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菊花賞2023を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介

今回は、2023年10月22日に京都競馬場で行われる菊花賞(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。

少し先週の振り返りを。

先週の秋華賞は前日からの雨の影響で馬場は稍重でも開催となりましたが、見事リバティアイランドが史上7頭目の牝馬3冠を達成。

4コーナーではもう先頭を捉えて後はもうゴール前走るだけという形でした。大勢決した頃のマスクトディーヴァが物凄い脚で伸びてきて2着。ハーパーが3着と人気どころの決着となり、馬券も的中した方も多いでしょうし、素直に3冠馬誕生を喜べた人が多いのではないでしょうか。

私も単勝、馬連、3連単が的中

と人気の組み合わせではありますが、これで3週連続的中となりました。

このまま秋のG1戦線何連勝できるのか、気持ち的には有馬記念まで毎週的中したいですが、可能な限り連勝できるようにしっかり予想していきたいと思います。

さて昨年の菊花賞は、皐月賞馬も日本ダービー馬も出走しないレースでしたが、今年は皐月賞馬ソールオリエンス、日本ダービー馬タスティエーラ両馬とも出走してきます。

そしてどちらかが勝てば2冠馬となるわけですが、この2冠獲り対決というのが23年ぶりのようで、さらに3冠馬を除けば日本ダービーと菊花賞の2冠は50年ぶりとなるそうです。そのような対決が新京都競馬場の1回目の菊花賞というのは素晴らしですね。

この2頭のどちらかが菊花賞を勝つのかそれとも夏の上がり馬が最後の1冠を獲るのか注目です。

本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。

週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

この記事の監修者

競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』noteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。

菊花賞とは?開催概要とコースについて紹介

菊花賞は京都競馬場で行われる3歳牡馬の芝重賞(G1)レースであり牡馬3冠の最後の1冠となります。

今回で84回目という歴史が長いレースでありJRAの8大競走のうちの1つとなります。

tanpuku_kyotokeiba

皐月賞は速い馬が勝つ、日本ダービーは運の良い馬が勝つ。そして菊花賞は強い馬が勝つという競馬の格言があります。

牡馬クラシックの3冠レースの最終戦で、長距離レースなので近年は軽視されがちですが、過去10年の菊花賞優勝馬のうち7頭は菊花賞含めG1を2勝以上しています。

初G1が菊花賞という馬が多く、菊花賞優勝馬は少なくとももう1度G1を勝利する傾向が強いということが言えるでしょう。

まぐれで2度G1を勝つというのはなかなか難しいですから、競馬の格言通りやはり強い馬がこの菊花賞を勝つのでしょう。

※以下、菊花賞の競走条件と賞金の詳細です。

競争条件 賞金
サラ系3歳牡馬・牝馬 1着 20,000万円
JRA所属馬(外国産馬含む) 2着   8,000万円
地方競馬所属馬 3着   5,000万円
外国調教馬(優先出走) 4着   3,000万円

勝ち馬の賞金は2億円。牡馬3冠の中で最も長い距離を走りますが、優勝賞金は皐月賞と同じ2億円と設定されています。

※日本ダービーは3億円。

菊花賞のコース特徴

菊花賞は、京都競馬場の芝コース、右回り3,000m(外回り)で行われます。

tanpuku_kyotokeibajo

出典:JRA 京都競馬場コース紹介

菊花賞のスタート地点は向正面半ば、向正面、3コーナー手前の位置からのスタートとなります。

スタートしてから3コーナーまであまり距離がないので、外枠の馬はうまく立ち回ることが要求されます。

京都競馬場の名物といえば、3コーナーの上り坂です。外回りコースの場合、コースの高低差は4.3メートにもなり、向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。
勾配があるのは3、4コーナーのみでそのほかはほぼ平坦。
「ゆっくり上り、ゆっくり下る」のがセオリーだと言われたコースですが、近年は下り坂で勢いをつけて直線に向かうレースが主流となりつつあります。
坂の頂上付近にあたる残り800メートルから4コーナーに向けて下る時に、ペースが上がるレースが多いです。

