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新潟2歳S2024を徹底予想!過去の傾向から2024年の出走予定馬を一挙解説!

今回は、2024年8月25日に新潟競馬場で行われる新潟2歳ステークス(G3)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

札幌記念はノースブリッジが先行抜け出しで優勝。プログノーシス、ジオグリフ、シャフリヤールを倒し、見事重賞3勝目。

出遅れて、道中最後方から進めたプログノーシスは3コーナーから前に進出し始めるも4コーナーでは後方でそこからは最速の上がりの脚を使うも4着まで。

プログノーシスが単勝1.3倍だったため、3連単は8万馬券と荒れた結果となりました。

馬券はというと、もちろんプログノーシスが軸だったため、万事休す。

競馬に絶対はありませんね。。まさか3着も外すとはかなり予想外でした。

気を取り直して新潟2歳ステークスの予想をしていきます。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

新潟2歳ステークスとは?開催概要とコースについて紹介

新潟2歳ステークスは今年で44回を迎えます。

新潟競馬場で行われる2歳限定のマイルのG3となります。

tanp_niigata2

※以下、新潟2歳ステークスの競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系2歳 1着:3,100万円
JRA所属馬 2着:1,200万円
地方競馬所属馬(2頭まで) 3着:  780万円
外国調教馬(優先出走) 4着:  470万円

勝ち馬の賞金は3,100万円。2歳のG3レースでは2位タイの賞金額となります。

新潟2歳ステークスのコース特徴

新潟2歳ステークスは新潟競馬場の芝外回りコース、左回り1,600mで行われます。

新潟記念2022

出典:JRA 新潟競馬場コース紹介

今回は芝1,600mですので、向正面のからのスタート。1,600メートルをコーナ2つで回るというシンプルなコースとなっています。ですので1,600mのほぼほぼ直線コースとなります。

直線は658.7mでコース全体の高低差は約2mと平坦コースに分類されます。高低差が一番あるのは3コーナー入り口でそこから4コーナーに向かって下っていき直線はほぼ平坦というコース形態です。

直線が長いということが騎手の頭にもあるので、3、4コーナーでごちゃつくこともなく、比較的力通りに決まりやすいコースと言えます。

新潟2歳ステークス2024の出走登録馬

ここからは2024年8月19日現在、新潟2歳ステークスへの出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
キタノクニカラ 差し ダノンバラード
キタノリツメイ
牝2歳
ケイテンアイジン 先行 アレスバローズ
カシノティーダ
牡2歳
コートアリシアン 差し サートゥルナーリア
コートシャルマン
牝2歳
シンフォーエバー 逃げ Complexity
Praising
牡2歳
ジョリーレーヌ 差し モーリス
レッドレグナント
牝2歳
スターウェーブ 差し Kingman
コスモポリタンクイーン
牡2歳
スリールミニョン 先行 ミスターメロディ
ルミノハレブタイ
牝2歳
トータルクラリティ 先行 バゴ
ビットレート
牡2歳
プロクレイア 差し エピファネイア
プロクリス
牝2歳
マジカルフェアリー 差し サートゥルナーリア
マニクール
牝2歳
モジャーリオ 差し リオンディーズ
テルメディカラカラ
牡2歳

コートアリシアン

前走はスタートで出遅れたもののそこから5番手付近まで道中追い上げて、ラストは上がり33.3の脚を使い5馬身差の圧勝。2着の馬は上がり34.3で1秒も違う上がりを使いました。ちなみに上がり2位は34.0の上がりでこれでも0.7秒も速い上がりを使いました。東京マイルでのパフォーマンスということで、同じようなコース形態である新潟競馬場でも同様のパフォーマンスを期待できます。東京競馬場と比べて直線の坂もないことから、新馬戦よりも素晴らしい末脚を披露してくれるかもしれません。スローペースではありましたが、後半1000mのラップタイムを見るとかなり優秀でもしかしたら来年のクラシックの主役となっている馬かもしれません。

シンフォーエバー

前走は逃げきりで新馬戦勝利。かなり余裕のある勝ち方で、4コーナー回ってももったままで残り400mを過ぎたあたりから追い出しそこからは一気にストライドが大きくなりグングン加速。2着以下を全く寄せ付けず勝利。鞍上の戸崎騎手は全くムチを使わず圧勝でした。494キロという雄大な馬体でストライドも大きく、まさに広くて直線が長いコースにぴったりの馬だと思います。本気で追ったらどこまで伸びるかまだ未知数ですが、新馬戦の感じでは追えばもっと加速して後続を離していたのではないかと思います。今回の重賞で勝てなくても同世代ではトップクラスの能力を持っていると思います。

