福永祐一の厩舎開業はいつごろ?管理馬や引き継ぎ事情を徹底解説!
2023年2月19日の東京11Rを持って、国内での現役引退となった福永祐一元騎手。
その後のキャリアとして決まっているのは、調教師としての道を歩んでいくことですが・・
「どこの厩舎に所属するの?」
「いつから厩舎を開業するの?」
上記のような疑問や憶測が飛び交っているように、調教師としての具体的な内容は明確になっておりません。
そこで本記事では、福永祐一の気になる厩舎事情や調教師としてのキャリア展望を徹底解説しました。
▶️この記事でわかること
- 福永祐一の調教師としての展望
- 福永祐一調教師の引き継ぎ事情
- 福永厩舎の開業時期
本記事を読めば、現時点で明らかになっている福永祐一に関する情報が丸わかり。
是非、最後までご覧ください!
一方で、「福永祐一元騎手のプロフィールや過去の成績について知りたい!」という方は下記の記事もあわせてチェックしてみてください。
競馬界のサラブレッドと称されていた福永祐一
通算勝利数983勝を記録し「天才」と呼ばれていた元トップジョッキーを父に持つ福永祐一。
父の影響を受けて、幼少期から競馬に興味を持っていたようです。
また、福永祐一の叔父にあたる福永甲もまた17年間騎手として活躍した後に、調教師免許を取得。
栗東トレーニングセンターに厩舎を開業し、約32年間に渡って数々の競走馬を育て上げた実績を残しています。
このように2世代に及んで、競馬界を牽引してきたとなれば福永祐一が競馬界のサラブレッドと称されてきたのも納得でしょう。
福永祐一の調教師としての展望
2022年12月に調教師免許を一発で合格した福永祐一。
本来、調教師試験合格後の1年間前後は「技術調教師」として交友のある調教師の下で経験を積むのが一般的ですが・・・
本記事の冒頭でもお伝えしたように調教師としての具体的な展望は明確になっておりません。
実際に、試験合格後の記者会見では「海外も含め、生産牧場、育成牧場など色々なところを見て、厩舎経営に必要な経験を積んでいきたいと考えています。」というコメントも残しています。
おそらく、福永祐一は日本競馬だけではなく海外競馬とのコネクションもあるため、日本のどこかに身を固めるのではなく国内外問わず調教師としての知見を蓄えていこうと考えているのでしょう。
福永祐一調教師の気になる引き継ぎ事情を解説
そもそも引き継ぎというのは、定年を迎える調教師たちの管理馬を引き継ぐことを指します。
現時点で、福永祐一が厩舎を開業する際に引き継ぐことになっている先輩調教師は決まっておりませんが、直近3年間前後で定年を迎える調教師を調べれば引き継ぎ先も絞り込めるはず。
そこで、直近3年間で定年を迎える調教師たちを各年度ごとにまとめてみました。
定年する年度 | 調教師名 |
---|---|
2023年 | 橋田満・南井克巳・五十嵐忠男・池添兼雄・大江原哲(計5名) |
2024年 | 安田隆行・加用正・高橋裕・松永昌博・飯田雄三・中野栄治・小檜山悟(計7名) |
2025年 | 音無秀考・宗像義忠・鮫島一歩・川内洋・木原一美・藤沢則雄・石毛善彦(計7名) |
2023年度に引退する調教師の中には、福永祐一と直接的に関係のある人物はいませんでした。
それに、2023年度内に福永祐一が厩舎を開業する可能性は低いため引き継ぎ先としては考えにくいでしょう。
続いて、2024年度に定年を迎えるのは計7名の調教師たち。
その中でも安田隆行が運営している安田厩舎には、福永祐一と親交が深い川田将雅騎手が所属しています。
関係性は直接的ではありませんが、川田騎手を通じて話が進みやすい点からも引き継ぎ先の最有力候補として押さえておいていいでしょう。
最後に2025年度に定年を迎える中で、福永祐一の引き継ぎ候補として有力なのが音無秀考。
音無調教師の管理馬の中には、福永祐一の代表馬とも言えるピクシーナイトやアリストテレスが控えています。
そのため、騎手時代の繋がりを活かして音無秀考の管理馬を引き継ぐ可能性も多いに考えられるでしょう。
福永祐一の厩舎開業時期は未定
どこかの風の噂では「2024年内には・・・」というのも憶測も流れていますが、現時点で福永祐一が厩舎を開業する時期は未定となっています。
前章でお伝えした通り、少なくとも1年間前後は「技術調教師」として国内外問わず様々な経験を蓄えると発言していますし、厩舎の開業前に行われる管理馬の引き継ぎ事情も進んでいません。
そのため、トントン拍子に話が進んだとしても2024年度が最短でしょう。
セレクトセールで厩舎開業に向けて前進
日本最大の競走馬のセリであるセレクトレールが、2023年7月10日・11日の計2日間で行われました。
その中で、日本史上3位となる5億2,000万円で落札されたコンヴィクションⅡが開業予定の福永厩舎に送られることが決定しました。
福永祐一が最も思い入れのある三冠馬コントレイルを父とし、母はアルゼンチンのG1勝ち馬という生粋のサラブレッドを預かることになった点は厩舎開業に向けて大きな前進と言えるでしょう。
この事実を受けて福永調教師は「コントレイルらしい品と体のバランスの良さを感じています。牧場と連携して、競走馬としてしっかり整えていければと考えております」とコメントを残していました。
歴史に残る名馬コントレイル産駒を預かることになった福永調教師ですが、このように馬主から信頼されている点も厩舎経営において大きなプラスになっていくはずです。
セレクトセール2023の注目馬コンヴィクションⅡが福永調教師のもとで、どのような成長を遂げるのか。
イチ競馬ファンとして競走馬にも注目しておきましょう。
福永祐一調教師の厩舎事情まとめ
ここまで、福永祐一の気になる厩舎事情や調教師としてのキャリア展望を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
大まかな流れをもう一度おさらいすると下記の通りです。
- 1年間前後は「技術調教師」として国内外の育成牧場や生産牧場で経験を積む
- 厩舎開業のタイミングで、定年を迎える調教師から管理馬を引き継ぐ
このように厩舎を開業するまではまだ時間がかかる一方で、馬主から信頼されている福永祐一の厩舎には今後も良血統の競走馬が多く集まっていくはずです。
そうなれば、競馬界を縁の下から盛り上げる存在になる日もそう遠くはないでしょう。
今最も期待されている福永祐一調教師の今後の動向にも注目です。
新たな情報が入り次第、随時更新していくのでお楽しみに!
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