三連複一頭軸とは?効率良く稼げる頭数・狙い方もご紹介!
今回は、三連複一頭軸の買い方について紹介します。
三連複一頭軸は多くの競馬ユーチューバーがおこなっている買い方で、競馬ファンであれば「一度は聞いたことがある!」という方もいるのではないでしょうか
ド派手に稼いでいるユーチューバーが多いため、「三連複一頭軸なら稼げるのか?」と疑問を抱えている方も多いはず。
そこで、本記事では三連複一頭軸が本当に稼げる買い方なのか詳しく解説していきます。
また、稼げる頭数や狙うべきレースの特徴についても合わせて紹介しているので、読み飛ばし厳禁です。

1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。
元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。
責任者を務める。
競馬歴40年。一口馬主にハマり、2021年はレッドベルオーブ他3頭を購入。
競馬予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
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これから三連複一頭軸について解説する前に・・・
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三連複一頭軸とは?
三連複一頭軸の詳しい内容に入る前に・・・
「三連複一頭軸って何?」という方のために、まずは基本的な情報を紹介します。
三連複一頭軸とは、軸馬を一頭選出し残りの3着以内に入りそうな馬の組み合わせを全て購入する買い方。
上記のケースだと実際の買い目は、
5-3-7・5-3-10・5-3-14・5-7-10・5-7-14・5-10-14(計6点)
となります。
軸馬さえ馬券に絡めば的中率がグッと上がる買い方で、あとはヒモ 相手馬のことにどの馬が来るかのお話。
一見、簡単そうな買い方ですが、三連複一頭軸は軸馬と相手馬の選定が何よりも重要です。
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三連複一頭軸のメリット・デメリット
ここからは、三連複一頭軸のメリット・デメリットについて紹介します。
一見、当てやすい買い方に見えますが、どこが強みでどこが弱点なのかしっかりと把握しておきましょう。
三連複一頭軸のメリット
メリット
- 三連複ボックスより点数が絞れる
- 軸馬以外を幅広く押さえられる
三連複一頭軸は着順を問わない買い方なため、必ず馬券に絡む軸馬さえ決まればあとは相手選びだけ。
相手選びの際にどうしても多くの馬を選んでしまい、点数がかさんだ経験がある方も多いかと思いますが・・・
三連複一頭軸流しであれば、思っているより点数がかさまないのが強み。
以下の表をご覧ください。
※相手馬を5頭選択した場合
券種 | 点数 |
---|---|
三連複 | 10点 |
三連単 | 20点 |
同じように三連複・三連単で一頭軸5頭流しで予想すると、券種が違うだけでこれだけの点数の差が生まれました。
三連単は着順通りに馬選びをおこなわなければなりませんが、三連複は順不同。
そのため、点数が抑えられ少ない買い目点数で勝負できるというわけです。
また、点数が少なくなりやすい特性を活かして、相手馬を幅広く選ぶことも可能。
人気馬から穴馬まで買い目に入れられ、相手馬を選んだ割には点数も抑えられます。
三連複一頭軸は軸馬の選定さえできれば、点数を抑えて的中率をグッと上げられる買い方です。
三連複一頭軸のデメリット
デメリット
- 実力が拮抗しているレースには不向き
- ヒモを広げすぎるとトリガミのリスクも
一方、三連複一頭軸は実力が拮抗しているレースには不向きです。
なぜなら、軸馬の選定が難しくなるから。