新潟2歳ステークスの過去の優勝馬一覧

次の表は新潟2歳ステークスの過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第43回 アスコリピチェーノ 8 先行 ダイワメジャー
アスコルティ
第42回 キタウイング 6 差し ダノンバラード
キタノリツメイ
第41回 セリフォス 1 先行 ダイワメジャー
シーフロント
第40回 ショックアクション 8 先行 Gleneagles
Reset in Blue
第39回 ウーマンズハート 3 差し ハーツクライ
レディオブパーシャ
第38回 ケイデンスコール 6 差し ロードカナロア
インダクティ
第37回 フロンティア 5 先行 ダイワメジャー
グレースランド
第36回 ヴゼットジョリー 6 差し ローエングリン
フレンチビキニ
第35回 ロードクエスト 1 追込み マツリダゴッホ
マツリダワルツ
第34回 ミュゼスルタン 2 追込み キングカメハメハ
アスクデピュティ

過去10年の結果を見ると1〜3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレースは1度もありません。

2桁人気馬が馬券に絡んだのは10年中2年で2015年(ウインファビラス)と2023年(ショウナンマヌエラ)です。

1〜3番人気のうち2頭が馬券圏内に入ったのはなんと8回。

これらの傾向を考えと馬券の組み立て方は1〜3番人気から2頭を選び9番人気までの馬をピックアップしていくのが的中馬券の近道だと思います。

tanp_niigata_asukoripi

それでは今年はどのようなレース結果が予想されるのか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

新潟2歳ステークス
血統別ランキング-2024年最新版-
RANK(回数) 馬名
6回
  • ダイワメジャー産駒ダイワメジャー
1回
  • ハーツクライ産駒ハーツクライ

過去10年の血統を見てみると今年出走馬のいる種牡馬の中で一番馬券に絡んでいる種牡馬はダイワメジャーで6回。

次がハーツクライ産駒で1となります。

ダイワメジャー産駒で今回出走するのはいません。

ハーツクライ産駒で今回出走するのはいません。

過去10年で30頭馬券圏内に入った馬はいますが、実はダイワメジャー以外の産駒は1回ずつしか馬券圏内にはいっておらず、産駒の傾向というよりは仕上がりの早さが重要になってくるのだと思います。

脚質的側面

過去10年の脚質別データを紹介します。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0.0% 20.0% 30.0%
先行 2.8% 8.3% 16.7%
差し 12.9% 19.4% 27.4%
追込 3.2% 9.7% 12.9%

一番複勝率が良いのは逃げ馬で複勝率30.0%。一番複勝率が低いのは12.9%で追込み

逃げ馬というのは4コーナーで先頭に立っていた馬という定義なので、数字だけ見ればもの凄く逃げ馬が馬券に絡んでいるように見えますが、過去10年で3頭馬券に絡んでいるということになります。

馬券に絡んでいる頭数を見ると、逃げ馬は3頭、先行馬は6頭、差し馬は17頭、追込馬は4頭となっています。

やはり新潟コースだけに直線も長くコーナーも緩やかですので、じっくり構える実力のある、差し馬は力を発揮しやすいコースとなります。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。

勝率 連対率 複勝率
1枠 15.4% 15.4% 23.1%
2枠 6.7% 6.7% 20.0%
3枠 6.7% 6.7% 6.7%
4枠 0.0% 6.7% 20.0%
5枠 5.9% 11.8% 23.5%
6枠 15.0% 20.0% 20.0%
7枠 0.0% 27.3% 36.4%
8枠 9.1% 13.6% 18.2%

過去10年の枠順別データを見ると一番複勝率が高いのが7枠で36.4%です。次が5枠で23.5%となります。逆に3枠は過去10年で1着が1度だけという成績で壊滅的です。

馬券に一番絡んでいるのは8回の7枠で7枠に注目しましょう。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 40.0% 70.0% 70.0%
2番人気 10.0% 20.0% 60.0%
3番人気 40.0% 60.0% 70.0%
4番人気 10.0% 10.0% 20.0%
5番人気 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0.0% 10.0% 20.0%
7番人気 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0.0% 0.0% 30.0%
9番人気 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0.0% 10.0% 10.0%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 14.3% 14.3%
13番人気 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の複勝率は70.0%と1番人気としては及第点です。2番人気の複勝率は60.0%、3番人気の複勝率は70.0%と2、3番人気は人気の割に成績が良いです。

1〜3番人気の馬は過去10年で20頭馬券に絡んでいるのでなおしならべると毎年1〜3番人気の馬が2頭ずつ馬券に絡んでいる計算となります。馬券を買うのは8番人気までで十分でしょう。

騎手的側面

ここからは、今年7月末までの直近3年の新潟芝1,600mの騎手成績を紹介します。

新潟芝 1,600m
騎乗回数ランキング-2024年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
7.5%/20.0%
  • tanpuku_tumura津村明秀
7.7%/20.5%
  • tanpuku_sugawara菅原明良

2.8%/13.9%

  • tanpuku_ishibashishyu石橋脩

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

5回以上走った騎手で複勝率が高い騎手で見ると川田将雅騎手が75.0%でトップ。次が丹内祐二騎手で47.1%。次が北村宏司騎手で46.2%となっています。

この中で今回騎乗予定の騎手は、津村明秀騎手(プロクレイア)、菅原明良騎手(コートアリシアン)となります。

新潟2歳ステークス2024出走馬確定(8月25日更新)

