%
13 ルージュエヴァイユ 菅原明良 58%
14 エピファニー 杉原誠人 50%
15 リカンカブール 津村明秀 60%
16 カテドラル 藤岡康太 30%

フルゲートの16頭立てとなりました。内前有利とされる阪神芝2000mですが有力馬で内に入ったのはローシャムパークとタスティエーラ。さらに人気を集めそうですね。阪神競馬場の天気は土曜日、日曜日両日ともに雨は降らなさそうで、良馬場で行われそうです。

大阪杯2024の展望

ここからは、私なりの大阪杯のレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

①ミッキーゴージャス

②ローシャムパーク

③タスティエーラ

⑤スタニングローズ

⑥ジオグリフ

⑦ハーパー

⑧プラダリア

⑨ステラヴェローチェ

⑩ソールオリエンス

⑪ベラジオオペラ

⑫キラーアビリティ

⑬ルージュエヴァイユ

⑭エピファニー

⑮リカンカブール

④ハヤヤッコ

⑯カテドラル

先手を奪うのはスタート次第で、ミッキーゴージャスが先手を取ると思います。スタート直後に坂と1コーナーまでの距離がないので、どうしても外から被せていくのは不利ですし、内枠に入った有力馬たちは逃げたくないでしょうから、牽制し、今回ミッキーゴージャスの鞍上はM.デムーロ騎手なので、誰も行かないなら行こうという感じになると思います。このコースでしかもこのメンバーで前半ハイペースになるのは考えづらく、ペースが上がるのは3、4コーナーからで、直線が短い分レースペース的には末脚のキレを求められるというよりは、いい脚を長く持続させる馬の方が向いている形となるでしょう。枠順的に内側に先行勢、外枠に差し、追込み勢が揃ったのですんなり隊列は決まりそうな気がしていて、各馬自分の競馬に専念できそうで力自体は各馬出しきれそうな競馬場になりそうです。
 

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

タスティエーラ
注目馬画像

注目ポイント

前走は有馬記念で5番人気でしたが、最後の直線でジャスティンパレスに寄られ大きな不利を受けながら6着。

スムーズな競馬ができていたら実際はもっと上位に食い込んでいたと思います。

昨年のダービー馬で、他の2冠は2着と素晴らしい成績ですが、現4歳世代は弱いと言われており、今回は人気していますが、そこまで支持を集めた人気ではありません。
今回の距離はこの馬にとって適距離だと思いますし、ダービー馬が4歳初戦で大阪杯に出てきたときの成績が(4-1-3-0)と心強いデータもあります。
さらに松山弘平騎手は皐月賞以来の手綱ということで、ここで結果を出して主戦騎手の座を取り戻したいとも思っていると思うので、気合も入ってそうです。枠順的にも好枠に入りましたし、この馬の馬券圏内の確率は高いとみます。

ルージュエヴァイユ
注目馬画像

注目ポイント

前走は京都記念2番人気で8着。
今回は叩き2走目。今回はかなり人気なさそうですが、ちょっと過小評価されすぎだと思います。
この馬のの叩き2走目の成績は(1.2.0.0)と連対率100%。前走が人気を裏切ったことと、G1ということでこの人気になっていますが、過去の戦績を見れば、エリザベス女王杯はブレイディヴェーグの少し後ろから進みブレイディヴェーグより0.1秒速い上がりを使い、0.1秒差の2着。もしこの大阪杯にブレイディヴェーグが出走していたら人気していたでしょうが、それと同等の競馬をしていたこの馬が2桁人気はちょっと評価が低すぎではないかと思います。
実力はあるのに人気がない1頭としてオイシイ1頭だと思います。

ローシャムパーク
注目馬画像

注目ポイント

前走は香港カップ8着。今回は海外遠征帰りの休み明けとなります。

この馬の評価すべき点オールカマーで出走メンバーはタイトルホルダー、ゼッフィーロ、ガイアフォース、ジェラルディーナ、ウインマリリンというなかなかレベルが高いメンバーの中での勝利はかなり価値のあるものだと思います。

天皇賞春中止で休養明けのタイトルホルダーとはいえ、1と1/4馬身差をつけるのですから実力がないとこの結果は生まれません。

今回のメンバーもオールカマーに引けを取らないような実績馬ばかりですが、オールカマーでの走りを見るとここでも全然上位に食い込んでくると思いますし、この馬の休み明けの成績は(1.0.1.0)なので休み明けも苦にしないでしょう。

◎03 タスティエーラ
○10 ソールオリエンス
▲08 プラダリア
◬11 ベラジオオペラ

予想日 レース名 グレード
3月31日(日) 大阪杯 G1
買い方  
組み合わせ  
単勝/馬連/3連複/3連単

1着

  • 3

2着

  • 10
  • 8
  • 11

3着

  • 10
  • 8
  • 11
  • 2
  • 1
  • 9

 

大阪杯2024攻略まとめ

ここまで、2024年3月31日に行われる大阪杯(G1)に関する概要と過去のデータ、展開や注目馬を紹介してきました。

昨年はジャックドールと武豊騎手が絶妙なペースを刻み、スターズオンアースの追撃をハナ差凌ぎました。Bコース替わりということと、スタート直後に坂がある、かつ、1コーナーまでの距離が短いということでペースが遅くなりやすい傾向、かつ最後の直線が短いということでどうしても前が有利な競馬となりそうです。近年の穴馬も追込み馬というよりは直線で前目につけた馬が穴を開けているので展開をよく考えて馬券を検討しましょう。

詳しい情報と大阪杯の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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