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シャザーンの次走はどのレース!?金子真人オーナーが「世代最強」と呼ぶその実力をチェック!

シャザーン競走馬

どうも。管理人の福岡です。

今回は、2021年のセレクトセールにて2億4,200万円で取引された「シャザーン」を紹介します。

馬名 評価(★10満点) 血統(父・母) セリ取引価格 通算成績 次走予定 生産者 調教師 馬主 通算獲得賞金 POG投票数
シャザーン ★★★★★★★★★☆ ロードカナロア
クイーンズリング
2億4,200万円 6戦2勝【2-1-1-2】 未定 社台ファーム 友道康夫(栗東) 金子真人ホールディングス 4,258万円 8,290人

ロードカナロア

2008 鹿毛 Mr. Prospector系

キングカメハメハ

2001 鹿毛

Kingmambo
1990 鹿毛

マンファス
1991 黒鹿毛

レディブラッサム

1996 鹿毛

Storm Cat
1983 黒鹿毛
サラトガデュー
1989 鹿毛

クイーンズリング

2012 黒鹿毛

マンハッタンカフェ

1998 青鹿毛

サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
サトルチェンジ
1988 黒鹿毛

アクアリング

2005 鹿毛

Anabaa
1992 鹿毛
シーリング
1990 鹿毛

本記事では、デビュー戦の結果から他ユーザーの評価等、シャザーンに関する情報を余すこと無く記載しています。

シャザーンの詳細や今後の動向について気になる方は是非、最後まで御覧ください。

この記事の監修者
監修者画像
解体新書プロジェクト 総責任者
福岡 裕也

1968年11月1日生まれ。慶應義塾大学卒業。

某スポーツ新聞の競馬面を16年担当。その後、独立してフリーのライターとして活動中。競馬だけではなく、競艇・競輪関連の記事やコラムを執筆する。

競馬歴27年・競艇歴30年・競輪歴25年。趣味は海外旅行。年間10回以上は海外へ。

競艇予想サイト解体新書では全体の監修・コラムの執筆を担当。

著書『解体新書〜競馬・競艇・競輪を極めた男の13の法則〜』を出版予定。

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シャザーンの次走について(2023年9月25日更新)

9月18日に開催された朝日杯セントライト記念(G2)では3着となったシャザーン。

このセントライト記念で3着以内になった馬には10月22日に京都競馬場で行われる菊花賞(G1)への優先出走権が与えられます。

ただ、菊花賞は3000mで行われるためスタミナが持つのかと不安視する声が多数。

陣営がどのレースを選択してくるかは分かりませんが、天皇賞・秋(G1)への出走も十分考えられるでしょう。

次走については決まり次第随時更新してく予定なので更新をお待ち下さい!

シャザーンはどんな馬?これまでの結果を交えて解説!

「なんでこんなに注目されてるの?」

「魅力が知りたい」

「もっとシャザーンについて詳しくなりたい」

という方も少なくないと思うので、シャザーンについて復習。

これまでのレースの内容も合わせて紹介していきます。

激闘の新馬戦は惜しくも2着!

シャザーンデビュー戦

2022年7月31日の新潟5R・2歳新馬戦に挑んだシャザーン。

同レースに出走した取引価格1億8,150万円の良血馬ダノントルネードと人気を分け合い、”総額4億円バトル”と称された新馬戦でしたが、結果はダノントルネードに軍配が上がりました。

シャザーンは惜しくもハナ差で敗れてしまいましたが、スタートから先頭をキープしたまま最後までダノントルネードと1着争いを繰り広げ、個人的には次走にも大いに期待できる1戦だったという印象を受けました。

内枠で先頭をキープしたまま最後まで垂れずに先頭争いをできたのは、素質はもちろん、将来性も十分。

同じく金子オーナーが所有するクロフネやアパパネもデビュー戦未勝利ながら、皆さんもご存知のように後に輝かしい成績を残しています。

今後の動向に期待しましょう。

強靭な末脚で奔走!未勝利戦は期待通りのV

2023年1月15日中京5R未勝利戦シャザーン

2023年1月15日の中京5R・3歳未勝利戦で期待通りの走りをみせたシャザーン。

2番手追走からメンバー最速の上がり3F34秒6の末脚を駆使して突き抜けました。

鞍上した川田騎手は「レース自体はリズム良く走れました。2着馬も伸びる中、この馬自身もいい走りをしてくれました」と満足の一言。

デビュー戦でダノントルネードとの1着争いに敗れたものの、今回の勝利によって改めて格の違いを見せつけました。

将来性や伸びしろはまだまだ未知数。

今後シャザーンはどのような成長を成し遂げてくれるのか。

引き続き、注目しておきましょう。

後方から一気に差し切り貫禄勝ち

シャザーンすみれs

2023年2月25日、阪神競馬場で行われたすみれS。

序盤は6頭立ての最後尾を追走する一番人気のシャザーンは、ヨレ気味のスタートでしたが中盤にはリズムを取り戻し、終盤には先頭から3・4馬身差まで迫り、そこから外に持ち出し加速すると、前の馬たちを楽々と差し切りました。

