ソールオリエンスの次走はどのレース!?クラシック制覇に向けての実力を徹底解析
どうも。管理人の福岡です。
今回は、今大注目されているキタサンブラック産駒の1頭。
「ソールオリエンス」を紹介します。
馬名 | 評価(★10満点) | 血統(父・母) | セリ取引価格 | 通算成績 | 次走予定 | 生産者 | 調教師 | 馬主 | 通算獲得賞金 | POG投票数 |
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ソールオリエンス | ★★★★★★★★☆☆ | キタサンブラック スキア | – | 8戦3勝【3-2-1-2】 | 未定 | 社台ファーム | 手塚貴久(美浦) | 社台レースホース | 4億7,668万円 | 21,822人 |
キタサンブラック 2012 鹿毛 Halo系 |
ブラックタイド 2001 黒鹿毛 |
サンデーサイレンス(米) |
ウインドインハーヘア 1991 鹿毛 |
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シュガーハート 2005 鹿毛 |
サクラバクシンオー 1989 鹿毛 |
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オトメゴコロ 1990 栗毛 |
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スキア 2007 鹿毛 |
Motivator 2002 鹿毛 |
モンジュー 1996 鹿毛 |
Out West 1994 黒鹿毛 |
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Light Quest 2000 鹿毛 |
クエストフォーフェイム 1987 鹿毛 |
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Gleam of Light 1991 鹿毛 |
「今日までの成績が気になる」
「今後の出走が知りたい」
などなど、ソールオリエンスについて気になる詳細をまとめました。
今後のローテーション、管理状態、ユーザーの方達の評判まで詳しく解説します。
1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。
某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。
競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。
競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。
著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。
ソールオリエンスの次走について(2024年7月29日更新)
6/23に行われた宝塚記念では惜しくも2着となったソールオリエンス。
復活の兆しが見えただけに、次走情報が気になっていたところ7月29日に発表がありました。
次走は10月27日の天皇賞・秋を目標に調整中のようです!
2023年皐月以来のG1制覇となるのか、現役最強馬と名高いドウデュースとの再戦も楽しみなところ。
詳しい情報が入り次第、改めて更新させていただきます。
次回の更新をお待ち下さい。
ソールオリエンスはどんな馬?これまでの結果を交えて解説!
今勢いを増しているキタサンブラック産駒というのはもちろん。
自身の競馬も注目されているソールオリエンスですが、なぜ注目されているのか?
ソールオリエンスについて詳しく知らない方々の為に、これまでの競争結果を交えてわかりやすく解説していきます。
デビュー戦
2022年11月13日の新馬戦で1番人気に推されたソールオリエンス。
2番人気のレーベンスティールは単勝オッズ3.1倍、1番人気のソールオリエンスは1.4倍と圧倒的に支持を集めていました。
最終コーナーまで上位人気3頭が競り合う形になり、最後は2着のレーベンスティールとデッドヒートを繰り広げたのちに勝利。
鞍上の戸崎圭太騎手は「兄弟はテンションが高い方だったが今日は大丈夫だった。素質はあると思います。」とコメントしました。
本レースにおいてギリギリでの勝利となったソールオリエンスですが、2着になったレーベンスティールは2走目の未勝利戦で後続に3馬身以上の差をつけて勝利。ここまで強い勝ち方をしたレーベンスティールに勝利したというだけでも高く評価できます。
京成杯で重賞初制覇!文句なしの差し切り勝利
2番人気で出走した京成杯では横山武史騎手と初コンビを結成。
中団で脚を溜めながら最終コーナーでは大外に進路をとり、前の4頭をごぼう抜き。2着に2馬身以上の差をつけ勝利しました。
