阪神ジュベナイルフィリーズ2022を過去の傾向から徹底分析!出走予定馬とレース展開を紹介
今回は、2022年12月11日に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)についてポイントをまとめましたのでご紹介します。
2歳のG1ではありますが、来年の牝馬クラシックに直結するレースです。阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬はほぼもれなく桜花賞でも好走します。
阪神ジュベナイルフィリーズで上位人気で勝利すると結果的に来年の桜花賞の勝負付けまで済んでいるような桜花賞の結果が多くあります。阪神ジュベナイルフィリーズを上位人気で勝った馬で桜花賞で負けるのは阪神ジュベナイルフィリーズで戦っていない相手が多い傾向にあります。
桜花賞上位組はオークスでも強い傾向にありますから、阪神ジュベナイルフィリーズを制するものは牝馬クラシックの主役と言っても過言ではないでしょう。
馬券もしっかり予想して阪神ジュベナイルフィリーズの結果も来年の牝馬クラシックに備えてしっかりとレースぶりを目に焼き付けておきましょう。
本記事では、出走馬確定後に競馬予想20年筆者の独自予想とレース展望も公開します。
週末のメインレースの予想に悩んでいる方は是非最後までご覧ください。
競馬予想家。『たんぷくの当たる無料競馬予想』管理人。 緻密なデータ分析と有力馬診断には定評があり、Twitterのフォロワーは21,000人を超える。 過去には8度のトリプル馬単の的中を記録し、現在はnetkeibaでもウマい馬券の予想家として活躍中。 Youtubeチャンネル『地方競馬予想「たんぷく」』やnoteでも予想を提供するなど幅広く活動している。 小学生の頃からダビスタにハマった、根っからの競馬好き。好きなコンビはグラスワンダーと的場均騎手。
阪神ジュベナイルフィリーズとは?開催概要とコースについて紹介
阪神ジュベナイルフィリーズは、阪神競馬場で行われる3歳以上の芝重賞(G1)レース。
かなり歴史のあるレースで、レース創設当初は阪神3歳ステークスとして創設され、3歳牝馬ステークスとなり、年齢表記が変わりそれと同時にレース名を現在の阪神ジュベナイルフィリーズに変更されました。
今年で、74回目を迎え、牝馬クラシックにつながるレースということもあり過去の優勝馬は名馬も多いです。
2歳牝馬ということでまだ気性的に幼さも残る馬もいますし、馬体もまだ完成しきっていない馬がほとんどですので、そんな中でG1を勝つ馬というのは当然持って生まれたセンスの部分も大きいと思います。
※以下、阪神ジュベナイルフィリーズの競走条件と賞金の詳細です。
競争条件 | 賞金 |
---|---|
サラ系2歳牝馬 | 1着.6,500万円 |
JRA所属馬 | 2着.2,600万円 |
地方競馬所属馬(アルテミスS、ファンタジーS2着以内のうまに優先出走権) | 3着.1,600万円 |
出走登録した外国馬(優先出走) | 4着.980万円 |
勝ち馬の賞金は6,500万円。翌週に行われる朝日杯フューチュリティステークスは同じ阪神芝1600mで行われる2歳G1(牡馬・牝馬混合)は勝ち馬の賞金が7,000万円なので朝日杯よりは安い賞金となっています。チャンピオンズカップのコース特徴
阪神ジュベナイルフィリーズは阪神競馬場の芝コース、右回り芝1,600m(外)で行われます。
1コーナーから2コーナーは平坦で外回りコースと内回りコースに別れるところで、外回りコースは少し登り、ラスト600mまで緩やかに降っていきます。
そこから一気に最後の直線のゴールまで残り190m付近まで降った後は高低差1.8メートルの坂が待ち構えます。
ただし、内回りコースより下る角度が急なので、勢いをつけて坂は登ることができるでしょう。
まとめると。下り坂からの上り坂、そして直線が470m以上ということでコース形態上、差し馬が台頭しやすいコース形態と言えます。
1.8メートルだけ聞くとそこまでキツい坂という印象は受けませんが、勾配は1.5%となかなかキツいです。
阪神競馬場や中山競馬場のような急坂を苦にしない馬が有利にはなるでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズ2022の出走登録馬
ここでは、2022年12月7日現在にチャンピオンズカップへの出走が予定されている馬と特徴をご紹介します。
馬名 | 脚質 | 血統(父・母) | 馬年齢 |
---|---|---|---|
