【2024年】歴代種牡馬勝利数ランキング！今年主役になりそうな種牡馬は！？

本ページでは、歴代の種牡馬ランキングについて詳しく紹介しています。

勝利数・種付け料をはじめとした、日本の競馬界を支えてきた歴代の種牡馬に関する情報はもちろん。

今後注目を集めるであろう種牡馬についても詳しくご紹介していますので、是非最後までご覧ください。

【この記事で分かること】

• 【通算2000勝以上】種牡馬の勝利数ランキング
• 【通算1000勝以上】種牡馬の勝利数ランキング
• 【通算100勝以上】種牡馬の勝利数ランキング
• 【2024年】活躍が期待される種牡馬ランキング

この記事の監修者

解体新書プロジェクト 総責任者

福岡 裕也

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。

某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。

競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。

競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。

著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。

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【通算2000勝以上】種牡馬の勝利数ランキング

まずは、産駒の通算勝利数が2,000を超える種牡馬を3頭ご紹介します。

※種付け料は該当産駒の歴代最高額を記載しています。

※最終更新日：2024年10月23日

馬名	産駒数	主な代表馬	通算勝利数	重賞勝利数	累計勝馬率	種付け料
ディープインパクト	1804頭	コントレイル	2790勝	294勝	.643	4,000万円
サンデーサイレンス	1532頭	ディープインパクト	2749勝	311勝	.667	2,500万円
キングカメハメハ	1854頭	ロードカナロア	2226勝	141勝	.489	1,200万円

1位は言わずと知れた名馬ディープインパクト。

ディープインパクト自身も生涯成績14戦12勝と無類の強さを誇った実力馬ですが、産駒も素晴らしい成績を残しています。

とくにコントレイルは日本競馬史上3頭目の無敗でのクラシック三冠を達成。

世界初の親子での無敗クラシック三冠を達成し話題を集めました。

そのディープインパクトの父にあたるのが産駒通算勝利数2位のサンデーサイレンス。

元々はアメリカ競馬で輝かしい成績を残していたサンデーサイレンスですが、種牡馬として日本へ輸入されたあとはディープインパクトやゼンノロブロイ、スペシャルウィークといった名馬を排出してます。

通算勝利数3位は短い競走馬生活で強烈なインパクトを残したキングカメハメハ。

種牡馬としても輝かしい成績を残しており、代表馬にロードカナロアやボッケリーニなどがいます。

【通算1000勝以上】種牡馬の勝利数ランキング

続いて、産駒の通算勝利数が1,000を超える種牡馬をご紹介します。

※種付け料は該当産駒の歴代最高額を記載しています。

※最終更新日：2024年10月23日

馬名	産駒数/種付数	主な代表馬	通算勝利数	重賞勝利数	累計勝馬率	種付け料
ノーザンテースト	1007頭	マチカネタンホイザ	1757勝	92勝	.669	–
ブライアンズタイム	1588頭	ナリタブライアン	1711勝	82勝	.493	700万円
ハーツクライ	1603頭	ドウデュース	1567勝	85勝	.474	1,000万円
フジキセキ	1876頭	キンシャサノキセキ	1527勝	78勝	.424	600万円
クロフネ	1849頭	ソダシ	1487勝	51勝	.425	600万円
サクラバクシンオー	1569頭	グランプリボス	1435勝	45勝	.484	500万円
ライジングフレーム	374頭	メリーダンサー	1379勝	62勝	.825	–
ヒンドスタン	404頭	ハクホオショウ	1364勝	113勝	.839	20万円前後
ダイワメジャー	1482頭	セリフォス	1338勝	54勝	.455	600万円
パーソロン	803頭	シンボリルドルフ	1276勝	95勝	.665	–
マンハッタンカフェ	1530頭	クイーンズリング	1163勝	55勝	.384	600万円
ステイゴールド	1342頭	オルフェーヴル	1145勝	116勝	.364	800万円
トサミドリ	391頭	ヤマミドリ	1135勝	55勝	.823	–
ダンスインザダーク	1694頭	ダンスインザムード	1110勝	48勝	.343	500万円
ロードカナロア	1447頭	アーモンドアイ	1106勝	74勝	.428	2,000万円
シンボリクリスエス	1562頭	エピファネイア	1086勝	38勝	.370	600万円
ネヴァービート	649頭	マーチス	1074勝	47勝	.646	–
ゴールドアリュール	1444頭	コパノリッキー	1058勝	26勝	.425	300万円
トニービン	928頭	ジャングルポケット	1054勝	61勝	.515	1,000万円
アフリート	1104頭	ゴールデンジャック	1040勝	13勝	.502	700万円
チャイナロック	713頭	ニホンピロウイナー	1023勝	45勝	.643	–