デビュー戦では多少苦戦を強いられた印象を受けましたが、このレースではまるで馬が変わったと思うような圧倒的な走りを見せてくれました。
レース前、手塚調教師は「わりと器用。右回りの2000mもダメとは思わない。クラシック路線に乗せたい。」とコメントしていましたが、今回のような走りができれば皐月賞のような強者が集まるレースでも好戦できるはず。
今後の活躍にも期待できる大きな勝利にファンの期待も高まります。
皐月賞を制覇!ごぼう抜きで圧巻V
2023年4月16日の皐月賞では、2番人気に推されたソールオリエンス。
重賞戦で初勝利を上げた横山武史騎手と再びタッグを組み、4角17番手の絶望的なポジションからごぼう抜き。他と1秒以上の差をつけ勝利しました。
混戦が予想されたクラシック競争において、道中は後方から虎視眈々と末脚を温存し、最後の直線勝負で大外から圧倒的な走りを見せてくれました。
この勝利の後、手塚調教師は「もう後は上積みしかない。東京に変わるのもプラス。厩舎一丸となって仕上げたい。」という、次走の日本ダービーへの期待を込めたコメントを残していました。
皐月賞の勢いそのまま2冠達成となるのか。ソールオリエンスの次走に期待しましょう。
クビ差の2着で日本ダービー制覇ならず
2023年5月28日の日本ダービーでは単勝1.8倍の1番人気に推されたソールオリエンス。
レース序盤は6番手につけ好発進を見せます。
直線に入り先に抜け出した勝ち馬を追って懸命に末脚を伸ばしましたがクビ差届かず2着に敗れ、史上8頭目となる無傷での2冠馬誕生とはなりませんでした。
鞍上の横山武史騎手は「思ったよりもスローペースで勝ち馬に有利な展開になってしまった。」と敗因を分析。
今後のレースについて手塚調教師は「何も決められない。」と述べましたが、まだまだ成長の余地を残しているキタサンブラック産駒なので、秋レース以降の巻き返しに期待しましょう。
ゴール前の猛追及ばず、2戦連続の敗戦・・・
2023年9月18日の朝日杯セントライト記念では単勝1.6倍の1番人気に推されたソールオリエンス。
外枠14番から、道中は9番手あたりの外を追走します。
3~4角で外に振られる不利があり、4角は大きく膨れて9番手の大外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げを計り、懸命に先頭を追ったもののレーベンスティールに0.3秒届かず2着。
結果は2着でしたが決して悲観するような内容では無かったので、次走の菊花賞(G1)に向けて順調に調整を進めてほしいところです。
豪脚不発の3着でデビューから初めて連対外す
2023年10月22日の菊花賞(G1)では単勝2.7倍の1番人気に推されたソールオリエンス。
日本ダービーで惜敗を喫したタスティエーラとの再戦ということで多くの注目を集めました。
道中は中団で前を行くタスティエーラをマークするような形で運び、直線では馬群の外に進路を取って自慢の末脚を活かし追い上げるも、外を回されたことで距離的なロスも多く前との差を縮めきれず3着フィニッシュ。
鞍上の横山武史騎手は「したかった競馬はできた。いつもの爆発力が無かったのは距離だと思う」と初出走となった3,000mレースでのスタミナ面を敗因に挙げていました。
結局、日本ダービーに続いてタスティエーラに敗戦しただけでなく、新興勢力であるドゥレッツァの前に5馬身差の圧勝を許してしまったソールオリエンス。
史上6頭目となる皐月賞・菊花賞の2冠を達成することはできませんでした。
各レースのタイム・評価について
ここからは、ソールオリエンスが勝利した各レースのタイムや対戦相手を振り返りたいと思います。
※総合評価はS〜B、Sに近いほどハイレベルという指標
【初戦】2歳新馬戦は平均的なタイムで勝利
2022年11月13日に開催された東京4R・2歳新馬戦のレース結果がこちら。
【東京4R】芝/左回り|距離1,800m|曇り/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5枠5番 | ソールオリエンス | 1番人気 | 牡2 | 460(0) | 戸崎圭太 | 1:50.8 | – | 3-3-3 |
2 | 6枠6番 | レーベンスティール | 2番人気 | 牡2 | 480(0) | T.マーカンド | 1:50.8 | クビ差 | 3-3-4 |
3 | 7枠7番 | ルーシアン | 3番人気 | 牝2 | 470(0) | 津村明秀 | 1:51.7 | 5 | 1-1-1 |
- タイム:★★★☆☆
- 相手馬:★★★★☆
- 総合評価:A
東京競馬場・芝1,800mの新馬戦における平均タイムは1:50.8。
上記から、今回のレースタイムは平均ジャストとなります。