初めてコンビを組んだ岩田望騎手は「直線勝負で最後にいい脚を使ってくれた。もっと上を目指せる馬だと思います。」と語り、将来性を評価しています。

次走は初のG1レース皐月賞に出走予定。

どんなレースを見せてくれるか、今後の活躍を期待しましょう。

初G1レースは悔しい結果に

シャザーン皐月

2023年4月16日、中山競馬場で行われた皐月賞。

終始いい位置でレースを進めていましたが、最終的には順位を上げきれず掲示板まであと一歩の6着に終わりました。

前回に続きコンビを組んだ岩田騎手は「いい位置で運べましたが、結果的にこの馬の良さを出しきれなかった。」と反省を口にしていました。

次走は「競馬の祭典」と呼ばれる日本ダービーに出場します。

名のある馬や騎手が多く出場する日本ダービーでどんな結果を残してくれるのか、5月28日を楽しみに待ちましょう。

展開読み切れずまさかの9着

シャザーン ダービー

2023年5月28日、東京競馬場で行われた日本ダービー。

レース序盤は中団に位置し終盤には大外に出て自慢の末脚で差し切りを狙うも、仕掛けが遅く上がりきれなかった結果9着と凡走してしまった。

3戦連続でコンビを組んだ岩田望来騎手は「状態良くゲートインして、思ったよりスムーズに進めていた。どうしてもペースに左右されるので、今回は向かなかった。力が足りないわけではない。」と語り、レース展開次第では実力を発揮できる馬と今後のレースに期待を持たせました

次走は未定ですが、直近2戦で調子を落としているだけに復調を期待させるようなレースを見せられるか注目して見ていきましょう。

春からの成長を感じさせる3着入線

シャザーン

2023年9月18日、中山競馬場で行われた朝日杯セントライト記念(G2)。

直近3戦では後方からの競馬でしたが、今走ではスタートを決めて6・7番手あたりを追走します。

直線に入ってからも力強い末脚を見せ、外からきたレーベンスティールとソールオリエンスに捲くられ3着となったものの、ひと夏越えた成長を感じさせるレース展開を見せました。

鞍上の岩田望来騎手も「春の3走とは違いスムーズにゲートを出てくれた。改めて能力の高さを感じました。」と次走に向けても手応えを感じているようなコメントを残していました。

3着に入ったことで10月22日の菊花賞(G1)への優先出走権も獲得。

出走するかどうかは今のところ未定ですが、今走のような走りをすれば上位入線も十分あり得るでしょう。

シャザーンの馬主は数々の活躍馬を所有する金子真人

先述したようにシャザーンは2021年のセレクトセール(1歳)で2億4,200万円の高値で競り落とされた1頭ですが、このシャザーンを競り落としたのが無敗のクラシック三冠を達成したディープインパクトを所有する金子真人さん

今年のセレクトセールでも2日間で計10頭。サートゥルナーリア産駒のラルケットの22(牡)を3億円で競り落としたのを筆頭に総額13億9,600万円をつぎ込むなど気合十分。

そんな金子真人さんがこれまでに所有してきた馬は計474頭にも及びますが、一体どんな馬の所有者なのか。主な所有馬をまとめてみました。

【現役馬】

馬名 血統(父・母) 総賞金 生産者
ソダシ クロフネ
ブチコ
5億4,100万円 ノーザンファーム
ユーキャンスマイル キングカメハメハ
ムードインディゴ
3億7,370万円 ノーザンファーム
ポタジェ ディープインパクト
ジンジャーパンチ
3億5,800万円 ノーザンファーム
ボッケリーニ キングカメハメハ
ポップコーンジャズ
2億8,420万円 ノーザンファーム
ハヤヤッコ キングカメハメハ
マシュマロ
1億9,420万円 ノーザンファーム
グレートタイム キングカメハメハ
ミラクルレジェンド
1億6,040万円 社台ファーム
ボスジラ ディープインパクト
ミスパスカリ
1億4,330万円 ノーザンファーム
マリアエレーナ クロフネ
テンダリーヴォイス
1億4,267万円 日高大洋牧場
ルビーカサブランカ キングカメハメハ
ムードインディゴ
1億3,651万円 ノーザンファーム
ヨーホーレイク ディープインパクト
クロウキャニオン
1億1,810万円 ノーザンファーム
シロニイ キングカメハメハ
シラユキヒメ
1億1,610万円 ノーザンファーム

