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【最新版】歴代最強馬ランキングTOP10!

歴代最強馬TOP画像

公営ギャンブルの中で最も長い歴史を持つ競馬。

そんな競馬において、いつの時代もファンの間で議論されているのが「歴代最強馬はどの馬なのか?」ではないでしょうか。

この疑問に終止符を打つために、競馬予想サイト解体新書が独自の選定基準から選んだ「歴代最強馬ランキングTOP10」をご紹介していきます。

競馬ファンであれば知っておきたい日本の名馬が数多く登場しますので、是非最後までご覧ください!

この記事の監修者
監修者画像
競馬予想サイト解体新書 責任者
河田 孝太郎

1965年8月8日生まれ。日本中央競馬学校中退。

元ジョッキーの父親に憧れJRA所属の騎手を目指すが一身上の都合により断念。某有名競馬場で厩務員として働いていた際にフリーライターとして訪れた福岡と意気投合し、競馬予想サイト解体新書設立に参画。

責任者を務める。

競馬歴40年。一口馬主にハマり、2021年はレッドベルオーブ他3頭を購入。

競馬予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。

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最強馬ランキングの選定基準

さっそく、最強馬ランキングの選考基準を紹介していきます。

ランキングを作成する際に参考にしたデータは下記の通り。

  • 通算成績
  • G1勝利数
  • 勝率・連対率・複勝率
  • 通算獲得賞金
  • WBHR最高順位 NEW
  • 戦った相手関係 NEW

最強馬を決める上で最も重要なのは通算成績。

その中でもトップクラスの馬が集まるG1レースでの勝利数も選考基準に加えました。

また、勝利数だけでなく勝率・連対率・複勝率で馬券内に入った数も考慮

これらの成績が高ければ獲得賞金が多くなるのは必然ですが、通算獲得賞金も選考基準に加えました。

2024年10月9日新たにWBHR(ワールドベストレースホースランキング)の最高順位とG1出走時などの戦った相手関係も追加。

下記では今回参考にした獲得賞金ランキングを詳しく紹介しているので、本記事と併せてご覧ください!

【最新情報】ダートランキングを3位まで掲載

2月に開催されたサウジCをフォーエバーヤングが制覇した事でダート競走もますます活気づいてきています。

そんな中で「ダートの最強馬って誰?」と言った声や「ダートで強かった競走馬が知りたい!」という声を多数頂きました。

そこで、本記事では新たに歴代ダート最強馬を3位まで掲載する事に決定!

まずは、歴代最強馬ランキングTOP10を紹介させていただき、その後にダート最強馬3頭を紹介していきます。

すぐにでもダート最強馬が知りたい方はこちら

歴代最強馬ランキングTOP10

いよいよ皆さんお待ちかね。

上記のランキング選考基準を元に歴代最強馬ランキングTOP10をご紹介!

競馬ファンの間で名馬として語り継がれ、現役引退後も高い人気と知名度を誇る馬が多く登場します。

各馬の特徴や血統・通算成績なども簡単にまとめていますので、是非最後までご覧ください。

※2024年12月23日ランキングを更新しました。

【前回10位】エルコンドルパサー

エルコンドルパサー

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
エルコンドルパサー(牡) ★★★★★★★☆☆☆ 11戦8勝【8-3-0-0】 3勝 3億7,607万円 98’ジャパンC Kingmambo
サドラーズギャル
TakashiWatanabe(米) 二ノ宮敬宇 渡辺隆 99’年度代表馬

現役生活わずか2年ながら今もなお伝説として語り継がれているエルコンドルパサー

国内では7戦6勝で2着1回、海外でも4戦2勝で2着2回と常に安定した走りを見せていました。

また、日本の調教馬として初めて海外の中長距離G1を制覇

そして何より、世界最高峰の舞台として知られるフランス・凱旋門賞にて日本所属馬最高の2着入線を果たしています。

日本の競走馬が世界でも通用することを証明した馬と言っても過言ではないでしょう。

【第10位】ダイワスカーレット

ダイワスカーレット

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
ダイワスカーレット(牝) ★★★★★★★☆☆☆ 12戦8勝【8-4-0-0】 4勝 7億8,668万円 08’有馬記念 アグネスタキオン
スカーレットブーケ
社台ファーム 松田国英 大城敬三 07’最優秀3歳牝馬

