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佐賀競馬場のコース特徴やレース傾向を徹底分析!

今回は、九州唯一の地方競馬場である「佐賀競馬場」について紹介していきます。

sagakeibajo

もともと、佐賀競馬場は赤字を抱えていた競馬場でした。

しかし、同じ九州にあった荒尾競馬場・中津競馬場が閉鎖されたことで佐賀競馬場に競馬ファンが集中。

その結果、経営は好転し、2020年度には500億円近くの売上を記録しました。

本記事ではそんな佐賀競馬場の特徴から、開催されるダートグレード競争で押さえておきたいポイント、アクセス方法等について詳しくご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
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ライター・データ収集担当
服部 雅史

1969年8月24日生まれ。早稲田大学卒業。

趣味で始めた競馬に魅了され、人工知能を駆使して競馬予想AIを開発。

過去20年間で120%を超える回収率を実現させている。

この結果がSNSでバズったことで、福岡からDMで届いた競馬予想サイト解体新書のオファーを承認。

競馬予想サイト解体新書のデータ収集、分析・記事の執筆を担当する。

競馬歴32年。趣味はドライブで、先日ランボルギーニを購入した。

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佐賀競馬場の特徴について

まずは、佐賀競馬場のコース詳細をご覧ください。

佐賀競馬特徴

データ名 詳細
回り 右回りコース
1周距離 1100m
直線距離 250m(ゴールまで200m)
幅員 19.2m~24m
高低差 1m
フルゲート 12頭

1周1,100mと、地方競馬の中でも小回りコースの佐賀競馬場。

直線も200mと、高知競馬場と並んで地方競馬場でもっとも短く設定されています。

300m以上ある大井・船橋・門別などと比べると、かなり短いことが分かるでしょう。

ここからは、そんな佐賀競馬場について押さえておきたいポイントをご紹介したいと思います!

直線が短いため逃げ馬が有利、追い込み馬が不利になる

前述した通り、佐賀競馬場は直線が200mしかありません。

そのため、佐賀競馬場では追い込みの勝率が最も低くなっています。

ラストの直線に入る前に位置取りをおこない、ストレートに入った時に逃げ切れるようなレース展開をすることが得策です。

内側の砂が深いためレースでの位置取りが重要になる

以下の画像は、佐賀競馬で行われたとあるレースを撮影したもの。

普段から競馬をやっている方なら気づくと思いますが、コースの内側を走る馬がいないことが分かると思います。

佐賀競馬内側の砂が深い

これは佐賀競馬のコースの内側は砂が深くなっているため。

砂が深いと普段よりも一蹴りにかかる力が必要なので、スタミナが大きく削られます。

そのため基本的にはコースの内側は避けられることが多くなります。

ただ、あまりにも外側を回るような走り方をすれば距離的に不利なことは明らか。

そこで重要になるのがコース取りです。

いかに走りやすい位置をキープできるかが勝利の鍵となり、馬の実力だけでなく、操作性や騎手の手腕が問われる競馬場となっています。

直線が緩い下り坂になっている

下り坂

佐賀競馬場のホームストレートは、緩やかな下り坂となっています。

逃げ馬や先行馬が序盤でスタミナを大きく消費しても、下り坂の恩恵を受けてスピードを落とさずに走り切ることが可能です。

そのため、逃げ馬や先行馬のタイプが佐賀競馬場で好走する可能性が高いと考えられます。

しかし、距離が長くなると序盤から飛ばすことは難しく、中距離以上のレースでは不利になることも頭に入れておきましょう。

佐賀競馬場の特徴まとめ

ここまで紹介してきた佐賀競馬場の特徴を振り返っていきましょう。

  • 内側の砂が深くコース取りが重要になる
  • 直線が緩い下り坂になっている
  • 直線が短いため追い込みをかけづらい

佐賀競馬場は圧倒的に外枠が有利で、序盤のポジション取りが上位入線へのカギをとなります。

このような特性を押さえておくことで、佐賀競馬場での的中率をグッとアップさせることに繋がるでしょう。

佐賀競馬場で勝つためにも上記の特徴・ポイントは必ず頭に入れておいてください!