菊花賞に至ってはスタートから坂を登り、2週目でこの坂をもう一度越えるタフさが要求されることと、1周目の下り坂で勢いがつき、そのままスタンド前を通過し観客の完成を浴びる為、上手く折り合いが付けられるかが鍵となります。
また4コーナーは、京都競馬場改修に伴い、カーブが以前より緩やかになりましたが、カーブはそれなりにきついので、後方の馬がポジションを上げる際に外に大きく振られないようにカーブを上手く回る器用さも必要となってきます。

最後の直線は403.7メートルもあるので、先行馬も下り坂からの勢いで粘れますが、差し馬も十分届く直線の長さとなります。
まぎれも少なく、馬の力がそのまま発揮されやすいコース形態となっています。

菊花賞2023の出走登録馬

ここでは、2023年10月18日現在に菊花賞への出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。

馬名 脚質 血統(父・母) 馬年齢
ウインオーディン 差し エピファネイア
ピエナビーナス
牡3歳
サトノグランツ 差し サトノダイヤモンド
チェリーコレクト
牡3歳
サヴォーナ 先行 キズナ
テイケイラピッド
牡3歳
ショウナンバシット 追込み シルバーステート
ギエム
牡3歳
シーズンリッチ 先行 ドゥラメンテ
エバーシャルマン
牡3歳
ソールオリエンス 差し キタサンブラック
スキア
牡3歳
タスティエーラ 先行 サトノクラウン
パルティトゥーラ
牡3歳
ダノントルネード 先行 ハーツクライ
シーウィルレイン
牡3歳
トップナイフ 先行 デクラレーションオブウォー
ビーウインド
牡3歳
ドゥレッツァ 差し ドゥラメンテ
モアザンセイクリッド
牡3歳
ナイトインロンドン 差し グレーターロンドン
ムーンハウリング
牡3歳
ノッキングポイント 差し モーリス
チェッキーノ
牡3歳
ハーツコンチェルト 差し ハーツクライ
ナスノシベリウス
牡3歳
パクスオトマニカ 逃げ ヴィクトワールピサ
ディープラヴ
牡3歳
ファントムシーフ 差し ハービンジャー
ルパン2
牡3歳
マイネルラウレア 差し ゴールドシップ
マイネボヌール
牡3歳
リビアングラス 逃げ キズナ
ディルガ
牡3歳

ソールオリエンス

皐月賞馬での衝撃的なパフォーマンスは記憶に残ります。日本ダービーも勝ち馬タスティエーラと0.0秒差でクビ差の2着。ほぼ勝ちに等しいレースでした。

タスティエーラのD.レーン騎手に上手く乗られた感じです。

皐月賞と菊花賞2冠の馬は多いですし、この馬の血統的にも父キタサンブラックなので距離はこなせそうです。

前走は休み明けということもあり叩きだったとは思いますがレーベンスティールの2着。この時もレーベンスティールの鞍上はJ.モレイラ騎手ということで短期免許で来日しているジョッキーが騎乗している馬に2連敗。そんなことは関係ないのでしょうが、不思議とこういうジンクスはあったりもして、今回タスティエーラにはJ.モレイラ騎手が鞍上するのでやはり最大のライバルはタスティエーラでしょうか。

タスティエーラ

皐月賞2着、日本ダービー1着とソールオリエンスがどちらも相手なので、ソールオリエンスと同等の実力なのは間違い無いでしょう。後は菊花賞という距離への適性がどうかですが、皐月賞では唯一先行勢で残ったのはこの馬で、ソールオリエンスの上がり3Fが35.5秒で桁違いですが、タスティエーラは36.6秒(先行して全体の3位の上がり)。タスティエーラより速い上がりを使えた馬は3頭いますが、いずれも4コーナーでは10番手以下の馬でした。

日本ダービーでも先行して粘り切ったことから、この馬の末脚を維持する能力、勝負根性はかなりのものがあります。もちろん菊花賞でもこれは武器になると思います。

ソールオリエンスを負かすためには内枠を引いで道中じっとして早め抜け出しが理想的な競馬でしょう。

ドゥレッツァ

5戦4勝3着1回。デビュー戦以外は全て最速の上がりを使って勝利。

2走前のホンコンJCTではこの馬の上がりが32.7秒に対して、上がり2位が33.5秒。このレースは古馬混合のレースですからかなり評価できると思いますし、前走の日本海ステークスもレース上がりよりも0.9秒も速い上がりを繰り出し優勝。