JRAの牝馬としては史上最多の12戦で連対率100%を成し遂げたダイワスカーレット

母は重賞4勝のスカーレットブーケ、兄はG1・5勝のダイワメジャー、父は幻の三冠馬と言われるアグネスタキオンとデビュー前から注目されていました。

印象的なのはウオッカとの激戦を演じた08’天皇賞・秋。

結果はウオッカのハナ差2着でしたが、その差は僅か2cmと競馬史に残る大熱戦で、観るものに「負けてなお強し」の印象を強烈に残しました。

ダイワスカーレットは、血統もレースで示した能力いずれも間違いなく、現代日本を代表する存在であったといえるでしょう。

【第8位】ウオッカ

ウオッカ

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
ウオッカ(牝) ★★★★★★★☆☆☆ 26戦10勝【10-5-3-8】 7勝 13億487万円 09’ジャパンC タニノギムレット
タニノシスター
カントリー牧場 角居勝彦 谷水雄三 08’09’年度代表馬

10位にランクインしたダイワスカーレットの宿命のライバルであるウオッカ

07年には牝馬として64年ぶりの日本ダービーを制覇し、08・09年と2年連続で年度代表馬に輝くなど牝馬の歴史を次々と塗り替えました。

不安定な成績のため、競馬ファンの間で意見が分かれることがありますが、アーモンドアイに抜かれるまで牝馬として最高のG1・7勝偉業も達成していることから名牝であることは間違いなし。

牡馬に勝てないと言われていた牝馬の常識を変えた存在でした。

【第8位】テイエムオペラオー

テイエムオペラオー

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
テイエムオペラオー(牡) ★★★★★★★★☆☆ 26戦14勝【14-6-3-3】 7勝 18億3,518万円 00’ジャパンC オペラハウス
ワンスウエド
杵臼牧場 岩元市三 竹園正繼 00’年度代表馬

2000年には8戦8勝無敗で芝の古馬中長距離G1完全制覇の偉業を達成したテイエムオペラオー

まだデビュー4年目だった和田竜二騎手を育てた馬と言っても過言ではありません。

通算獲得賞金18億は当時の史上最高額。

数々の記録を残したテイエムオペラオーは、引退後の2004年に顕彰馬に選出され「殿堂入り」を果たしています。

【第7位】シンボリルドルフ

シンボリルドルフ

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
シンボリルドルフ(牡) ★★★★★★★★☆☆ 16戦13勝【13-1-1-1】 7勝 6億8,482万円 84’85’有馬記念 パーソロン
スイートルナ
シンボリ牧場 野平祐二 シンボリ牧場 84’85’年度代表馬

史上初無敗のクラシック三冠馬として「皇帝」とも呼ばれたシンボリルドルフ

その圧倒的な強さから、管理する野平調教師に「競馬に絶対はないが、シンボリルドルフには絶対がある」とも言わしめました。

数々の名馬に騎乗してきた名手・岡部幸雄も「史上最強馬だと思う」と語っています。

引退後は種牡馬としてトウカイテイオーなどを輩出し、自身も1987年に顕彰馬に選定されました。

【第6位】キタサンブラック

キタサンブラック

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
キタサンブラック(牡) ★★★★★★★★★☆ 20戦12勝【12-2-4-2】 7勝 18億7,684万円 17’有馬記念 ブラックタイド
シュガーハート
ヤナガワ牧場 清水久嗣 大野商事 16’17’年度代表馬

競馬界の枠を超えてファンから愛されたキタサンブラック

父はスプリングSなどの重賞戦で勝利を記録したブラックタイド、そしてブラックタイドの全弟は無敗の三冠馬として有名なディープインパクトとなっています。

ちなみにブラックタイドの全弟は無敗の三冠馬として有名なディープインパクト。

紅白歌手としても有名な北島三郎さんがオーナーということでも注目を浴びたキタサンブラックですが、獲得賞金の18億7,684万円はJRA歴代4位と強さも本物。

種牡馬としては初年度産駒から2022年の年度代表馬イクイノックスを輩出するなど、現役を退いてもなお存在感を見せています。

【第5位】ドウデュース

ドウデュース歴代最強馬第 5位

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
ドウデュース(牡) ★★★★★★★★★☆ 16戦8勝【8-1-1-6】 5勝 17億5,347万円 23’有馬記念 ハーツクライ
ダストアンドダイヤモンズ
ノーザンファーム 友道康夫 キーファーズ JRA最優秀2歳牡馬