例えば、1番人気を軸馬として相手にも人気馬を選んだとします。
もちろん、1番人気はあらゆる条件を加味してこれだけの人気を得ているはずですが、レベルの高いレースほど意外にオッズが当てにならないケースもしばしば。
軸馬の1番人気が飛んでしまうとそのレースを不的中となるので、実力差がないレースでは三連複一頭軸が不向きというわけです。
また、点数がさほどかさまないといって相手馬を広げすぎると、仮に的中してもトリガミになる可能性があります。
三連複の平均配当は2万前後と高めの数値ですが、これはあくまでも平均値。
人気決着だと数千円程度の時もあり、仮に4,000円の払い戻しであれば10頭以上相手を選んでしまうとトリガミです。
なるべく点数を抑えて利益を得ていくことが、三連複一頭軸の魅力と言えます。
三連複一頭軸で勝負すべきレースの特徴
三連複一頭軸のメリット・デメリットを押さえたところで・・・
これらの要素を踏まえて、三連複一頭軸で勝負すべきレースの特徴を紹介していきます。
三連複一頭軸で狙うべきレースの特徴
- 馬券に絡むような馬が出走しているレース
- 軸馬以外のオッズが拮抗しているレース
- 12頭立て以上のレース
なぜ上記のポイントが三連複一頭軸において重要なのか、それぞれ詳しく解説していきます。
馬券に絡むような馬が出走しているレース
大前提として、三連複一頭軸で勝負する際は馬券に絡むような出走馬が参加していることが条件です。
馬券に絡むような馬がいないと、軸馬を選ぶことができません。
この軸馬が馬券に絡まなかった瞬間に不的中となるので、軸馬が選定できるレースで勝負することが最低条件。
とは言っても、どのような馬が馬券に絡みやすいのか。
分かりやすいのは単勝オッズでの比較です。
上記のように、1番人気のオッズが抜けている時は、軸馬を決めやすい条件と言えます。
また、オッズ以外にも競馬場の相性や過去の勝率、馬場条件なども軸馬を決める判断材料になるので、自分が何を軸に選定するのかを明確にして買い目を作成しましょう。
軸馬以外のオッズが拮抗しているレース
次に重要なのは、軸馬以外の実力やオッズ。
オッズが拮抗しているレースであれば、レースが荒れる可能性が十分に秘めていると言えます。
このような状態は投票している競馬ファンが正確に実力を把握できていない可能性は高い。
では、どのようなオッズ状態になっている時が狙い目なのか。
それは、オッズ差が1〜3倍程度の時です。
このような出走馬が複数頭出走している時、どの馬が上位に絡んでもおかしくなりので、予想は非常に難しくなります。
先ほどの出走表を例に挙げると、2番人気以降のオッズ差は1〜3倍に収まっています。
結果は1番人気→8番人気→7番人気で決着し、払い戻しは12,230円と平均の配当額を大きく超える結末に。
このように、実力が不透明な馬たちを幅広く選択できる買い方なので、軸馬がハッキリしつつそれ以外の馬のオッズが拮抗している時におすすめの方法と言えます。
12頭立て以上のレース
三連複一頭軸で勝負する際は、12頭立て以上のレース時を狙いましょう。
なぜなら、12頭立てレース以降から三連複の配当がグッと上がるからです。
どれくらいの配当を狙っているのかは人によって異なりますが、どうせなら多くの配当を狙いたいはず。
とは言っても、18頭のような多頭数レースで勝負してしまうと、出走数が増えるため必然的に的中率は下がります。
平均配当が1万円を超える12頭立てレースで勝負することで、当てやすさと払い戻しのバランスがちょうど良い条件で勝負することが可能。
また、絶対に馬券に絡まない馬を切れれば、さらに的中率を上げることが期待できます。
仮に14頭立てレースで馬券に絡まないであろう馬を4頭切ることで、実質10頭の馬から6頭を決めて買い目を作ることが可能。
切れる馬が多数出走する場合は、多頭数レースでも的中率を落とさずに高配当を狙えること間違いなしです。
三連複一頭軸は相手に何頭選ぶのがベスト?