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佐賀競馬場で開催されるコース毎の特徴

ここからは、佐賀競馬場で行われるコース毎の特徴をご紹介していきます。

全部で6つのダートコースが設置されている佐賀競馬場。

距離が変わることで走り方も異なるので、それぞれのコースの特徴を確認してきましょう。

佐賀ダート900m

佐賀競馬場900m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 57% 84%
先行 9% 45%
差し 1% 9%
追い込み 0% 2%

下級条件のみで使用される佐賀ダート900m。

2コーナー奥のポケットからスタートし、最初のコーナーまでの距離が400mほど。

短距離のため逃げ馬が圧倒的に有利で、そのまま押し切る展開が多くなっています。

また、下級条件のみなので差しきれる末脚を持っている馬がいないことも、逃げ・先行馬の成績が良い理由といえるでしょう。

佐賀ダート1300m

佐賀ダート1300m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 33% 62%
先行 12% 39%
差し 6% 19%
追い込み 2% 7%

第4コーナーを回りホームストレートに差し掛かる場所からスタートする佐賀ダート1,300m。

内側は砂が深く、第1コーナーに入るまでにポジション取りをしておきたいと考える騎手がほとんど。

そのため、比較的先行争いは激化しやすい傾向があります。

こちらのコースは下級馬が出走することがほとんどなので、人気が集中している外枠の馬を予想することがおすすめです。

佐賀ダート1400m

佐賀ダート1400m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 26% 53%
先行 12% 37%
差し 5% 23%
追い込み 1% 10%

第4コーナーの奥ポケットからスタートする佐賀ダート1,400m。

コース内容は1300mとほぼ変わらず、スタートからの直線が100m伸びた程度です。

スタートからの直線が伸びたことで、長めの先行争いとなります。

その先行争いの際に、外枠の馬が内枠の馬を内側にある深めの砂に追いやるケースも。

外枠の馬は走る距離が増えるものの、佐賀競馬場においては内枠より外枠の方が圧倒的に有利と言えます。

佐賀ダート1750m

佐賀ダート1750m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 24% 45%
先行 11% 33%
差し 6% 23%
追い込み 4% 14%

向こうストレートの半ばからスタートする佐賀1750m。

最初のコーナーからは150mしかなく、序盤から先行争いが激しくなりやすいコースです。

外枠の馬はスタートから内側へ位置取りをする傾向があるので、内枠の馬は早めにポジション取りをしておきたいところ。

ですが、序盤から飛ばしてしまうと距離は1750mもあるので、ペース配分も頭に入れておきたいコースと言えます。

佐賀ダート1800m

佐賀ダート1800m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 19% 43%
先行 13% 35%
差し 5% 23%
追い込み 2% 12%