数多くの人に愛された名馬ドウデュース

父ハーツクライの最高傑作とも呼ばれる程の活躍を見せた訳ですが、デビュー前から期待を寄せられていた訳ではありませんでした。

キーファーズ松島オーナーは武豊騎手と20年来の友人で、武豊騎手からの薦めで馬主になりました。

当然、相馬眼が優れている訳でもないので、自分の直感で仔馬を購入。

そんなある日、購入した競走馬が怪我でデビュー断念を余儀なくされました。

ここでノーザンファームが代わりとなる競走馬を数頭用意してくれる事になり、この中にいたダストアンドダイヤモンズの2019、ドウデュースと出会ったのです。

そんなドウデュースは2歳時に朝日杯FSを制覇し、オーナーへG1初勝利をプレゼント。

皐月賞では敗れるも、逆襲の日本ダービーでG1を2勝目。

4歳秋は主戦騎手の武豊騎手が怪我で乗れず成績が振るわなかったものの、有馬記念で人馬共に復活。

そして迎えた2024年シーズンは春に2連敗し、全盛期も過ぎたと囁かれていました。

しかし、秋初戦で迎えた天皇賞秋ではG1競走史上最速の上がりとなる32.5で14頭をごぼう抜き

続くジャパンCでも32.7の上がりで12頭を抜き去って2連勝、いよいよゼンノロブロイ以来20年ぶりの秋古馬3冠へリーチ。

しかし、枠順も決まった出走2日前に「右前肢ハ行」がわかり、急遽出走取消。

夢半ばで終わってしまった事は心残りかもしれません、しかしながらドウデュースが無事に引退できた事が1番だと思います。

他のランキング上位馬よりも成績は綺麗ではないでしょう。

それでも最強馬イクイノックスを倒して3歳の頂点に立った、G1史上最速の上がりを見せた末脚。

私はこの2つだけでも文句なしで、ドウデュースはランキング5位ランクインだと思います!

【第4位】アーモンドアイ

アーモンドアイ

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
アーモンドアイ(牝) ★★★★★★★★★★ 15戦11勝【11-2-1-1】 9勝 15億1,956万円 18’20’ジャパンC ロードカナロア
フサイチパンドラ
ノーザンファーム 国枝栄 シルクレーシング 18’20’年度代表馬

短距離を中心に活躍したロードカナロアの初年度産駒アーモンドアイ

史上5頭目の三冠牝馬となって迎えた18年ジャパンC(G1)では、古馬の一線級が揃う中で3歳牝馬ながら単勝オッズ1.4倍の圧倒的な人気を集めました。

そんな人気に違わぬ走りで初対戦の古馬たちに胸を借りるどころか好位抜け出しの横綱相撲で快勝。

2400mを競馬史上最速2分20秒6の世界レコードで駆け抜けて競馬ファンを震撼させました。

その後も海外挑戦や国内G1での勝ちを積み重ねて迎えた2020年ジャパンC。

無敗の牡馬三冠を達成したコントレイル、牝馬三冠のデアリングタクトとの三冠馬対決が実現。

日本競馬史に残る伝説のレースを1馬身1/4差で制し、自らの引退レースに華を添えました。

アーモンドアイが記録したG1・9勝は史上最多。

これまで並み居る強豪牡馬でも達成できなかった大記録を樹立したアーモンドアイは、今後も最強牝馬として語り継がれていくでしょう。

【第3位】オルフェーブル

オルフェーブル

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
オルフェーブル(牡) ★★★★★★★★☆☆ 21戦12勝【12-6-1-2】 6勝 13億4,408万円 11’13’有馬記念 ステイゴールド
オリエンタルアート
社台コーポレーション 池江泰寿 サンデーレーシング 11’年度代表馬