アリスヴェリテ | 逃げ | キズナ ルミエールヴェリテ | 牝2歳歳 |
アロマデローサ | 差し | キンシャサノキセキ ローズウィスパー | 牝2歳歳 |
イティネラートル | 逃げ | キズナ ジプシーハイウェイ | 牝2歳歳 |
ウンブライル | 先行 | ロードカナロア ラルケット | 牝2歳歳 |
エイムインライフ | 先行 | Kitten’s Joy Elisheva | 牝2歳歳 |
キタウイング | 差し | ダノンバラード キタノリツメイ | 牝2歳歳 |
コンクシェル | 差し | キズナ ザナ | 牝2歳歳 |
サラサハウプリティ | 差し | ドレフォン ハヤブサエミネンス | 牝2歳歳 |
サンティーテソーロ | 逃げ | エピファネイア ナガラフラワー | 牝2歳歳 |
シンリョクカ | 先行 | サトノダイヤモンド レイカーラ | 牝2歳歳 |
ダンシングニードル | 逃げ | ファインニードル ダンシングワンダー | 牝2歳歳 |
ドゥアイズ | 先行 | ルーラーシップ ローズマンブリッジ | 牝2歳歳 |
ドゥーラ | 先行 | ドゥラメンテ イシス | 牝2歳歳 |
ハウピア | 先行 | レッドファルクス タイヨウパフューム | 牝2歳歳 |
ブトンドール | 差し | ビッグアーサー プリンセスロック | 牝2歳歳 |
マラキナイア | 先行 | ジャスタウェイ カウアイレーン | 牝2歳歳 |
ミシシッピテソーロ | 差し | ダノンバラード ハピネスフォーユー | 牝2歳歳 |
ミスヨコハマ | 先行 | カレンブラックヒル ミスエリカ | 牝2歳歳 |
ムーンプローブ | 先行 | モーリス スマイリングムーン | 牝2歳歳 |
メイショウコギク | 先行 | サトノクラウン メイショウミソラ | 牝2歳歳 |
モズメイメイ | 先行 | リアルインパクト インラグジュアリー | 牝2歳歳 |
モリアーナ | 先行 | エピファネイア ガルデルスリール | 牝2歳歳 |
ユリーシャ | 差し | グレーターロンドン アンジェリカス | 牝2歳歳 |
ライトクオンタム | 逃げ | ディープインパクト イルミナント | 牝2歳歳 |
ラヴェル | 差し | キタサンブラック サンブルエミューズ | 牝2歳歳 |
リバティアイランド | 差し | ドゥラメンテ ヤンキーローズ | 牝2歳歳 |
リバーラ | 先行 | キンシャサノキセキ インドリヤ | 牝2歳歳 |
ルミノメテオール | 先行 | エピファネイア クイーンナイサー | 牝2歳歳 |
ヴィエンヌ | 差し | エピファネイア リヴィエール | 牝2歳歳 |
ラヴェル
アルテミスステークスを上がり最速で勝利。ナミュールの半妹で、父がハービンジャーからキタサンブラックに変わりました。ナミュールより馬格は少し大きくなりました。
母サンブルエミューズは10年前に阪神JFに出走し2番人気に支持されるも大敗。前走の上がり3F33.0秒は全登録馬中、リバティアイランドに次ぐ2番速い上がりタイムを持っています。
新馬戦は小倉で勝利していることから右回りも問題なく、右回りで広いコースになる阪神競馬場であれば持ち味の切れ味をいかんなく発揮できるでしょう。
鞍上の坂井瑠星騎手は今年秋華賞をスタニングローズでG1初制覇。勢いそのまま阪神JFも勝てるか。ちなみに秋華賞2着はこの馬の姉のナミュール。
リバティアイランド
アルテミスステークスは1番人気で2着。ラヴェルと人気を分け合うこととなるでしょう。新馬戦の上がり3Fのタイムが31.4秒ともはや2歳馬どころか、馬なのかという勢いのタイム。
2着の上がりが32.4秒でこれでも十分速い上がりですが、異次元の末脚を披露し快勝。
それもあってアルテミスステークスでは単勝1.4倍の支持を得ました。2歳のそれも牝馬の2戦目ですからまだまだ難しい面はあるでしょうが、まぐれでは31秒前半の末脚は繰り出せないので、ポテンシャルは高く、2歳女王に相応しい能力は持っているでしょう。
ブトンドール
前走は休み明けでファンタジーステークス2着。函館2歳Sを勝った後は阪神JFに向けて休養し予定通りファンタジーステークスに出走。逃げたリバーラを捉えられなかったですが休み明けとしては上々ですし、上がりも最速です。今回は叩き2走目でもっと良くなるでしょう。本番前に阪神競馬場を経験できたのも大きいです。
ムーンプローブ