【引退馬】

馬名 血統(父・母) 総賞金 生産者
ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
13億2,400万円 ノーザンファーム
ラブリーデイ キングカメハメハ
ポップコーンジャズ
7億8,670万円 ノーザンファーム
マカヒキ ディープインパクト
ミスアンコール
5億8,800万円 ノーザンファーム
アパパネ キングカメハメハ
ソルティビッド
4億9,930万円 ノーザンファーム
ワグネリアン ディープインパクト
ミスアンコール
4億8,270万円 ノーザンファーム
カネヒキリ フジキセキ
ライフアウトゼア
4億6,410万円 ノーザンファーム
デニムアンドルビー ディープインパクト
ベネンシアドール
3億7,420万円 ノーザンファーム
フィエロ ディープインパクト
ルビー
3億0,960万円 社台ファーム
シャケトラ マンハッタンカフェ
サマーハ
2億7,190万円 ノーザンファーム
サイレントディール サンデーサイレンス
フェアリードール
2億6,700万円 ノーザンファーム
フォゲッタブル ダンスインザダーク
エアグルーヴ
2億5,170万円 ノーザンファーム
フルーキー Redoute’s Choice
サンデースマイル2
2億4,540万円 ノーザンファーム
ウリウリ ディープインパクト
ウィキウィキ
2億4,135万円 ノーザンファーム
ヴェロックス ジャスタウェイ
セルキス
2億2,060万円 ノーザンファーム
カイトヒルウィンド Saint Ballado
Sloane Street
2億1,650万円 CypressFar
アカイトリノムスメ ディープインパクト
アパパネ
2億1,020万円 ノーザンファーム

上記はほんの一部。

他にも複数の名馬を手掛けている名手ですが、シャザーンは歴代の競走馬と比べても飛び抜けて素質が高く、大本命に近いという呼び声も・・・

2023年は豊作の歳。

金子真人さんの管理する馬が競馬界にどれだけ大きな爪痕を残すのか、今年のセレクトセールで競り落とされた各馬についても今後記事にする予定なのでお楽しみに。

主戦騎手について

シャザーン福永騎手

シャザーンの初陣、鞍上に指名されたのは福永祐一騎手。

金子真人さんが所有する馬では過去ワグネリアンに騎乗し、自身19度目の挑戦にして初の日本ダービー制覇を達成しています。

中央競馬では2,600勝、史上11人目の5大クラシック制覇など輝かしい成績を残している名騎手。

まだ1戦の騎乗ということもあり、今後も引き続きシャザーンに騎乗するかは不明。

今後の情報がわかり次第、追記していきたいと思います。

POGの競走馬指名者数ランキング第6位

POGとは、JRAが主催している競走馬のオーナゲームのこと。

ルールがこちら。

  • 対象は2歳馬(2023年に3歳になる競走馬)
  • 競走馬1頭を選択
  • 獲得した賞金をポイントに変換
  • 同一馬を選択したオーナーが複数の場合は山分け
  • ポイントに応じて豪華賞品をゲット

1口馬主のような仕様となっており、投票した馬の勝利に応じてポイントが還元。溜まったポイントは商標等と交換できる仕組みになっています。

2022年度のシャザーンは第6位。指名者数は11,361人とかなり期待されている様子。

同じロードカナロア産駒のテンペストは第5位となっていますが、指名者数は11,557人とシャザーンとほぼ変わらず。

次走の活躍次第ではさらに順位が上がる可能性もあるでしょう。

今後の動向に益々注目が集まります。

なんJ(競馬スレ・掲示板)の評価について

なんJとは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発足した何でも実況版を指す言葉。

掲示板やジャンルを問わず、そのことについて話をされている=なんJ、と呼ぶ風習があります。

検索したところ、シャザーンが話題に挙がっている掲示板を見つけたのでそちらに記載されていた内容をまとめてみました。

良い評価

  • 負けたけど既に伝説の新馬戦になった
  • シャザーン根性ある
  • よくラストまで持ちこたえた

悪い評価

  • あんま仕上がってなかった
  • 信じられないくらい遅かった

1番人気に推されていたこともあり、がっかりしたという声も多数見受けられました。

しかし、それ以上に1着のダノントルネードとの激闘を高く評価する声も多く見られました。

良血馬同士の1着争いを「伝説の新馬戦」と呼ぶユーザーまで現れています。

かなりのスローペースだったのは否めませんが、今後の2頭の活躍によって益々評価が左右される1戦になったことは間違いありません。

次走のレースが終わり次第、掲示板での皆さんの評価を再確認したいと思いますので次回の追記をお待ち下さい。

シャザーンの次走の予定と評判のまとめ

最後まで記事をご覧頂きありがとうございます。

セレクトセールでの取引価格はもちろん、新馬戦から見応えのある激闘を繰り広げてくれたシャザーン。

次戦はオープン戦になるものの、ここでの勝ち方次第ではダービーでの勝機も見えるでしょう。

実力があることには変わりないので、次回の活躍に期待して動向を見守りましょう!

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