史上7頭目の三冠馬オルフェーブル

凱旋門賞でも2年連続で2着入線を果たすなど世界レベルの強さを見せつけました。

最も印象に残るレースは、やはり2012年のG2阪神大賞典。

レース終盤の3コーナー手前で失速したオルフェーブルは後退、故障発生かと思われましたが、コーナーに差し掛かると再び進出を開始。

そのレースで他馬に騎乗していた騎手達は誰もが、レースを中止していると思っている中でオルフェーブルが戻ってきた事にかなり驚いていたようです。

結果的には2着と破れたものの、伝説の阪神大賞典として今も語り継がれています。

引退レースの13年有馬記念では8馬身差を付ける圧勝劇をみせ、「強すぎる」「もっと見たかった」など競馬ファンに強烈なインパクトを残して惜しまれつつターフを去りました。

種牡馬としてはマルシュロレーヌ・ウシュバテソーロと海外の大レースを制覇した産駒を輩出しています。

【第2位】ディープインパクト

ディープインパクト

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
ディープインパクト(牡) ★★★★★★★★★★ 14戦12勝【12-1-0-1】 7勝 14億5,455万円 06’ジャパンC サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ノーザンファーム 池江泰郎 金子真人ホールディングス 05’06’年度代表馬

史上2頭目の無敗の3冠馬となったディープインパクト

競馬を知らない方でも1度は耳にしたことのあるという人も多い、最強かつ有名な馬になります。

ディープインパクトの走りは「飛んでいる」と称され、主戦を務めたレジェンドジョッキー武豊をも虜にしました。

デビュー時から完成された走りを見せ、6連勝でクラシック三冠を達成。

古馬となってからも圧倒的な強さを見せたディープインパクトの通算成績は14戦12勝

国内で唯一敗れた有馬記念において、ディープインパクトに先着したハーツクライはこのレースがきっかけで種牡馬入りするほどでした。

種牡馬となってからもコントレイルやジェンティルドンナといった名馬を数多く輩出し、2012~18年まで7年連続でリーディングサイアーを獲得。

頸椎骨折で急死してしまいましたが、亡くなってから5年たった今でも後世に語り継がれる名馬なのは間違いないでしょう!

【第1位】イクイノックス

イクイノックス

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
イクイノックス(牡) ★★★★★★★★★☆ 10戦8勝【8-2-0-0】 6勝 22億1,544万円 23’ジャパンC キタサンブラック
シャトーブランシュ
ノーザンファーム 木村哲也 シルクレーシング 22’年度代表馬

長年最強馬の座に君臨していたディープインパクトよりも強い馬として有名になったイクイノックス。

史上最多G1・6連勝や芝2000mでの世界レコード、史上最速5戦目での古馬G1制覇など数々の記録を打ち立てました。

常に世界最強を証明し続ける圧倒的な走りは競馬ファンに強烈なインパクトを残しました。

引退まで僅か10戦ながらも獲得賞金は歴代2位、2023年3月にはワールドベストレースホースランキングで1位になった功績もあり、文句なしで歴代最強馬と言いきれます。

今後は種牡馬として自身よりも強い馬を輩出し、日本競馬界に貢献してくれることでしょう。

下記ではイクイノックスの競走成績や引退後の情報を詳しく掲載しているので、気になる方は是非ご覧ください!

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歴代ダート最強馬ランキングTOP3

芝の歴代最強馬紹介が終わったところで、ここからは歴代ダート最強馬の紹介に移っていきます。

近年は日本から海外の舞台へ活躍を移す競走馬も増えてきており、高額賞金レースも数多くなりました。

そんなダート競走における最強馬は一体どの馬なのか。

ランキングへ移っていこうと思いますが・・その前に。

大前提として、歴代ダート最強馬のランキングも以下の項目で進めていきます。

  • 通算成績
  • G1勝利数
  • 勝率・連対率・複勝率
  • 通算獲得賞金
  • WBHR最高順位 
  • 戦った相手関係

従って、昔から競馬を嗜んでいる人なら、気になる馬がいるはずです。

そう・・・クロフネです

クロフネダート最強馬

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
クロフネ(牡) ★★★★★★★★★★ 10戦6勝【6-1-2-1】 2勝 3億7,023万円 01’ジャパンCダート フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
Nicholas M. Lotz 松田国英 金子真人 01’最優秀ダートホース