阪神芝1600mを2勝。勝ち方に派手さはなく、目立たないが、間違いなく現状この馬にとっては阪神マイルは庭。穴として一考の価値あり。母父フジキセキ、父モーリスもマイル向きの血統であることは間違いない。
阪神ジュベナイルフィリーズ過去の優勝馬一覧
次の表はチャンピオンズカップの過去10年の優勝馬の一覧になります。
開催数 | 馬名 | 枠 | 脚質 | 血統(父・母) |
---|---|---|---|---|
第73回 | サークルオブライフ | 5 | 差し | エピファネイア シーブリーズライフ |
第72回 | ソダシ | 3 | 先行 | クロフネ ブチコ |
第71回 | レシステンシア | 2 | 逃げ | ダイワメジャー マラコスタムブラダ |
第70回 | ダノンファンタジー | 7 | 追込み | ディープインパクト ライフフォーセール |
第69回 | ラッキーライラック | 6 | 差し | オルフェーヴル ライラックスアンドレース |
第68回 | ソウルスターリング | 1 | 先行 | Frankel スタセリタ |
第67回 | メジャーエンブレム | 1 | 逃げ | ダイワメジャー キャッチータイトル |
第66回 | ショウナンアデラ | 8 | 差し | ディープインパクト オールウェイズウィリング |
第65回 | レッドリヴェール | 4 | 差し | ステイゴールド ディソサード |
第64回 | ローブティサージュ | 1 | 差し | ウォーエンブレム プチノワール |
過去10年の結果を見ると1~3番人気が1頭も馬券に絡まなかったレース2012年の1回。この時の1番人気コレクターアイテムは4着でした。
1〜3番人気が馬券圏内に2頭以上入ったのは過去10年で5回。
基本的には人気馬から穴以下へ流すのが過去の傾向から見てとれます。戦績が少ないので実績での判断は難しい分、馬のレース内容を重視することが重要です。
それでは今年はどのようなレース結果となるか、データを分析して傾向を探っていきたいと思います。
血統的側面
阪神ジュベナイルフィリーズ 血統別ランキング-2022年最新版- |
|
---|---|
RANK(回数) | 馬名 |
6回 |
|
3回 |
|
過去10年の血統を見てみると1番馬券に絡んでいる父はディープインパクトで6回。
次点は、ハーツクライ、ダイワメジャー、ステイゴールドの3回となります。
今回出走登録馬の中でディープインパクト産駒は、ライトクオンタイムの1頭。
ハーツクライ、ダイワメジャー、ステイゴールド産駒は今回出走していませんが、母父として出走しています。
母父ハーツクライは、メイショウコギク、ヴィエンヌ
母父ダイワメジャーは、モリアーナ、ラヴェル
のそれぞれ2頭。
脚質的側面
中京競馬場で行われた過去8年の脚質別のデータを紹介します。
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
逃げ | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 7.7% | 12.8% | 15.4% |
差し | 6.8% | 13.5% | 23.0% |
追込 | 1.8% | 7.3% | 10.9% |
馬券に絡んでいる頭数を挙げると、逃げ馬が1頭、先行馬が6頭、差し馬が17頭、追込み馬が6頭となります。
逃げ馬で馬券に絡んだ1頭(勝ち馬)はレシステンシアのみで、1線級の能力がないと阪神マイルは馬券圏内に入るのも難しそうです。広くて直線が長い分、やはり差し馬が多く馬券に絡んでおり、末脚を活かせるタイプの馬が台頭しています。
過去10年の枠順別データを紹介します。
枠 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1枠 | 15.0% | 15.0% | 15.0% |
2枠 | 5.0% | 5.0% | 20.0% |
3枠 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
4枠 | 5.0% | 20.0% | 20.0% |
5枠 | 5.0% | 20.0% | 30.0% |
6枠 | 5.0% | 15.0% | 30.0% |
7枠 | 3.4% | 6.9% | 10.3% |
8枠 | 3.4% | 6.9% | 6.9% |
複勝率で一番高いのは5、6枠で30.0%。次が2、4枠で20.0%。となっております。全部の枠で優勝馬が出ているという珍しいレースとなります。ただ、1枠は3勝。その他の2〜8枠は1勝ずつとなっており、1枠の勝率が頭ひとつ抜けています。さらに1枠について言及すると勝つか着外かの成績となっております。