今回はルメール騎手が鞍上ですし、ソールオリエンス、タスティエーラに割って入れるポテンシャルを持っている可能性があるのはこの馬かなと思います。

血統的に父はドゥラメンテなので3000m持つかどうかですが、スローペースになるでしょうし、キレる脚はあるのである程度距離が持てば最後は伸びてくると思います。

今回の菊花賞における最大の惑星だと思います。

菊花賞過去の優勝馬一覧

次の表は菊花賞の過去10年の優勝馬の一覧になります。

開催数 馬名 脚質 血統(父・母)
第83回 アスクビクターモア 7 逃げ ディープインパクト
カルティカ
第82回 タイトルホルダー 2 逃げ ドゥラメンテ
メーヴェ
第81回 コントレイル 2 差し ディープインパクト
ロードクロサイト
第80回 ワールドプレミア 3 差し ディープインパクト
マンデラ
第79回 フィエールマン 6 差し ディープインパクト
リュヌドール
第78回 キセキ 7 追込み ルーラーシップ
ブリッツフィナーレ
第77回 サトノダイヤモンド 2 差し ディープインパクト
マルペンサ
第76回 キタサンブラック 2 差し ブラックタイド
シュガーハート
第75回 トーホウジャッカル 1 先行 スペシャルウィーク
トーホウガイア
第74回 エピファネイア 2 先行 シンボリクリスエス
シーザリオ

過去10年の結果を見ると2 枠が5回も優勝しており、1枠も2回優勝しております、一昨年以前は京都競馬場ではありますが、昨年阪神で行われた菊花賞も2枠のタイトルホルダーが優勝しました。

長距離なのでやはり内枠でいかにロスなくスタミナを温存できるかが重要ということでしょう。

そして必ず1~3番人気のうち1頭は馬券に絡んでおりますが、一度も1~3番人気で馬券圏内の決着はありません。

色々な要素で人気は決まりますが、1~3番人気に支持されていない長距離適性のある馬を人気に関わらず選んでいく必要がありそうです。

tanpuku_kikkasho

今年はどのようなレース結果となるか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。

血統的側面

菊花賞
血統別ランキング-2023年最新版-
RANK(回数) 馬名
11回
  • 重賞コラム用ディープインパクト産駒ディープインパクト
3回
  • epiphaneiaエピファネイア

過去10年の血統を見てみると1番馬券に絡んでいる父はディープインパクトで11回。

次点がエピファネイアで3回となります。

今回出走登録馬の中でディープインパクト産駒は、おりません。

エピファネイア産駒は、ウインオーディンの1頭となります。

tanpuku_wino-dhin

脚質的側面

過去10年の脚質別のデータを紹介します(阪神で行われた2021,2022年を除く 2011~2020年の過去10年間)。

脚質 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0.0% 0.0% 7.7%
先行 10.5% 23.7% 31.6%
差し 6.3% 11.3% 17.5%
追込 0.0% 2.1% 4.3%

長距離ということもあって、騎手の駆け引きもかなり重要なファクターとなります。複勝率は先行馬が31.6%でトップですが、馬券に絡んでいる回数は12回。

複勝率は17.5%ですが、差し馬は馬券に絡んでいる回数が、14回となっています。

流石に3000mを最後の追い込みだけで馬券圏内に入ろうとすると相当のスタミナが必要です。

菊花賞だけでなく、近年のJRAの長距離競走の特徴は道中はかなりのスローペースでラスト5ハロンくらいから徐々にペースアップして最後まで走るという傾向があります。

切れ味よりも長くいい脚を使える馬が勝ち負けすることが多いです。

枠順的側面

過去10年の枠順別データを紹介します。(阪神で行われた2021,2022年を除く 2011~2020年の過去10年間)

勝率 連対率 複勝率
1枠 10.0% 10.0% 15.0%
2枠 20.0% 30.0% 30.0%
3枠 5.0% 5.0% 5.0%
4枠 0.0% 0.0% 5.0%
5枠 0.0% 10.0% 25.0%
6枠 5.0% 15.0% 15.0%
7枠 6.7% 16.7% 30.0%
8枠 0.0% 3.3% 6.7%