近年競馬を知った・始めた人にとっては知らない競走馬かもしれませんが、実はこのクロフネ・・・。

2025年3月現在でもダートのレコードタイムを2つも所持しています。(ダート1600mとダート2100m)

たった2戦しか走っていないダート競走で2度のレコードを叩き出し、日本馬初のドバイワールドC制覇まで期待を持たせてくれた名馬。

屈腱炎でその夢こそ叶いませんでしたが、ファンの間では「間違いなく世界を獲っていた」とまで言わしめる程の強さを見せてくれました。

レコードタイムの1つであるダート1600mにおいては良馬場で出しており、走破タイムである1.33.3はまさに破格の時計。

近代競馬でレコードが更新されていく中で、良馬場では1分33秒台はおろか34秒台前半すら出る事が稀なのです。

こういった背景から20年以上が経った今でも「クロフネがダート最強馬だ!」と語り継がれる所以です。

しかし、今回のランキング基準ではG1勝利数や獲得賞金なども含まれているため、クロフネは残念ながらランク外となります。

私自身クロフネは最強だと思っていますが、最近ではそんなクロフネを超えるかもしれないダートの新星も登場。

今と昔を比べるのはなかなか難しいモノもある中で、悩みに悩んで作成したダート最強馬TOP3をご覧ください。

【第3位】ヴァーミリアン

ヴァーミリアンダート最強馬3位

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
ヴァーミリアン(牡) ★★★★★★★★★☆ 34戦15勝【15-5-1-13】 9勝 11億3,285万円 07’ジャパンCダート エルコンドルパサー
スカーレットレディ
ノーザンファーム 石坂正 サンデーレーシング 07’最優秀ダートホース

中央・地方合わせて9つのG1勝利を挙げたヴァーミリアン。

3歳春には皐月賞で芝の最強馬2位にランクインしたディープインパクトとも勝負を繰り広げています。

そんなヴァーミリアンが本格化したのは5歳になってからと晩成型でした。

年明けの川崎記念(Jpn1)でG1初勝利を飾ると、一気にドバイワールドカップへと挑戦。

結果は4着でしたが、帰国して休養を挟んだ秋はJBCクラシック・ジャパンCダート・東京大賞典とG1を3連勝

翌年のフェブラリーS(G1)も制覇してドバイワールドカップへとリベンジしますが、ここは残念ながら12着に敗れてしまいました。

その後はJBCクラシック3連覇などの活躍を見せて、ダート競走での強さを見せたヴァーミリアンは8歳で引退。

カネヒキリ・サクセスブロッケン・フリオーソなど当時ダートを牽引していた競走馬と激しい戦いを繰り広げていたのが今でも印象的な1頭です。

【第2位】カネヒキリ

カネヒキリダート最強馬2位

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
カネヒキリ(牡) ★★★★★★★★★☆ 23戦12勝【12-5-1-5】 7勝 8億1,629万円 05’ジャパンCダート フジキセキ
ライフアウトゼア
ノーザンファーム 角居勝彦 金子真人 05’最優秀ダートホース