相手馬を見ると、2着に入線したレーベンスティールはソールオリエンスにクビ差と殆ど差はなく、次走の未勝利戦(中山芝1,800m)では勝利。中山芝1,800mにおける未勝利戦の平均タイムが1:50.0に対し、レーベンスティールのタイムは1:48.4。2着に3馬身以上の差をつけるぶっちぎりの勝利となりました。
本レースで3着に入線したルーシアンはその後の出走レースは無し。今後の出走レースの結果が出揃い次第追記していきたいと思います。
レースタイムは平均的ですが、相手馬の次走結果も見れば本レースでの勝利はとても価値のあるものとなったのではないかと思います。
【2戦目】時計はやや遅めでも後続を突き放す好走
2023年1月15日に開催された中山11R・京成杯(G3)のレース結果がこちら。
【中山11R】芝/右回り|距離2,000m|曇り/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4枠4番 | ソールオリエンス | 2番人気 | 牡3 | 462(+2) | 横山武史 | 2:02.2 | – | 5-5-5-5 |
2 | 3枠3番 | オメガリッチマン | 9番人気 | 牡3 | 434(−10) | 石川裕紀 | 2:02.6 | 2.1/2 | 5-5-5-5 |
3 | 7枠7番 | セブンマジシャン | 1番人気 | 牡3 | 480(−4) | C.ルメール | 2:02.8 | 1.1/4 | 5-7-7-7 |
- タイム:★★☆☆☆
- 相手馬:★★★☆☆
- 総合評価:B
中山競馬場・芝2,000mにおける重賞レースの平均タイムは2:00.4。
対して、本レースは2:02.2と平均タイムよりも2秒近く遅い結果となりました。
2着に入線したオメガリッチマンは単勝オッズ118.0倍(最低人気)でしたが、本レースを含め既に5戦、前走から中10日の連闘が実った形で思わぬ好走を見せてくれました。
3着のセブンマジシャンの敗戦は陣営・鞍上共に誤算だったのは確か。ルメール騎手を鞍上に迎えたものの、ソールオリエンスに突き放されるどころかオメガリッチマンにもかわされ3着。ホープフルでは6着でしたが、デビューから2連勝を挙げた実力はもちろん。ここで勝利した上で賞金も加算し一気にクラシックへ直行したかったのが本音でしょう。
レース前の評価ではセブンマジシャンとソールオリエンスの2強状態。ここに2着に食い込んだオメガリッチマンの今後の活躍によっては本レースが再評価される可能性も十分にあります。
引き続き、各馬の動向も追っていきたいと思いますので、今後の更新をお待ち下さい。
【3戦目】目覚ましい成長速度をタイムで証明
2023年4月16日に開催された中山11R・皐月賞(G1)のレース結果がこちら。
【中山11R】芝/右回り|距離2,000m|晴れ/重
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1枠1番 | ソールオリエンス | 2番人気 | 牡3 | 462(0) | 横山武史 | 2:00.6 | – | 15-15-15-17 |
2 | 7枠14番 | タスティエーラ | 5番人気 | 牡3 | 478(−6) | 松山弘平 | 2:00.8 | 1.1/4 | 5-6-6-4 |
3 | 4枠7番 | ファントムシーフ | 1番人気 | 牡3 | 494(−8) | C.ルメール | 2:01.1 | 1.3/4 | 11-10-10-10 |
- タイム:★★★★☆
- 相手馬:★★★★☆
- 総合評価:A
中山競馬場・芝2,000mにおける重賞レースの平均タイムは2:00.4。
今回のレースタイムは平均よりも若干遅い結果となりましたが、皐月賞開催時は重場場となっていました。
本来であれば平均よりも大きくタイムが遅れてしまうような状況下で馬場状態を物ともせず、強靭な末脚を見せつけたソールオリエンス。
さらに、本走と同会場・良馬場で行われた前走の京成杯(G3)では2:02.2を記録していたため、前走から約3ヶ月という短期間でタイムを約1.6秒縮めたことになります。
もし仮にソールオリエンスが前走勝利したタイムのまま皐月賞を迎えていたとすると、2:02.0で本走9着に沈んだ⑤フリームファクシ以下の順位になっていた可能性も否めません。
この点を踏まえると、チャンピオンレースとも称される皐月賞を制した栄光はもちろんですがソールオリエンスの目覚ましい成長速度が評価される絶好の機会になったのではないでしょうか。
今後もソールオリエンスの成長に期待しつつ、動向を追っていきますので更新をお待ち下さい。
【4戦目】スローペースで差し切れず
2023年5月28日に開催された東京11R・東京優駿(G1)のレース結果がこちら。
