ワイドフォーメーションは最強?初心者におすすめの買い方をご紹介!
今回は、ワイドフォーメーションについて解説していきます。
そもそも、「ワイド馬券」は的中させやすく、競馬初心者にもおすすめの買い方の一つです。
しかし、そのワイド馬券の中にも、フォーメーションという買い方が存在します。
一般的なワイド馬券とどのような違いがあるのか、どのように購入するのがおすすめなのかを詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。
元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。
責任者を務める。
競馬歴40年。一口馬主にハマり、2021年はレッドベルオーブ他3頭を購入。
競馬予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
ワイド馬券の特徴をおさらい
ワイドフォーメーションの説明に入る前に、ワイドについて解説します。
ワイド馬券について知っている方は、本パートをスキップしてもらっても構いません。
ワイドとは、3着までに入線する馬2頭を予想する投票方法で、出走馬が4頭以上の時に販売されます。
2着までの馬を2頭選ぶ馬連と似ていますが、ワイドは3着までと的中範囲が広がっています。
以下は、全券種の的中率をまとめた表です。
券種 | 的中率 |
---|---|
単勝 | 5.5% |
複勝 | 16.6% |
ワイド | 1.96% |
馬連 | 0.65% |
※18頭立てレースの場合
上記のように、ワイドと馬連では1%以上の的中率の差が見られます。
全券種の中でも3番目に的中率が高い買い方なので、競馬初心者の方でも当てやすい方法です。
ワイドフォーメーションの購入点数計算方法
他の買い方であれば点数を求める計算式がありますが、自由度の高いワイドフォーメーションの場合だと公式は存在しません。
しかし、投票前に自分が選んだワイドフォーメーションの点数を把握していないと、思っていた以上に投資金額が重なったといったこともなるかもしれません。
そんな方のために、以下にフォーメーションの組み合わせ計算ツールを作成しました。
使い方は、各着番に自分が選択した馬の頭数をチェックしていくだけ。
ワイドフォーメーションで勝負する場合は、下記の計算ツールを活用してみてください!
ワイドフォーメーションとは?
ワイド馬券のおさらいをしたところで、さっそくワイドフォーメーションについて紹介します。
ワイドフォーメーションとは、1頭目と2頭目でそれぞれ馬を選択し、選定した馬の組み合わせを全て購入する方法です。
文章だとイメージしづらいと思うので、具体例を上げて解説します。
馬番 | 買い目 |
---|---|
1頭目:①②③ 2頭目:①②③④⑤ | 1-2,1-3,1-4,1-5 2-3,2-4,2-5 3-4,3-5 4-5 |
上記のように選択したのであれば、全部で10点の購入となります。
1頭目と2頭目の組み合わせは自由なので、次パートで解説するボックスや流しで馬券を上手く組めない時におすすめの買い方です。
「ボックス」「流し」との違いについて
ワイドの買い方には、フォーメーション以外にも「ボックス」「流し」といったものがあります。
そこで、以下ではボックスと流しについて簡単にまとめてみました。
フォーメーション以外にも活用する機会があるので、この機会に押さえておきましょう。
- ボックス:選択した馬の組み合わせをすべて購入する買い方
- 流し:軸馬を1頭を決めて、残りを対抗馬とした買い方
ボックスと流しを解説すると上記のようになりますが、正直イメージがつかないという方も多いはず。
そんな方も理解できるように、画像を作ってみました。
- ボックス:1-2,1-3,1-4,2-3,2-4,3-4
- 流し:1-2,1-3,1-4,1-5
※上記の場合の買い目(点数)
このように、ボックス・流しはフォーメーションとは異なる買い方と覚えておきましょう。
ワイドフォーメーション初心者におすすめの買い方
ワイドフォーメーションは軸馬の選定が的中のカギ。
そのため、競馬初心者の方にとってはどのように予想すればいいか分からない方も多いはず。
そこで、ここからはワイドフォーメーションのおすすめの買い方を紹介していきます。
競馬初心者の方でも理解できるよう説明しますので、ぜひ今後の競馬予想の参考にしてみてください。
おすすめ①:人気馬を2頭選ぶ
まず一つ目は、人気馬2頭を選ぶ買い方。
競馬では3番人気までの馬が馬券に絡む確率は約89%と、かなりの高確率で上位に食い込みます。
この確率を活かして、3着以内に入りそうな人気馬2頭を軸馬に選定しましょう。
しかし、競馬初心者の方にとっては、どのように人気馬を選定すればいいか分からない方も多いはず。
そこで、競馬初心者でも一目で理解できるように、人気馬を選ぶポイントをまとめてみました。