1750mのスタート位置から少し奥の場所から出走する佐賀ダート1800m。

最初のコーナーから200mあるため、スタートダッシュを決めて良いポジションを取ることが重要です。

距離は1800mもあるので、序盤から飛ばしすぎると終盤で落ちる可能性も。

ですが、逃げ・先行馬の勝率が高いので、スタートしてからの位置取りが重要になるでしょう。

佐賀ダート2000m

佐賀ダート2000m

 脚質 勝率 複勝率
逃げ 5% 33%
先行 17% 43%
差し 8% 23%
追い込み 0% 6%

バックストレッチ側の奥ポケットからスタートする佐賀ダート2000m。

最初のコーナーまで400mも距離があるので、馬群が縦長になりやすく外枠の距離損もあまりありません。

しかし、コーナーが6回もあるので、2000mに限っては内側のポジション取りができる馬が有利なコースです。

ちなみに、本コースは「佐賀記念」といった重賞戦で使われることがほとんどなので、実力馬がしのぎを削る展開が見れられます。

佐賀ダート2500m

佐賀ダート2500m

*過去10年の九州大賞典の成績を元にしています

 脚質 勝率 連帯率
逃げ 5% 30%
先行 16% 38%
差し 8% 16%
追い込み 0% 4%

九州大賞典でのみ使用される佐賀ダート2500m。

4コーナー奥のポケットからスタートし、コースを2周強します。

距離が長いので、ポジション取りよりもどこでスパートをかけるかが重要。

ですが、内側のポジションを先に取られてしまうと後半で差し切ることが難しくなるので、序盤の位置取りは大切になるでしょう。

また、距離が長いのでスタミナも必要なコース。

基本的にはロス無く立ち回れる逃げ・先行馬が有利で、よほどの力が無ければ差し・追い込み馬が活躍することは難しいコースとなっています。

佐賀競馬場コース特徴まとめ

ここまで、佐賀競馬場の各コースについて紹介しました。

コースごとの特徴は、以下の通り。

  • 900m:短距離のため逃げ馬が圧倒的に有利
  • 1300m:最初のコーナーまでの位置取りが激化しやすい
  • 1400m : 長めの先行争いが繰り広げられる
  • 1750m:序盤のポジション争いが上位のカギを握る
  • 1800m:ポジション取りをしながらもスタミナにも注意しなければならないコース
  • 2000m:重賞戦で使われる実力馬が熱いレースを繰り広げられるコース
  • 2500m:スパートをかけるタイミングが上位入線へのカギ

以上が、佐賀競馬場におけるコース別の特徴です。

コースの距離が短いほど序盤勝負で、長くなるほどスパートをかけるタイミング勝負みたいに、コースの距離によって特徴が異なります。

佐賀競馬場で開催されるレースでは、出走馬だけでなくコースの距離も合わせて競馬予想に活かすことが大切です。

佐賀競馬場で開催されるダートグレード競走一覧【2025年】

佐賀競馬場では、アツいレースを見せるダートグレード競走が年に2回出走されます。

具体的なレース名は以下の通り。

  • 01月26日:佐賀記念(Jpn3)
  • 09月04日:サマーチャンピオン(Jpn3)

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

佐賀記念(Jpn3)

佐賀記念

  • コース:佐賀ダート2000m
  • 対象馬:サラ系4歳以上
  • 最高配当(3連単):250.3倍
  • 最低配当(3連単):13.5倍
  • 平均配当(3連単):70.7倍

地方・中央問わず、実力馬が揃う佐賀記念

最高払戻金は25,030円(3連単)で、大穴が馬券に絡みにくいレースと言えます。

人気通りの決着になることが多いので、下手に穴馬を狙うより堅い買い目を購入することがおすすめです。

しかし、人気馬を中心に馬券を購入しすぎるとトリガミになる可能性もあるので、適切な数を買うようにしましょう。

サマーチャンピオン(Jpn3)

サマーチャンピオン

  • コース:佐賀ダート1400m
  • 対象馬:サラ系3歳以上
  • 最高配当(3連単):369.3倍
  • 最低配当(3連単):11.4倍
  • 平均配当(3連単):138.4倍

JRAを含め2レースしかないハンデ戦の一つであるサマーチャンピオン

佐賀記念に次ぐダートグレード競走として創設され、当初からG3の格付けがされました。

本レースも人気決着になることが多く、過去5年で馬券に絡んでいる馬は1〜6番人気のみ。

そのため、人気が集中している馬を狙うことで的中率を引き上げることができるでしょう。

佐賀競馬場で勝率の高い騎手(2025年度版)

※佐賀競馬場所属の騎手のみで作成したランキングになります

騎手名 出走回数 勝率 連対率
山口勲 648回 23.5% 40.7%
飛田愛斗 805回 14.9% 26.8%
石川慎将 711回 16.2% 32.8%
山田義貴 606回 15.3% 27.4%
川島拓 884回 9.0% 19.3%
出水拓人 845回 9.3% 20.1%
山下裕貴 547回 13.0% 23.2%
金山昇馬 688回 8.7% 16.1%
田中直人 716回 7.8% 17.9%
竹吉徹 763回 6.6% 17.3%