現役種牡馬はダイワメジャーとロードカナロアの2頭。

ダイワメジャーはマイルチャンピオンシップを制したセリフォスなどを輩出。

現役時代G1を6勝したロードカナロアはダノンスコーピオンやベラジオオペラといった実力馬を着々と生み出しており、ダートが主流の地方競馬でも強さを発揮しています。

また、史上5頭目の牝馬3冠を達成したアーモンドアイもロードカナロア産駒の1頭。

そのアーモンドアイも引退後の21年に繁殖牝馬入りしており、2024年から初仔のアロンズロッドがデビューしています。

【通算100勝以上】種牡馬の勝利数ランキング

続いて、産駒の通算勝利数が100を超える種牡馬をご紹介します。

※種付け料は該当産駒の歴代最高額を記載しています。

※最終更新日：2024年10月23日

馬名	産駒数	主な代表馬	通算勝利数	重賞勝利数	累計勝馬率	種付け料
アグネスタキオン	1163頭	ダイワスカーレット	967勝	55勝	.470	1,200万円
ネオユニヴァース	1459頭	ヴィクトワールピサ	935勝	33勝	.350	500万円
スペシャルウィーク	1236頭	ブエナビスタ	863勝	35勝	.382	800万円
タイキシャトル	1407頭	メイショウボーラー	855勝	20勝	.365	600万円
トウショウボーイ	816頭	ミスターシービー	850勝	48勝	.618	350万円
フレンチデピュティ	1082頭	クロフネ	814勝	29勝	.430	800万円
ルーラーシップ	1236頭	キセキ	802勝	33勝	.397	600万円
リアルシャダイ	1010頭	ライスシャワー	788勝	32勝	.469	–
ジェイドロバリー	1179頭	クリノスターオー	767勝	17勝	.481	–
ハービンジャー	1249頭	ナミュール	736勝	42勝	.332	600万円
ジャングルポケット	1435頭	トーセンジョーダン	715勝	37勝	.285	350万円
ゼンノロブロイ	1108頭	サンテミリオン	697勝	21勝	.375	500万円
キズナ	979頭	ソングライン	688勝	34勝	.478	1,200万円
フォーティナイナー	707頭	アドマイヤホープ	627勝	11勝	.535	不明
シンザン	595頭	ミホシンザン	627勝	49勝	.540	20万円
アンバーシャダイ	975頭	メジロライアン	618勝	26勝	.436	不明
ヘニーヒューズ	899頭	ダイナガリバー	607勝	14勝	.467	500万円
キングヘイロー	1319頭	カワカミプリンセス	549勝	15勝	.312	350万円
タニノギムレット	1244頭	ウオッカ	538勝	25勝	.271	400万円
オルフェーヴル	962頭	ウシュバテソーロ	532勝	30勝	.323	600万円
ホワイトマズル	963頭	ニホンピロアワーズ	526勝	27勝	.365	–
オペラハウス	911頭	テイエムオペラオー	477勝	49勝	.291	420万円
エピファネイア	1028頭	エフフォーリア	475勝	23勝	.391	1,800万円
グラスワンダー	1318頭	スクリーンヒーロー	471勝	29勝	.232	400万円
ドゥラメンテ	725頭	タイトルホルダー	463勝	26勝	.412	1,000万円
モーリス	790頭	ジャックドール	416勝	21勝	.396	800万円
スクリーンヒーロー	694頭	モーリス	395勝	24勝	.358	700万円
キタサンブラック	445頭	イクイノックス	206勝	14勝	.452	2,000万円
ウォーエンブレム	121頭	シビルウォー	172勝	9勝	.538	800万円

産駒が安定した強さを誇るエピファネイアが着実に頭数を増やしています。

また、ドゥラメンテも23年の最優秀3歳牝馬のリバティアイランドや22年の最優秀3歳牝馬のスターズオンアースを排出するなど今後の活躍も期待されていましたが、9歳の若さで急逝。種牡馬として現役なら1,500万円くらいまで種付け料が上がっていたと言われています。

そんな中、種牡馬としてここ数年で頭角を現しているのがキタサンブラック。

代表馬のイクイノックスは22年・23年の年度代表馬となっており、種牡馬7年目となるキタサンブラックは今年の種付け料が2,000万円と、現役種牡馬としては最高額となっています。

【2024年】産駒の活躍が期待される種牡馬一覧

ここからは、2024年に産駒の活躍が期待される期待の種牡馬を10頭ご紹介します。

馬名	通算成績	主な勝ち鞍	獲得賞金	種付け料
イクイノックス	10戦8勝	有馬記念	17億5,655万円	2,000万円
キタサンブラック	20戦12勝	有馬記念	18億7,684万円	2,000万円
エピファネイア	14戦6勝	ジャパンC	6億8,779万円	1,500万円
コントレイル	11戦8勝	ジャパンC	11億9,529万円	1,500万円
スワーヴリチャード	19戦6勝	ジャパンC	8億9,132万円	1,200万円
キズナ	14戦7勝	日本ダービー	4億7,639万円	1,200万円
エフフォーリア	11戦6勝	有馬記念	7億7,663万円	400万円
サートゥルナーリア	10戦6勝	皐月賞	5億2,358万円	800万円
ブリックスアンドモルタル	6戦4勝	ペガサスワールドCターフ	10億7,500万円※	600万円
アドマイヤマーズ	13戦6勝	NHKマイルC	3億2,219万円	700万円

※獲得賞金708万5,650ドルを日本円で換算

近年、産駒が素晴らしい活躍を遂げているキタサンブラックはもちろん。

そのキタサンブラックを父に持つイクイノックスは種牡馬となった初年度から種付け料2,000万円となっており、親子で現役種牡馬最高額の種付け料が設定されています。

また、父ディープインパクトとともに史上初の無敗三冠を達成したコントレイルも注目の1頭。

昨年のセレクトセールではコントレイル産駒が人気を集め、売却額は総額25億円と爆売れしました。

その他では2021年の年度代表馬エフフォーリアや、2019年のアメリカ年度代表馬ブリックスアンドモルタルらも注目を集めています。

【2024年】期待の種牡馬ランキングまとめ

各種ランキングは定期的に更新していく予定です。

例年勢いを増しているキタサンブラック産駒をはじめ、今年はどの種牡馬が競馬界を牽引していくのか・・・

皆さんが注目している種牡馬がいましたら是非、コメント欄で教えてください！