【東京11R】芝/左回り|距離2,400m|晴れ/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6枠12番 | タスティエーラ | 4番人気 | 牡3 | 478(0) | レーン | 2:25.2 | – | 4-4-4-4 |
2 | 3枠5番 | ソールオリエンス | 1番人気 | 牡3 | 460(-2) | 横山武史 | 2:25.2 | クビ | 6-6-6-6 |
3 | 6枠11番 | ハーツコンチェルト | 6番人気 | 牡3 | 494(−4) | 松山弘平 | 2:25.2 | ハナ | 16-14-6-6 |
- タイム:★★★☆☆
- 相手馬:★★★★☆
- 総合評価:A
東京競馬場・芝2,400mにおける重賞レースの平均タイムは2:24.0。
対して本レースは2:25.2と平均よりも1秒近く遅く、昨年の優勝タイムの2:21.9と比べても4秒近く遅いため、かなりスローペースだったことが伺えます。
レース展開は逃げ馬であるパクスオトマニカが飛ばして見えましたが、タイム的には平均的で2番手グループ以下は超スローの流れ。
馬場の良さも相まって位置取りが最重要となりましたが、仕掛けがやや遅く最終的にはハナ差でタスティエーラに届かなかった。
鞍上の横山武史騎手と手塚調教師も今レースの敗因は「ペース」であったことを揃って口にしており、展開面でツキが無かったソールオリエンスは2着に敗れました。
ここまで目覚ましい活躍を見せてきたソールオリエンスですが、日本ダービーでの敗北を引きずらずにさらに成長した姿を見せてくれるのでしょうか。
【5戦目】外を回され距離ロスもタイムは良好
2023年9月18日に開催された中山11R・朝日杯セントライト記念(G2)のレース結果がこちら。
【中山11R】芝/右回り|距離2,200m|晴れ/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3枠4番 | レーベンスティール | 2番人気 | 牡3 | 470(-4) | J.モレイラ | 2:11.4 | – | 6-6-7-7 |
2 | 8枠14番 | ソールオリエンス | 1番人気 | 牡3 | 460(0) | 横山武史 | 2:11.7 | 1.3/4 | 10-10-9-9 |
3 | 4枠6番 | シャザーン | 3番人気 | 牡3 | 498(+4) | 岩田望来 | 2:11.9 | 1.1/4 | 6-6-4-4 |
- タイム:★★★★☆
- 相手馬:★★★★☆
- 総合評価:A
中山競馬場・芝2,200mにおける重賞レースの平均タイムは2:12.4。
対して、本レースは2:11.4と平均タイムよりも1秒速い展開となりました。
ソールオリエンスのタイムが昨年の優勝馬ガイアフォースの2:11.8を上回っていることを考えると、結果は2着でしたがタイム的には悪くなかったことが伺えます。
4コーナーで大きく外に振られ、9番手で直線にするも上がりタイムは全体2位の34.0とし、外を回されて距離ロスがありながらも2着を確保するあたりは、同世代で力のあるところを示した格好。
レース後に手塚調教師は「安全策で外を回ってもいいから、馬の力を信じようとジョッキーと話していた。勝った馬も強かったが、圧倒された訳ではないのでリベンジしたい。」と菊花賞に向けて巻き返しを誓っていました。
【6戦目】直線で自慢の末脚決まらず
2023年10月22日に開催された京都11R・菊花賞(G1)のレース結果がこちら。
【京都11R】芝/右回り|距離3,000m|晴れ/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8枠17番 | ドゥレッツァ | 4番人気 | 牡3 | 468(+12) | C.ルメール | 3:03.1 | – | 1-1-3-2 |
2 | 4枠7番 | タスティエーラ | 2番人気 | 牡3 | 480(+2) | J.モレイラ | 3:03.7 | 3.1/2 | 9-11-9-8 |
3 | 7枠14番 | ソールオリエンス | 1番人気 | 牡3 | 464(+4) | 横山武史 | 3:04.0 | 1.1/2 | 11-12-12-8 |
- タイム:★★★★☆
- 相手馬:★★★★☆
- 総合評価:A
京都競馬場・芝3,000mにおける重賞レース過去5年間の平均タイムは3:03.9。
対して、本レースは3:03.1と平均タイムよりも0.8秒速い展開となりました。
スタートから前に出たのは大外8枠17番のドゥレッツァ。その後ろにダノントルネード・ファントムシーフ・ハーツコンチェルトと続きます。
一方でソールオリエンスはいつも通り後方から末脚に賭けるスタイルで中団後ろから仕掛けを急がず、マークしたタスティエーラを追う形に。
ただ、タスティエーラより外を回されたことで、直線に入ってからも自慢の末脚を活かせず3着確保が精一杯でした。
結局勝ち馬からの着差は3馬身半+1馬身半(0.9秒差)。