2024年シーズンの佐賀競馬場で開催されたレースで最も勝率の高い佐賀競馬所属騎手は・・・

山口勲騎手」となりました。

出走回数648回に対して勝率23.5%、連対率40.7%という成績。

ここからは、山口勲騎手を含んだ佐賀競馬場で勝率の高い騎手3名をピックアップして確認していきましょう。

山口勲

山口勲騎手

  • 生年月日:1970年3月28日(54歳)
  • 出身:日本
  • 勝利回数:5459勝(2025年3月現在)
  • 獲得賞金:406億1600万

騎手の傍ら、佐賀県の調騎会騎手部会会長の一面を持つ山口勲騎手。

騎手歴は38年と大ベテランで、地方競馬では史上6人目となる通算勝利数は5005勝を記録しています。

しかし、2024年4月3日に酒気帯び運転の疑いがあったことから、騎乗を自粛。

この一件で騎手を引退かと思われましたが、同年4月23日には騎乗を再開しており、競馬ファンとしてはホッとする瞬間でもありました。

これまで積み上げてきた勝利をどこまで増やせるのかが、楽しみな騎手です。

飛田愛斗

飛田愛斗

  • 生年月日:2002年8月1日(23歳)
  • 出身:日本
  • 勝利回数:471勝
  • 獲得賞金:49億1069万

中学3年生の時に、父親と一緒に競馬場へ行ったことがきっかけに騎手となった飛田愛斗騎手。

先ほどの山田騎手と同様に将来の競馬を担う騎手の一人で、2021年12月には「ヤングジョッキーズシリーズ」でチャンピオンになった実力者です。

競馬ファンからは「天才」とも呼ばれる逸材なので、競馬ファンも飛田騎手の活躍が今後も目が離せないでしょう。

石川慎将

佐賀競馬リーディング3位石川慎将

  • 生年月日:1984年12月13日(41歳)
  • 出身:日本
  • 勝利回数:1233勝
  • 獲得賞金:8億3,403万

父が石川浩文調教師の厩務員をしていた影響で競馬に興味を持ち、幼い頃から騎手になることを夢見ていたそうです。

騎手になってからはデビュー戦で初勝利を収め、華々しいスタートを切りました。

その後は毎年安定して勝利を重ね、2023年3月には通算1,000勝を達成しています。

今後も高い騎乗技術と勝負勘を活かして、佐賀競馬で活躍していくでしょう。

佐賀競馬場の施設案内とアクセス方法について

施設案内

佐賀競馬場全体MAP

  1. 入場門・総合案内所:佐賀競馬開催時では入場料100円。場外販売は無料で入場可能
  2. 予想新聞販売所:競馬情報に関する専門誌が販売されている
  3. 駐車場:最大2300台収容可能
  4. パドック:全国唯一の右回りパドック。競走馬のコンディションチェックが可能。
  5. J-PLACE鳥栖:佐賀競馬だけでなく中央競馬まで購入できる販売所
  6. 食堂:ラーメンやカツ丼など、種類豊富なお食事処が満載
  7. スタンド:無料で見れるところから、ドリンクがついた有料で見れるスタンド席も完備
  8. 角場場:調教専用のコース。ウォーミングアップなどで使われる

佐賀競馬場は競馬以外にもグルメも充実しており、各階合わせて数十店舗の飲食店が並んでいます。

競馬予想で熱くなると時間を忘れて、ついついお昼を忘れてしまうこともしばしば。

そんな時は、佐賀競馬場にある飲食店に訪れて、お腹を満たしてから競馬を楽しみましょう。

佐賀競馬場のアクセス方法について

ここまで、佐賀競馬場の特徴や施設について紹介してきました。

次に、佐賀競馬場のアクセスについて解説していきます。

  • 「福岡空港」「佐賀空港」から約50分
  • 九州新幹線「新鳥栖駅」から約10分
  • JR「鳥栖駅」から約15分
  • 九州自動車道「鳥栖I.C.」から約20分
  • 長崎自動車道「東脊振I.C.」から約20分

佐賀競馬場は、最寄りに公共交通機関がないので、車で向かうことがおすすめです。

上記の鳥栖・東脊振のインターチェンジであれば、20分程度で到着。

ですが、駐車場の収容台数が2300台なので、後半に注目レースが控えている場合はなるべく早めに佐賀競馬場を訪れる方が良いでしょう。

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