- 単勝オッズが高い
- 前走の調子が優れている
- 逃げ・先行馬
人気馬の選定が難航している際は、上記のポイントを参考にしてみると良いでしょう。
また、人気馬が多数出走するケースもあります。
そのような場合は、競馬の予想印を活用すると良いでしょう。
競馬新聞や競馬予想サイトなどで見られるもので、以下のような印で出走馬を判断することができます。
- ◎(本命):最も勝つ可能性がある馬。
- ◯(対抗):本命馬に対抗できる馬。
- ▲(単穴):◎◯馬に勝てる可能性がある馬。
- △(連下):2・3着に入線する可能性がある馬。
- ☆(星):◎◯▲△以外で、勝てる可能性がある馬。穴馬を指す。
予想印は各予想媒体によって異なるので、複数の予想印を確認し人気馬を選定する方法も一手です。
人気馬2頭を選定する場合は、オッズや予想印などの情報を精査したうえで馬選びをおこないましょう。
おすすめ②:人気馬1頭穴馬1頭
二つ目は、人気馬1頭穴馬1頭を選ぶ買い方。
競馬は3番人気までの馬がキレイに馬券に絡むことは少なく、人気馬と穴馬が馬券に絡む可能性が十分あります。
その傾向を活かして、人気馬・穴馬1頭ずつ買い目に入れることがおすすめです。
3着以内に入線すれば的中となるので、人気馬だけを固めるよりも回収率が期待できます。
また、穴馬を選ぶ際は以下のような特徴を押さえておきましょう。
- 前走で人気を大きく落としている
- リーディング騎手に変更された
- 前走に比べて距離が短くなった
- 人気馬とタイム差がない
上記のポイントを満たしていれば必ず馬券に絡むとは限りませんが、穴馬の選出方法が分からないという方はぜひ参考にしてみてください。
ワイドフォーメーションに関するよくある質問
最後に、競馬解体新書に寄せられたワイドフォーメーションに関するよくある質問について答えていきます。
-
ワイドフォーメーションで勝負したほうがいいレースの特徴は?
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先述した通り、軸馬が決められるレースです。人気馬が馬券に絡む確率や9割近くなので、人気馬を絡めて勝負することがおすすめ。また、出走馬が少ないレースも勝負して良いレースの特徴でしょう。しかし、少頭数レースになると払い戻しも少なくなりやすいので、ワイドオッズを確認してトリガミにだけ気をつけて参加しましょう。
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逆に避けるべきレースの特徴は?
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ワイドフォーメーションで避けるべきレースの特徴は、「軸馬が決めづらいレース」です。出走馬で圧倒的な実力馬がいない=レースが荒れる可能性が高いと考えて大丈夫なので、軸馬がカギとなるワイドフォーメーションでの勝負は避けましょう。荒れるレースであればボックス買いなどで勝負することが無難です。
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ワイドフォーメーションで勝負するメリットとデメリットはあるの?
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メリットは「無駄のない買い目で勝負できる」「回収率を上げられる」ことが考えられます。ボックスのように選定した馬の全て組み合わせを購入するのではなく、1・2頭目に入線する馬の組み合わせを選ぶので、点数を抑えて勝負することが可能です。また、買い目を絞った上で的中させられれば、回収率も上がること間違いなし。一方、デメリットは「予想する際の情報収集に時間がかかる」点です。人気馬・穴馬を適切に選定することは、数多の情報を精査する必要があります。そのため、1レースの予想に費やす時間を多くなり、的中しないとなると割に合わないと感じるかもしれません。
-
ワイドフォーメーションで購入する際の記入方法は?
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ワイドフォーメーションは、以下の投票カードを使って購入してください。
ワイドフォーメーションまとめ
本記事では、ワイドフォーメーションについて紹介してきました。
ボックスや流しと比べて点数を絞ることができるので、高い利益率が見込めます。
ですが、ワイドフォーメーションで的中させることは容易でなく、競馬初心者の方にとってはハードルが高く感じることも。
予想が難しいワイドフォーメーションで的中させるには、軸馬の選定するポイントをしっかりと押さえることです。
本記事で触れたポイントをもとに、ワイドフォーメーションでの的中を狙っていきましょう。
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