鞍上の横山武史騎手もいつもの爆発力が無かった要因が「距離」であったことを口にしており、初めて走った3,000mが敗因と分析していました。
【7戦目】絶好1枠も直線で馬群から抜け出せず
2023年12月24日に開催された中山11R・有馬記念(G1)のレース結果がこちら。
【中山11R】芝/右回り|距離2,500m|晴れ/良
着順 | 枠・馬番 | 馬名 | 人気 | 性齢 | 馬体重 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3枠5番 | ドウデュース | 2番人気 | 牡4 | 506(+2) | 武豊 | 2:30.9 | – | 13-13-8-3 |
2 | 8枠16番 | スターズオンアース | 7番人気 | 牝4 | 494(-2) | C.ルメール | 2:31.0 | 1/2 | 2-2-2-2 |
3 | 2枠4番 | タイトルホルダー | 6番人気 | 牡5 | 474(-2) | 横山和生 | 2:31.2 | 1 | 1-1-1-1 |
- タイム:★★★★★
- 相手馬:★★★★★
- 総合評価:A
中山競馬場・芝2,500mにおける重賞レース過去5年間の平均タイムは2:33.2。
対して、本レースは勝ち馬は2:30.9と平均タイムよりも2.3秒も速い展開となりました。
好スタートを切ったのは大外8枠⑯スターズオンアースとこれが引退レースとなった④タイトルホルダー。
その後ろにプラダリア・シャフリヤール・ハーパーと続きます。
一方でソールオリエンスはスタートは悪くなかったものの、中団よりも後ろの後方7番手からのレース。
中団をキープしたまま最終コーナーから直線に入りましたが、外に進路が無く馬群に突っ込まざるを得ない状況となってしまい、自慢の末脚も活かせず8着という残念な結果に。
鞍上の川田将雅騎手は、直線で窮屈になってしまったことを敗因に挙げている一方で、「道中はリズム良く運べていた」と収穫も口にしていました。
主戦騎手について
デビュー戦は戸崎圭太騎手。
初重賞となった京成杯では横山武史騎手がコンビを組みました。
先述したように、ソールオリエンスは他の兄弟馬に比べテンションも落ち着いており、誰が騎乗してもとくに変わりなく走ってくれる馬とも言えます。
しかし、混戦必至のクラシック戦線を勝ち抜ける実力を持っているだけに鞍上はできるだけ早めに固定してほしいのが本音。
戸崎圭太騎手はベテランということもあり経験豊富ですが、ソールオリエンスも出走した京成杯では同レース6着に入線したシャンパンカラーに騎乗。
対する横山武史騎手はエフフォーリアやタイトルホルダーといったように、一度コンビを組み重賞を勝利した場合その後のレースも引き続き鞍上を務めるといった流れもあります(タイトルホルダーは途中から兄の横山和生騎手に変更)。
他にクラシック戦線に向けた3歳馬に騎乗して勝利しているわけでも無く、戸崎圭太騎手もシャンパンカラーとはデビュー戦からコンビを組んでいるため、個人的には次戦も横山武史騎手が鞍上を務めるのではないかと予想しています。
次走の鞍上発表の際に、今後陣営が主戦騎手にしたい人物が誰なのかある程度わかるかもしれませんので、引き続き動向を追っていきたいと思います。
なんJ(競馬スレ・掲示板)の評価について
なんJは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発足した何でも実況版を表す言葉。
様々な掲示板でそのことについて話をしている=なんjと呼ばれる様になってきています。
ということで、ソールオリエンスについて語れているスレを調べていると、
「ソールオリエンス強すぎワロタwwwwww」
というスレを、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発見しました。
投稿されていた内容がこちら。
良い評価
- 異次元
- キタサンブラック種牡馬大成功か
- 4コーナで膨れまくって一頭だけ凄い脚で来るとか
ヤバいなこの馬 - 一頭だけ最後坂登ってないどころか下ってたように見えたわ
強すぎるわ
同馬を高く評価する一方、キタサンブラック産駒に対しても高く評価する超えが多数見受けられました。
やはり、同じキタサンブラック産駒のイクイノックスが有馬記念を制した効果もあるのでしょう。
ここまでは心配要素も少なく好走を続けているソールオリエンス。
これから始まるクラシックレースにおいて引き続き活躍してくれることを願いましょう。
ソールオリエンスの次走の予定と評判まとめ
以上が、直近のソールオリエンスの紹介になります。
2023年の出走予定は分かり次第、競馬予想サイト解体新書が随時更新。
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