馬券に絡んだ回数が一番多い枠は5枠、6枠で、6頭ずつ馬券に絡んでおり、毎年、5枠か6枠の馬が馬券に絡む計算となります。
単勝オッズ的側面
過去10年の単勝人気別データを紹介します。
人気 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1番人気 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
6番人気 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8番人気 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
9番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
11番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
16番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
17番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
18番人気 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の単勝人気別データですが、1番人気の勝率は50%とかなり低め。
1〜4番人気の複勝率は全て50%。特徴としては1、2番人気は連対か着外かという成績で、1、2番人気ともに過去10年で5連対ずつしているので、毎年1、2番人気のどちらかは連対すると言っても良いでしょう。11番人気以下は過去10年で1度しか馬券に絡んでいないのでそもそも馬券を組み立てる際は期待値的に無視しても良いでしょう。
騎手的側面
ここからは、過去5年の阪神芝1,600m(外)の騎手成績を紹介します。
阪神 1,600m 騎乗回数ランキング-2022年最新版- |
|
---|---|
RANK(勝率/連対率) | 騎手名 |
9.6%/21.3% |
|
5.1%/10.2% |
|
14.7%/28.2% |
|
※このコースの騎乗数が多い順上位3人を記載しています。
勝利数で見るとは川田将雅騎手とが40勝でトップ。次が福永祐一騎手で24勝、続いてC.ルメール騎手の23勝となっています。
この中で今回騎乗予定の騎手は、和田竜二騎手(キタウイング)、川田将雅騎手(リバティアイランド)となります。
阪神ジュベナイルフィリーズ2022出走馬確定(12月10日更新)
2022年12月11日に行われるチャンピオンズカップの出走馬と枠順が確定しました。
馬番 | 馬名 | 騎手 | 連対率 |
---|---|---|---|
1 | サンティーテソーロ | 横山 和生 | 67% |
2 | キタウイング | 和田 竜二 | 67% |
3 | シンリョクカ | 木幡 初也 | 100% |
4 | アロマデローサ | D.イーガン | 67% |
5 | モリアーナ | 武藤 雅 | 100% |
6 | ミスヨコハマ | M.デムーロ | 50% |
7 | ハウピア | 菱田 裕二 | 50% |
8 | エイムインライフ | 酒井 学 | 50% |
9 | リバティアイランド | 川田 将雅 | 100% |
10 | ミシシッピテソーロ | 原 優介 | 67% |
11 | イティネラートル | 岩田 望来 | 50% |
12 | リバーラ | 石橋 脩 | 67% |
13 | ドゥアイズ | 吉田 隼人 | 100% |
14 | ブトンドール | 鮫島 克駿 | 100% |
15 | ムーンプローブ | 松山 弘平 | 67% |
16 | ドゥーラ | 斎藤 新 | 67% |
17 | ウンブライル | 横山 武史 | 100% |
18 | ラヴェル | 坂井 瑠星 | 100% |
フルゲート16頭立てとなりました。デビューから2戦とも出遅れているラヴェルは18番枠大外ということで、少し出遅れて両枠の馬に挟まれるということはなさそう。リバティアイランドは奇数枠で先入の枠ではあるものの、真ん中付近の枠なのでまずまずでしょうか。メンバー構成的にはスローペースにはならなさそうですね。
阪神ジュベナイルフィリーズ2022の展望