ダート最強馬2位にランクインしたのはカネヒキリ。

3位にランクインしたヴァーミリアンとは同世代ですが、ヴァーミリアンと違ってダート路線に切り替えるまでは早かったです。

3歳春の時点でダート路線に転向したカネヒキリは7月のジャパンダートダービー(Jpn1)と9月のダービーグランプリ(Jpn1)を制覇してダート2冠を達成

その後もジャパンCダート・フェブラリーSを制覇してダートG1を4連勝。

勢いそのままにドバイワールドカップに挑むも結果は4着と悔しい結果に終わりました。

帰国後は帝王賞2着後に屈腱炎を発症してしまい、2年ぶりの復帰レースとなった武蔵野Sでも9着で一度は「終わった」などと囁かれた中で迎えたジャパンCダート。

人気は4番人気に甘んじたものの、直線では好位から抜け出し当時国内G1を6連勝中だったヴァーミリアンやメイショウトウコンを押さえて見事に優勝

屈腱炎を乗り越えて復活のG1制覇を果たしただけでなく、年末の東京大賞典(Jpn1)と年明けの川崎記念(Jpn1)と3連勝。

砂の王者へと返り咲いたかにも思われましたが、その後は馬券内こそ外さないものの勝ちきれない競馬が続いて引退。

怪我を乗り越えてG1を7勝した実績、3位のヴァーミリアンとの直接対決では負けがない事から2位に選出させていただきました。

【第1位】フォーエバーヤング

フォーエバーヤングダート最強馬1位

馬名(性) 評価(★10満点) 通算成績 G1勝利数 獲得賞金 主な勝鞍 血統(父・母) 生産者 調教師 馬主 主な表彰歴
フォーエバーヤング(牡) ★★★★★★★★★★ 10戦8勝【8-0-2-0】 4勝 21億9,350万円 25’サウジC リアルスティール
フォエヴァーダーリング
ノーザンファーム 矢作芳人 藤田晋 24’JRA特別賞

映えあるダート最強馬ランキング第1位は今やその名を知らない競馬ファンはいないであろう、フォーエバーヤング

デビューから3連勝で全日本2歳優駿(Jpn1)を制覇すると年明けからすぐに海外へと舞台を移します。

サウジダービー(G3)・UAEダービー(G2)と海外でも強さを見せ、3歳ダートの世界最高峰ケンタッキーダービー(G1)でも3着と大健闘

秋は国内ダート3冠の最終戦ジャパンダートクラシックを制覇して、世代に敵なしを証明して再び海外挑戦。

ダート競走本場のアメリカでケンタッキーダービーのリベンジとばかりにBCクラシックに挑むが、こちらも3着と惜しい結果になりました。

年末の東京大賞典ではウィルソンテソーロ・ウシュバテソーロといった古馬を撃破し、迎えた2025年2月23日。

世界最高賞金レースのサウジCへと挑戦し、1番人気に推されます。

このレースには芝中距離で世界最強とまで言われるロマンチックウォリアーが参戦する豪華メンバーとなりました。

レースでは3コーナーから4コーナーにかけてロマンチックウォリアーが抜け出し、直線では2馬身後ろから追いかける形に。

誰もがロマンチックウォリアーの押し切りと思う中、残り150mからフォーエバーヤングが猛追。

最後の最後に差し返したフォーエバーヤングが人気に応えて見事にサウジCを制覇しました

3着に入線した2023年のドバイワールドC覇者のウシュバテソーロまではなんと10馬身以上の差があり、間違いなく世紀の1戦とも言えるレース。

そんなサウジCを勝ち切ったフォーエバーヤングの次なる目標は前人未踏のドバイワールドCとの2冠。

サウジCとドバイワールドCを制覇した競走馬は未だ存在しておらず、ここを制覇すれば間違いなく世界最強のダート馬の称号を手にするでしょう。

まだまだ進化の途中とまで思わせてくれるフォーエバーヤングの今後の活躍に期待したいと思います!

ジョッキーが選ぶ歴代最強馬は?

続いてご紹介するのは「ジョッキーが選んだ歴代最強馬」です。

歴代最強馬について議論される時は、基本的に競馬評論家やファンへのアンケート、ランキングを掲載しているサイト独自の目線で順位付けされていることがほとんど。

ですが、実際に騎乗しているジョッキーからの評価は貴重かつ信憑性があり、どのサイトでもランクインしていなかった馬が選ばれるなんてこともあります。

そこで、上記の最強馬ランキングには掲載していない馬を雑誌やテレビ取材でのジョッキーのコメントを元に3頭紹介していきます!