複勝率は一番高いのは2枠と7枠で30.0%。次が5枠で25.0%。

馬券に一番絡んでいるのは7枠で9回、次が2枠で6回。次が5枠で5回となっています。

7枠が過去10年で9回馬券に絡んでいるというのはかなり特徴的なデータですね。

単勝オッズ的側面

過去10年の単勝人気別データを紹介します。

人気 勝率 連対率 複勝率
1番人気 60.0% 60.0% 80.0%
2番人気 0.0% 30.0% 30.0%
3番人気 20.0% 20.0% 40.0%
4番人気 0.0% 20.0% 20.0%
5番人気 10.0% 30.0% 40.0%
6番人気 0.0% 0.0% 10.0%
7番人気 10.0% 10.0% 30.0%
8番人気 0.0% 10.0% 10.0%
9番人気 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0.0% 10.0% 20.0%
11番人気 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0.0% 0.0% 10.0%
14番人気 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0.0% 0.0% 0.0%

過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の勝率は80%。

1~5番人気までの馬が過去10年で21頭馬券に絡んでいます。

つまり過去10年で馬券に絡んでいる総数は30頭ですから、おしなべると1~5番人気の馬が毎年は2頭馬券に絡んでいることとなります。

11番人気以下の馬は過去10年で1頭しか馬券に絡んだことがないので、11番人気以下の馬を検討するのは無意味かもしれません。

人気別データだけ考えると、1~5番人気の馬が2頭、6~10番人気の馬が1頭馬券に絡むと言えるでしょう。

騎手的側面

ここからは、過去10年の騎手成績を紹介します。(阪神で行われた2021,2022年を除く 2011~2020年の過去10年間)

京都 3,000m(外回り)
騎乗回数ランキング-2023年最新版-
RANK(勝率/連対率) 騎手名
25.0%/43.8%
  • tanpuku_takeyutaka武豊
25.0%/25.0%
  • tanpuku_iwata岩田康誠

6.7%/13.3%

  • tanpuku_kawada川田将雅

※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。

勝利数で見るとは武豊騎手が3勝でトップ。次が、C.ルメール騎手、和田竜二騎手の2勝となります。

この中で今回騎乗予定の騎手は、武豊騎手(ファントムシーフ)、川田将雅騎手(サトノグランツ)、C.ルメール騎手(ドゥレッツァ)、和田竜二騎手(ナイトインロンドン)となります。

菊花賞2023出走馬確定(10月21日更新)

2023年10月22日に行われる菊花賞の出走馬と枠順が確定しました。

馬番 馬名 騎手 連対率
1 トップナイフ 横山典弘 55%
2 ウインオーディン 三浦皇成 43%
3 シーズンリッチ 角田大河 29%
4 ダノントルネード 西村淳也 80%
5 パクスオトマニカ 田辺裕信 50%
6 リビアングラス 坂井瑠星 60%
7 タスティエーラ J.モレイラ  80%
8 サヴォーナ 池添謙一 60%
9 ノッキングポイント 北村宏司 58%
10 マイネルラウレア 岩田望来 40%
11 サトノグランツ 川田将雅 71%
12 ハーツコンチェルト 松山弘平 29%
13 ナイトインロンドン 和田竜二 67%
14 ソールオリエンス 横山武史 100%
15 ファントムシーフ 武豊 43%
16 ショウナンバシット M.デムーロ 50%
17 ドゥレッツァ C.ルメール 80%

17頭立てとなりました。人気どころで言えばソールオリエンスが14番枠と外枠。タスティエーラは7番枠。サトノグランツ11番枠。ドゥレッツァが17番枠。ハーツコンチェルトが12番枠と人気どころが比較的外枠に入ってしまいました。これは何か人気薄の内枠の馬が馬券に絡みそうな雰囲気です。京都競馬場の天気は土曜日も日曜日も晴れ模様で、パンパンの良馬場で行えそうですが、開催も進んでいるので内側の馬場が傷んでいるところがありそうで、直線は外回した方が伸びそうですね。