2024年8月25日に行われる新潟2歳ステークスの出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 ジョリーレーヌ 石川裕紀人 100%
2 スリールミニョン 永島まなみ 100%
3 スターウェーブ 三浦皇成 100%
4 シンフォーエバー 岩田康誠 100%
5 モジャーリオ 斎藤新 50%
6 コートアリシアン 菅原明良 100%
7 ケイテンアイジン 丸山元気 100%
8 マジカルフェアリー 和田竜二 100%
9 トータルクラリティ 北村友一 100%
10 プロクレイア 津村明秀 100%
11 キタノクニカラ 杉原誠人 100%

少し寂しい11頭立てとなりました。新潟競馬場の天気は土曜日は晴れ時々曇りで降水確率は低めではありますが、日曜日は午前中降水確率60%と雨が降りそうです。馬場は良馬場ではないでしょうから稍重〜重を想定した方がいいと思います。

新潟2歳ステークス2024の展望

ここからは、私なりの新潟2歳ステークスのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

②スリールミニョン

④シンフォーエバー

⑤モジャーリオ

⑥コートアリシアン

⑦ケイテンアイジン

⑧マジカルフェアリー

⑨トータルクラリティ

①ジョリーレーヌ

③スターウェーブ

⑤モジャーリオ

⑥コートアリシアン

⑪キタノクニカラ

⑦ケイテンアイジン

⑩プロクレイア

逃げるのは人気のシンフォーエバーかなと思います。ただ若駒だけのレースですし、まだ戦績も1戦しかしていない馬がほとんどの中で、かかって逃げてしまう馬もいるかもしれません。正直各馬の位置取りを考えるのは難しいです。ペース的には騎手としては新潟競馬場ということでゆっくりいきたいでしょうが、もしかしたらスタート次第各馬前走と違う競馬をしてくるかもしれません。おそらくこの段階での2歳馬は仕上がりが早いか、ポテンシャルがずば抜けているかが勝負の大きな鍵を握っていると思います。シンフォーエバーも前走の競馬は逃げて直線で引き離す競馬で強かったですが、その強さが明るみになったので、今回シンフォーエバーが逃げた場合、各馬おそらく早めにシンフォーエバーを捕まえにいって、ペースアップするタイミングが早まった場合、後方で脚を溜めていた馬が無欲の馬が最後に差し切る展開もあり得ると考えます。¥

たんぷくの注目馬と買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

コートアリシアン
注目馬画像

注目ポイント

前走はスタートで出遅れたもののそこから5番手付近まで道中追い上げて、ラストは上がり33.3の脚を使い5馬身差の圧勝。2着の馬は上がり34.3で1秒も違う上がりを使いました。ちなみに上がり2位は34.0の上がりでこれでも0.7秒も速い上がりを使いました。東京マイルでのパフォーマンスということで、同じようなコース形態である新潟競馬場でも同様のパフォーマンスを期待できます。東京競馬場と比べて直線の坂もないことから、新馬戦よりも素晴らしい末脚を披露してくれるかもしれません。スローペースではありましたが、後半1000mのラップタイムを見るとかなり優秀でもしかしたら来年のクラシックの主役となっている馬かもしれません。

シンフォーエバー
注目馬画像

注目ポイント

前走は逃げきりで新馬戦勝利。かなり余裕のある勝ち方で、4コーナー回ってももったままで残り400mを過ぎたあたりから追い出しそこからは一気にストライドが大きくなりグングン加速。2着以下を全く寄せ付けず勝利。鞍上の戸崎騎手は全くムチを使わず圧勝でした。494キロという雄大な馬体でストライドも大きく、まさに広くて直線が長いコースにぴったりの馬だと思います。本気で追ったらどこまで伸びるかまだ未知数ですが、新馬戦の感じでは追えばもっと加速して後続を離していたのではないかと思います。今回の重賞で勝てなくても同世代ではトップクラスの能力を持っていると思います。

◎06 コートアリシアン
〇03 スターウェーブ
▲04 シンフォーエバー
△09 トータルクラリティ

予想日 レース名 グレード

8月25日(日)

新潟2歳ステークス G3
買い方  
組み合わせ  

複勝/馬連/3連複

1着

  • 6

2着

  • 3
  • 4
  • 9

3着

  • 3
  • 4
  • 9
  • 10
  • 1
  • 8

 

新潟2歳ステークス2024攻略まとめ

ここまで、2024年8月25日に行われる新潟2歳ステークス(G3)に関する概要と過去のデータ、注目馬を紹介してきました。

ケイテンアイジン以外は1勝馬ということで、若駒が実力を実力通り発揮できるのも簡単ではない時期です。まだ競馬を勉強しながら競馬をするような状態なので、調教の良さや、競馬センスの良さがいい馬が結果を残しやすいレースとなります。

昨年はアスコリピチェーノ、近年ではセリフォス、ケイデンスコール等、過去にはハープスターなど後のG1馬が勝ち馬に名を連ねていますので今年もこのレースの勝ち馬から将来のG1馬が出るかもしれません。

詳しい情報と新潟2歳ステークスの予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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