武豊:サイレンススズカ

サイレンススズカ

最初に紹介するのは、レジェンドジョッキー武豊が認めた最強馬サイレンススズカ

武豊騎手は「騎乗した馬で1番強かった馬はどの馬か?」という質問に対しては、基本的に具体的な名前を挙げることはありません。

そんな中で唯一、ディープインパクトでも負かせない馬として名前を挙げたのがサイレンススズカでした。

サイレンススズカの通算成績は16戦9勝

G1での勝利は98年宝塚記念のみと突出した成績は残していませんが、「大逃げ」のスタイルで多くの競馬ファンを虜にしました。

中でもサイレンススズカの代表的なレースとして有名なのが、98年の金鯱賞(G2)。

この日もスタートから逃げのスタイルで先頭に立つと、最後までその勢いが衰えることは無く後続に11馬身差を付ける驚愕の走りを披露しました。

武豊騎手が認めた最強馬サイレンススズカは記録以上に記憶に残る馬として今後も語り継がれていくでしょう。

福永祐一:シルバーステート

シルバーステート

次に紹介するのは、2023年に引退した福永祐一氏が最強馬として名前を挙げたシルバーステート

この馬はわずか5戦しか走っていませんが、走ったレースのインパクトが強いことから「幻の最強馬」と言われています

通算戦績は5戦4勝。勝利した4つのレース全てでムチを一度も入れることなく完勝。

主戦だった福永祐一氏は、デビュー前の調教の段階から「日本ダービーが狙える」と周囲に漏らしていたそうです。

G1勝利確実と言われながら屈腱炎のため、わずか5戦で引退を余儀なくされましたが怪我なく走れていれば、その強さはディープインパクトにも匹敵するものだったかもしれません。

川田将雅:ナリタブライアン

ナリタブライアン

日本人最強騎手と言われる川田将雅騎手が名前を挙げたナリタブライアン

「シャドーロールの怪物」の相性で親しまれ、平成最初のクラシック三冠馬となっています。

古馬となってからは怪我に苦しんで思うように勝てませんでしたが、3歳時までの成績はナリタブライアンが最強という競馬ファンも多いようです。

確かにクラシック三冠時の合計着差は15馬身半。

ディープインパクトが9馬身半だったことを考えると、ナリタブライアンの凄さがお分かりいただけるでしょう。

※2023年12月時点ではイクイノックスが最強と回答。

安藤勝己:キングカメハメハ

最強馬安藤勝己キングカメハメハ

最後に紹介するのは、地方笠松競馬から中央へ移籍し1111勝の勝ち星を積み重ねたアンカツこと安藤勝己騎手が名前を挙げたキングカメハメハ

安藤勝己騎手と言えばで名前が挙がる競走馬と言えばダイワスカーレットが有名ですが、安藤騎手曰くキングカメハメハの方が印象に残っていると語っています。

JRAへと移籍して僅か2年目で安藤騎手をダービージョッキーへと導いたキングカメハメハ

NHKマイルCからの変則2冠を達成した力には安藤騎手も『誰が乗っても勝っていた』と言わしめる程でした。

8戦7勝と夢半ばで引退した同馬ですが、順当に走っていればどれ程の成績を残していたのか気になる名馬なのは間違いありません。

最強馬に関するQ&A

最後に、競馬予想サイト解体新書宛に届いた「最強馬」に関するQ&Aを下記にまとめました。

Q1
世界で1番強い馬は?
2023年11月に国際競馬統括機関連盟から発表されたロンジンワールドベストレースホースランキングではイクイノックスが1位となっています。ただ、イクイノックスが2023年12月に引退を発表しているため、2位の凱旋門賞馬・エースインパクトが事実上世界で1番強い馬と言えるでしょう。
Q2
現役最強の馬は?
現役最強馬イクイノックスが引退したことで、最強馬が不在となった日本競馬界。そこに名乗りを挙げそうなのは牝馬三冠のリバティアイランドや有馬記念を制覇したドウデュースとなるでしょう。
Q3
2023年の最強馬は?
2023年の最強馬はG1・4連勝のイクイノックスで間違いないでしょう。

歴代最強馬まとめ

今回は歴代最強馬ランキングTOP10をご紹介しました。

ランキングに皆さんがお気に入りの名馬や名前を聞いたことがある馬は含まれていたでしょうか?

もし名前を知らない馬がいた場合は、その馬の過去レースを動画サイト等で見てみてください。

歴代最強馬にランクインするほどの馬のレースは、競馬ファンであれば1度見ておいて損はありません。

また、近年の日本競馬のレベルはイクイノックスを筆頭に向上し続けています。

今後、ディープインパクトやアーモンドアイといった歴代最強馬を超える馬が出てくるはずなので、期待しておきましょう!

この記事に寄せられたコメント

投稿者:競馬マスター

ドウデュースランク入りしてるじゃん
有馬記念で勝ってれば3位には入ってたな

投稿者:匿名
やっぱり…

サイレンススズカが1番!!!!

投稿者:匿名

普通にイクイノックスかな

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