ここからは、私なりのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。

まずは展開予想から。

出走馬の展開予想
先団 中団 後方

③シーズンリッチ

④ダノントルネード

⑤パクスオトマニカ

⑥リビアングラス

⑧サヴォーナ

⑮ファントムシーフ

①トップナイフ

②ウインオーディン

⑦タスティエーラ

⑨ノッキングポイント

⑪サトノグランツ

⑬ナイトインロンドン

⑭ソールオリエンス

⑰ドゥレッツァ

⑩マイネルラウレア

⑫ハーツコンチェルト

⑯ショウナンバシット

逃げたいのはパクスオトマニカとリビアんグラスでしょうが、この2頭隣枠で、普通に2頭ともスタートをきればパクスオトマニカが先手を奪いそうですが、スタートによってはリビアングラスが先手を奪いパクスオトマニカが2番手追走もあり得ると思います。距離が長いので、お互い玉砕覚悟でガリガリやらないとは思いますので、ハイペースになることはないでしょう。人気どころではファントムシーフが外枠ながらも先行しそうで、タスティエーラ、ソールオリエンス、サトノグランツ、ドゥレッツァの人気どころは道中脚を溜める戦法を取るのは間違いないでしょう。2週目の3コーナーからスタミナに自身のある馬は自らポジションを上げていき、ペースアップ。そこでスタミナがない馬たちは脱落していくでしょう。直線では脚を溜めた人気どころがどの程度脚を伸ばせるのかが見所で、前にいった馬が1頭も残らないイメージはなく、何か粘っているところを有力馬が襲いかかってくるイメージです。

たんぷくの買い目を限定公開!

最後に私が注目している馬をご紹介します。日曜日昼にはこちらで公開いたしますのでお楽しみに。

ソールオリエンス
注目馬画像

注目ポイント

前走は日本ダービー2着。皐月賞馬での衝撃的なパフォーマンスで勝利。日本ダービーではタスティエーラと0.0秒差でクビ差の2着。

タスティエーラも出走してくるのでダービーのリベンジを最後の1冠で勝負。
血統的にも父がキタサンブラックということでソールオリエンスが菊花賞を勝てば親子制覇となりますし、芝3000mは初距離ですが、キタサンブラックの子供だけにスタミナは十分そうです。

皐月賞馬と菊花賞馬の2冠馬は多いですし、負けたダービーでも強い競馬をしているので菊花賞に一番近い馬はこの馬かなと思います。

タスティエーラ
注目馬画像

注目ポイント

前走は日本ダービー2着。皐月賞は2着。
皐月賞はソールオリエンスの強襲に屈しましたが日本ダービーでは早めに抜け出し押し切り。ソールオリエンスと皐月賞とは着順が逆になりました。

休み明けですが調教的には休み明けを苦にしなさそう。
枠順も他の有力馬に比べて内枠を引けたので、有力馬の中で一番距離ロスなく競馬ができそう。鞍上もモレイラ騎手でこの馬と外国人騎手は相性が良さそうなので、こういったアドバンテージを活かしてレースをすれば自ずと結果はついてくるでしょう。

ドゥレッツァ
注目馬画像

注目ポイント

前走は日本海ステークス(3勝クラス)を勝利。5戦4勝3着1回。
デビュー戦以外は全て最速の上がりを使っています。

この馬の末脚は凄まじいものがあり、正直芝3000mは持つかは走ってみないとわからない点はありますが、この馬の本来の末脚を繰り出すことができれば、春の実績馬、人気馬を一気にナデ切る可能性も大いにあります。
菊花賞事自体、道中ゆったりとしたペースで最後だけヨーイドンというレースが多いので、
道中脚が溜まればいい競馬ができそうですし、長距離に強いルメール騎手が鞍上というのも心強いです。

◎  14 ソールオリエンス 
○  07 タスティエーラ
▲ 11 サトノグランツ 
△ 15 ファントムシーフ 

予想日 レース名 グレード
10月22日(日) 菊花賞 G1
買い方  
組み合わせ  

単勝/馬連/3連複/3連単

1列目

  • 14

2列目

  • 7
  • 11
  • 15

3列目

  • 7
  • 11
  • 15
  • 12
  • 9
  • 8

 

菊花賞2023攻略まとめ

ここまで、2023年10月22日に行われる菊花賞(G1)に関する概要と過去のデータ、注目馬を紹介してきました。

昨年は皐月賞馬、ダービー馬のいずれも出走しない菊花賞ということで65年ぶりの珍事でした。

今年は皐月賞馬、ダービー馬のいずれも出走し、2冠獲り対決ということで23年ぶりの出来事となりました。

2冠獲対決となりますが、京都3000mという長距離適性が高い馬がこの2頭を負かす可能性もあるのでしっかり見極めていきたいです。

詳しい情報と菊花賞の予想は枠順が確定次第追記していきます。

是非続報をお待ちください。

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