ここまで読んでいただければ、三連複一頭軸について大方理解してもらえたかと思いますが・・・
実際に予想するとなると、軸馬以外に何頭の相手馬を選べばいいのか。
このような疑問が湧いてくるかと思います。
「この頭数がベストです!」といった数はなく、結論参加するレースに合わせて選ぶ頭数を変えていくことが重要です。
そこで、ここからはレースの特徴別に三連複一頭軸で選ぶべき頭数を紹介します。
合わせて”どのような馬を選べばいいのか”まで解説していきますので、三連複一頭軸で勝負したい方は必見です!
5頭流し〜堅い展開・自信があるレース〜
「堅い展開が想定される」「このレースは結構自信がある」
というレースでは、三連複一頭軸5頭流しがおすすめです。
合計点数は10点と、1点100円であれば1レースあたり1,000円しかかかりません。
そのため、人気決着する堅い展開でも利益を残しやすく、三連複一頭軸を初めて利用する方におすすめです。
また、自信があるレースでも5頭流しは有効と言えます。
このようなレース時では1点あたりの馬券代を上げることがキーポイント。
自信があるということはある程度馬券に絡む馬が見えているはずなので、1点あたりの馬券代を上げることで利益を一気に伸ばすことが可能です。
仮に1点1,000円で計10,000円になりますが、そのレースの三連複配当が2,000円となれば20,000円の払い戻しになります。
1点100円だと1,000円の利益にしかなりませんが、1点1,000円だと利益はその10倍に。
金銭面のリスクはありますが、自分の中である程度展開が予想できているレースにはおすすめです。
7頭流し〜軸馬を除く出走馬の実力が拮抗しているレース〜
次におすすめしたいのは、三連複一頭軸7頭流しです。
こちらの買い方は、重賞戦にありがちな実力が拮抗したレースで強みを発揮します。
軸馬と相手馬を合わせて8頭も選べるにも関わらず、合計点数は21点。
仮に10頭立てのレースであれば10頭中8頭選べる計算で、かなり幅広く馬を選ぶことができます。
7頭流しで必ず押さえておきたいのが、軸馬の選定基準。
実力が拮抗しているので選びにくいですが、着順は順不同であるため軸馬は最低でも馬券にさえ絡めばいいと考えることが大切です。
軸馬が選定できればあとは実力差がない馬を選ぶだけ。
また、実力が拮抗しているとは言え自分の中である程度馬を切れるのであれば、穴馬を絡めていくのも有効です。
特に実力差がないレースであれば、穴馬が馬券に絡むことはよく見られます。
そのため、馬選びに余裕がある場合は、穴馬を選ぶことで思わぬ高配当が得られるかもしれません。
三連複一頭軸に関するQ&A
最後に、三連複一頭軸に関するよくある質問について紹介しておきます。
-
三連複一頭軸とフォーメーションの違いとは?
-
三連複一頭軸は1頭目を軸にし、2・3頭目には同じ馬を購入します。それに対し三連複フォーメーションは、2・3着それぞれに馬を選択した買い方です。詳しくは、三連複フォーメーションに関する記事を参考にしてみてください。
-
頭数別の点数は?
-
三連複一頭軸流しの計算方法は、流しの頭数(頭数-1)÷2で算出することが可能です。また、すぐに点数が知りたいという方は以下の画像も参考にしてみてください。
三連複一頭軸まとめ
今回は三連複一頭軸について紹介しました。
本記事で押さえておきたい内容は、以下の3点。
本記事の要点
- 三連複ボックスと比べて点数が抑えられる
- 参加するレースに合わせて相手馬の頭数を変える
- 狙い方さえ間違えなければ実力が拮抗したレースでも使える
これらのポイントを押さえるだけでも、三連複一頭軸での勝率はアップできること間違いなし。
的中すれば利益率の高い買い方なので、ローリスクで稼いでいきたい方におすすめです。
実際に三連複一頭軸で勝負する際は、本記事の内容を見返して競馬予想に挑んでみてください!
最後に、優れた成績を残していて週末の予想からすぐに結果が期待できる競馬予想サイトを紹介しておくので、気になる方は参考にしてみてください!
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