ここからは、私なりの阪神ジュベナイルフィリーズのレース考察を交えて予想を公開していきたいと思います。
まずは展開予想から。
出走馬の展開予想 | ||
---|---|---|
先団 | 中団 | 後方 |
①サンティーテソーロ ③シンリョクカ ④アロマデローサ ⑤モリアーナ ⑥ミスヨコハマ ⑦ハウピア ⑧エイムインライフ ⑪イティネラートル ⑫リバーラ ⑬ドゥアイズ ⑮ムーンプローブ | ②キタウイング ⑨リバティアイランド ⑩ミシシッピテソーロ ⑯ドゥーラ ⑰ウンブライル | ⑭ブトンドール ⑱ラヴェル
|
前に行きたい馬は、サンティテソーロ、イティネラートル、リバーラの3頭でしょうが、枠的にもいき脚的にも先手を取るのはサンティテソーロでしょう。これにイティネラートル、リバーラが続き、その後ムーンプローブがつけそうです。中団にはリバティアイランドがつけ、新馬戦からずっと出遅れているラヴェルは今回も出遅れる可能性が高く(姉のナミュールも出遅れ)後方からの競馬で最後の直線で末脚勝負となるでしょう。ペース的にはすぐに隊列が決まりそうなので、ハイペースにはならなさそうで、騎手心理的に直線は長くゆったりできるという想いもあるので少しスローペース気味にレースは流れると思います。
最後の直線は間違いなく末脚勝負になるでしょう。リバティアイランドとラヴェルは末脚に自信を持っているでしょうから、馬群を割るというよりも安全に、スムーズに末脚を生かしたいでしょうから外を回る競馬となるでしょう。位置取り的にリバティアイランドは前がうまくバラつけば馬と馬の間を悪でしょうが、基本は外を回す。そしてラヴェルについては、ほぼ確実に大外を回してくるでしょう。ウンブライルはスタート出てみないとわかりませんが、この馬もそこまで前にはつけず、中団くらいからレースを進めると思うので、最後の直線勝負となるでしょう。有力どころで前目に行く馬のモリアーナは距離も持つし、おそらく後ろを意識しつつ、距離をとって直線を迎えたいはずで、どこまで粘れるかが鞍上の腕の見せ所でしょう。
たんぷくの注目馬3頭と買い目を限定公開!
最後に今回の阪神ジュベナイルフィリーズで私が注目している馬をご紹介します。土曜日中にはこちらで公開いたしますでお楽しみに
◎⑤モリアーナ(想定3番人気) 今回、かなり混戦模様で難しいと同時に妙味もあって楽しみなレースになりました。 この馬は、とにかく操縦性が良いと言うかセンスが良い。 デビュー戦では、好位から直線反応良く抜け出し上がり最速で楽勝。 2戦目は距離延長の札幌で番手から直線スっと抜けて勝利。 今回、休み明けになりますが馬体がかなり成長している様でかなりプラス体重で出てくると思いますが調教での動きはかなり良いみたいで初戦から期待できそう。 当日は曇り予報ですが、急な雷雨の可能性も。 若干道悪になったとしても、この馬は洋芝でもアッサリ勝つくらいですし問題は無いと思います。
予想日 | レース名 | グレード |
---|---|---|
12月11日(日) | 阪神JF | G1 |
買い方 | ||
組み合わせ | ||
3連複/3連単フォーメーション | ||
1着
2着
3着
|
阪神ジュベナイルフィリーズ2022攻略まとめ
ここまで、2022年12月11日に行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)に関する概要と過去のデータ、展開や注目馬、買い目を紹介してきました。
来年の牝馬クラシックに直結するレースです。過去のレースを見てもこのレースを制してのちに名牝となった馬は沢山います。2歳G1とはいえ、G1を勝つような馬はやはり底力、地力が違うのでしょう。
1勝馬、2勝馬が多い中、そしてまだ精神的にも幼い2歳で1番人気の信頼性という面では厳しいデータが出ていますが、その割には意外とそこまで大荒れが少ないレースです。
基本的な馬券の組み立て方は上位人気〜10番人気までで組み立てるのが吉でしょう。
詳しい情報と阪神ジュベナイルフィリーズの予想は枠順が確定次第追記していきます。
是非続報をお待ちください。

競馬予想サイト解体新書ではLINE公式アカウントにて“今週欠かせない情報“をリアルタイムで配信しています。
注目レースの激アツ情報や的中速報など、稼げる情報が盛り沢山!
配信内容はどれもLINE公式アカウントでしか手に入らない情報となっているので、厳選情報を逃さないためにも、今すぐ登録しておきましょう。
旧アカウントに登録していた方も、リニューアルされた新規アカウントへの切り替えをお願いします。

コメントを投稿する